遊戯王では今までミラーマッチと言うものが非常に楽しいものでした。というのも遊戯王ではこういったエクストラなどがかぶっている場合、デッキパワーや構築とプレイングで勝つと言う印象が強かったためです。
ですが、この浮幽さくらのせいでですね。ろくにミラーマッチを気楽に行えなくなったではありませんか!と言うことです。更にいえば、ダンテや彼岸などのデッキはもちろんのこと、今までエクストラに頼っていたデッキが1強になった場合は即座に使うことも出来るので非常に有用なカードになった反面。
使わないデッキにも高価なエクストラデッキを作るしかなくなった
というデメリットも生み出しています。
まぁ、その点は後において置くとして今回は浮幽さくらのカード考察です。このカードも幽鬼うさぎの二の舞になりそうなカードになるのかも・・・。
遊戯王 幽鬼うさぎ(スーパーレア) クロスオーバー・ソウルズ(CROS)シングルカード CROS-JP033-SR
■ 浮幽さくら ってどんなカード?
浮幽さくら
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守1800
「浮幽さくら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。
その後、相手のエクストラデッキを確認し、
選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
鬼っぽい効果はまさに鬼畜の所業として有名だったあの幽鬼うさぎの2枚目のイラストアド&環境変化カードですね。今回は浮遊霊っぽくどこかにデッキにこっそり入って悪さをしそうなカードでもあります。浮幽さくらって事は完全に幽霊の名前が関連してそうなんですけどこれ次ジバニャンっぽいの来るんじゃないですか!?
うさぎ・・・さくら。うっ頭が・・・。
一応アンデッド族なので、アンデッドのサポートは一応受けることも出来ます。ただ緊急テレポートを打てるほうのうさぎの方が利点は多そうですが、たぶんチューナーとしての役割よりもエクストラデッキのカードをどうするかという点ではこっちに分があるのではないでしょうか。
《浮幽さくら》に関しては同意する点で、エクストラデッキを中心としたデッキのミラーマッチは本気で詰むと言うことが分かりました。多分ですけど、シンクロンやRR。幻影騎士団。そして彼岸はこれ1枚で結構な痛手を背負うことになります。
???「まずい・・・まっさきにやられてしまう・・・。」
なんせこっちは
エクストラを確認するだけで良い
ので、帝のようなとりあえず真帝王領域を張る系のデッキでは効力を持ちませんが、エクストラデッキに数枚入れておくだけで壊滅できる以上サイドデッキに投入される可能性は大いにあります。先行げーとかにもならず、
相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合
という文面が結構効いてます。先に展開したら相手がさくらを持っているとオワタwwwみたいな事になるかも。チェイン除外とかもデッキによっては痛い。
また、ホープザライトニングのようなパワーカードのフル投入も今後は見かけなくなるでしょう。
1強と言うEMEmの二の舞をこれで防げたと言うわけでも無いんですが、こういったカードは今後非常に強くなることはあると思います。出たら負けという意味でも出せば抑止力になりますからね。
また、身内環境ではダークマターの連続エクシーズを止めれるカードとしても採用されると思います。 自分も入れないと駄目なんですけど!!
■ 《浮幽さくら》ってほかにどんな使い道があるの?
とまぁ、ここまではどこの人も言ってそうな内容なのでここからは実用性はあまり無いことを探してみることにします。
エクストラのカードを飛ばせると言う意味では、今後機会族で怖かったキメラテックフォートレスを先に飛ばすことも出来ます。今まではクリフォートを除くすべての機械族が血の涙を流していたあのカードを今後はふゆうれいが退治してくれます(笑)
いやーいい時代になったもんだ。先に打てばこっちはフォートレス打ち放題だー(白目)
こういったカードの登場はミラーでも機械族という区分でなので今の環境ではあまり見かけないと思いますが今後流行ればフォートレスも入れる場合が出てくるんですよね。
インフィニティとかプトレの時にどうして出ていなかったのか・・・。
また、エクストラデッキを除外すると言う効果なのでスキヤナーを投入しエクストラデッキのカードをコピーして押収すると言う手もあります笑これは一度やってみたいことですねー。機会複製術を入れて【さくら除外ビート】なんてどうですか?
また、 スキヤナーでビートする時代が始まったのか・・・。私は最初ドラグニティ・トライデントで落としてDDクロウで除外してたのに。。。涙
またまた、相手がミラーマッチの場合即座に狙い撃ちできるようになったのでダイナスターPなどのラスターP系統のカードがちょっと向かい風になりましたよね。実際汎用性のあるカードはすべてこれでメタれるので、今後融合やシンクロに関しても痛手になるのは明白のようです。
怖いことに今回の遊戯王では、とりあえずラスターP系統が入るなどのカードはことごとく最初に飛ばされそうですが、本当のエースを見極めないと1枚のアドはきついと思います。やったぜ!と思いきやという展開もありますし、ここではダイナスターPを先に屠る方が得策?
あと思い出した。あのにっくきレベル5以上の最大の悪夢と言われたあのヴェルズオピオンもこれで先に飛ばせます〔暗黒微笑〕これは友人に報告せねば・・・。
とまぁ、実際《浮幽さくら》ってエクストラでこれきついなーと思ったカードはすべて除外できるんですよ。しかもエクストラなので蘇生も出来ないので、異次元からの埋葬とか、ネクロフェイスなどを使わないと再利用は出来ないわけです。
こういう面も考えると優秀だなーと思えるのですが、HEROでもあるように除外されているカードを対象に融合召喚をするデッキもあるので一概に飛ばせばいい!!って環境にもならない場合が今後出てくるのでしょう。まーたHERO優遇か
■ 《浮幽さくら》の使うタイミングが重要になった。
まぁ、ものすごく書き進んでいるのでもう一度効果をおさらいします。長文なのでいつもすいません・・・。
《浮幽さくら》チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 0/守1800
「浮幽さくら」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
ここから噛み砕くんですが、①の効果はこんな感じ。
①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。
その後、相手のエクストラデッキを確認し、
選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
という事なので、初手で展開すると先に《浮幽さくら》を使われちゃうって書いてあるんですよね。なのでEMEm初期展開のようなとりあえず展開は無謀な策になりそうですし、今後のエクストラは、どうなるかは本当に悩みどころ。でも《浮幽さくら》が出てきたところで1つ防げてもルートがいくつもあれば大丈夫なのでそこらへんは安心できそうですね。
シンクロ召喚ではクェーサー以外にもシフルという選択肢も出てきましたし、レベル9でトリシューラという選択も出来ます。臨機応変に相手の状況から何をほしいのかを見極めないと《浮幽さくら》の本当の力は発揮できないのかも。
チェインを出すのか、それとも・・・?
■ 《浮幽さくら》が出てきて得をしたのは帝ではない!?
で、この《浮幽さくら》が登場して一番活気なのはどこのデッキでしょうか。多分ですが帝と答える人も多いと思いますが多分それは半分間違い。というのもエクストラデッキを使わないデッキで真帝王領域があるためです。
そもそも封じれば問題は無い!!と言うわけですね。
となると問題はほかにどのデッキがうれしくなっているかという事なんですが・・・。私は微妙に今度のストラクチャーデッキRの子が喜んでるんじゃないかなぁ笑だってあのデッキは最上級とは言えども
- ・デッキ内のモンスターで十分。
- ・シンクロやエクストラも一応枠がありそう。
- ・光と闇属性なのでカオスに定評のある(ry)
じゃないですか。
でも、環境に入る可能性はあるのかなぁ。多分エクストラもちゃんと使えて素が使うとなるデッキって今はこれが一番当てはまる気がします。【強いとは言ってない。】
それではノシ
予約トレカ(遊戯王)遊戯王OCGデュエルモンスターズ ストラクチャーデッキR -巨神竜復活-
追記。
遊戯王公式より気になる回答がありました。
いわゆる表側表示のエクストラは対象に入るのかということですね。
Question
「浮幽さくら」の『①:相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードを手札から捨てて発動できる。自分のエクストラデッキのカード1枚を選んでお互いに確認する。その後、相手のエクストラデッキを確認し、選んだカードの同名カードがある場合、その相手の同名カードを全て除外する。この効果は相手ターンでも発動できる』モンスター効果の処理が行われる場合、自分のエクストラデッキから選んでお互いに確認するカードとして、自分のエクストラデッキに表側表示で存在する「マジェスペクター・クロウ」を選ぶ事はできますか?Answer
「浮幽さくら」のモンスター効果を発動し処理を行う場合に、「浮幽さくら」のモンスター効果を発動したプレイヤーが自身のエクストラデッキから選ぶカードは、表側表示のカードでも裏側表示のカードでも構いません。したがって、質問の状況のように、自分のエクストラデッキに表側表示で存在する「マジェスペクター・クロウ」をお互いに確認し、処理を行う事もできます。
(例えば、相手のエクストラデッキのカードが全て裏側表示のカードだった場合などは、相手のエクストラデッキには同名のカードが存在していない事になりますので、相手のエクストラデッキのカードを全て確認して処理を完了する事になります。)
結論としては入るみたいです。
なおさら、ミラーが恐ろしい時代になりますね。