今回の話題は白緑メタリカについての話題です。まい。から白緑メタリカに付いて色々と調べといてーって言われたので、色々とデータを送るためにカード考察を踏まえて話したいと思います。
元々このサイトの方がデュエマ暦長いんだから頑張らないと・・・と思いつつ、メタリカって緑とあったっけ?というのが正直な感想でした。
元々デュエルマスターズでは、ジョーカーズはコンセプト的に強力な感じでしたが、白緑メタリカデッキはその中でも無色以外の噛み合いを意識しないで組める良デッキとなっている事に気づき色々と調べてみると、『大量のドロー』と『大型がでるまでの妨害を活かす』デッキとなっている印象。
そしてキーカードである《ジャスト・ラビリンス》なんかも普通に高騰しておらず、おいおい。これってどうなのよ?っていう話まで私の頭の中では膨れ上がっている始末でして(笑)
その中で、今回白緑メタリカデッキについて色々とまとめておく事にしました。
そもそも白緑メタリカって何?
白緑メタリカデッキとは主に、メタリカをコスト軽減してくれる《一番隊 クリスタ》などで始まり、大型クリーチャーで制圧&数で圧倒するという使い手の構築によって非常に分かれるデッキです。
やってる事は、相手の動きを徹底的にメタれるメタリカ(別にギャグで言ったつもりは無い)というクリーチャーで相手の動きを止めつつ、こちらはコンボカードを大量ドローが可能な《ジャスト・ラビリンス》で回しつつドンドンカードを回収したような回し方のようでして。
なんだ!じゃあ白緑メタリカって普通のメタビートじゃんか!
って思っている人もいますが、それは結構甘いかもしれません。と言うのも、メタリカには『デュエルマスターズでのシステムを壊すマナ加速封じ』を2・3t辺りから投入してきた為です。
■ 白緑メタリカデッキの強み 初動から《DG~裁キノ刻~》等から始まる数々のメタカードの応酬なのに速攻でコンボを決めれる点。
白緑メタリカデッキでは主に興味深い点として『最初の時点で相手の動きを封じるカード』が多い事にあります。
今まで、2ターン目では昨今のデュエマのデッキ上、『強い2マナで動けるカード』を出して牽制していくのですが、白緑メタリカデッキでは緑も含まれているので《デスマッチ・ビートル》というコスト踏み倒しカード等をたくさん入れれる点があります。
マナレシオ以前の問題で、普通にそれを封じてその間にクリーチャーを並べていく・・・白緑メタリカの本質はそこにあるような気がします。
なので初心者が握っていても『あ、このデッキにはこのカードが刺さりそう』ってカードを出せるレベルで相手を牽制してしまえるのがポイント。相手がマナ加速をするのであれば、マナ加速を封じる《DG~裁キノ刻~》を2ターン目で出しても良いし・・・っていう特徴を活かしやすい点が高評価でした。
いままでこういった二ターン目からのマナ加速封じはいままでいなかったのかというとそうではなく、《倍返し アザミ》等ちゃんといます。
しかし、多色でなく3ターン目に入る前にきっちり止めている点は、もし先行で動いた場合『相手のフェアリー・ライフすらも止めてしまう』脅威を感じますし、そもそもそんな2マナで動けるカードをポンポン入れていけるデッキが存在してしまったんですよね。
そして、2マナでこういったカードを出しておくと、相手はマナ加速に依存しているデッキだと『2・3ターン相手に渡す』事になります。
その間にこっちは、4マナで既に『勝負を決める事が出来る』ので、相手からすれば『何をしているのか分からずに勝負が決まる』事もザラっていう地獄絵図が出来上がります。2ターン目より動けるクリスタが既に弱いと感じるほどのレベルで、相手にとっては訳が分からないよ⇒そのまま相手の場に何も出来ずにクリーチャーが並んでいる⇒対策が不可能。
という回し方が出来る様になっています。
理想的な動かし方の一例ですが
2ターン目《DG~裁キノ刻~》を召喚。⇒相手はマナ加速出来ない!
3ターン目に《一番隊 クリスタ》を召喚。⇒相手は2・3マナでどちらかを除去しないと終了。
4ターン目に《ベイB ジャック》を召喚。残ったマナで色々とクリーチャーを出していき・・・大型クリーチャーで終わる。
なんていう事が出来てしまいます。
これはいわゆる【バッシュギヌス】に似た速度なので、いずれは規制される運命でしょうから数ヶ月を耐え抜けば問題なさそうな印象でした。そんなメタ発想でいるんですけど、やっぱり《ベイB ジャック》みたいなカードは生み出しちゃ駄目なんですよ。きっと。
■ 白緑メタリカデッキの強み その2 なぜ白緑なのか。2マナから3マナにかけて動ける有力なカード達。
さて、白緑メタリカデッキに関して緑をなぜ入れるのかと言うと、メタリカに大型クリーチャーを出させることが出来る様になったという《ベイB ジャック》。数で攻めるデッキにおいて『焼かれるメタ』を返せる《革命のD ビッグバン・フェスライブ》等のカードと相性が良いからだという事です。
先ほどの回し方でもデスマッチ・ビードルが強いと思えたのですが、その中で数々のコメントを見るとバーナインが強い・ドロソが強いって話を良く聞きます。それらのカードを一度見てみて白緑メタリカの回し方を見ていきましょう。
まず、《龍装者 バーナイン》ですがこのカードの特徴はメタリカを出すだけでドロー出来ます。これと《ベイB ジャック》を合わせるとあら不思議。2マナのメタリカを出すだけでドローとクリーチャーを永続的に出し続けられます。
勿論盤面に《一番隊 クリスタ》がいれば《龍装者 バーナイン》すらも永続盤面出しの玉+ドロー追加という悪夢が出来てしまっているのが現状です。
バーナインは4マナではありますが、コスト軽減を踏まえれば3ターン目に出せます。ちょっと遅い場合も含めれば3ターン目にジャックとかを出せれば良いんですけどちょっと怖いかなぁ。
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と、これであれば他のデッキでも出来そうな予感がします。
例えば青緑ムートピアとかでもいけるんじゃないか。と思ったんですよ。すると既にそういう考察はあって、結構考案されているんですが・・・圧倒的に白緑が注目されているのはそのドローソースとメタを張れる下級クリーチャーが大量にいる事です。ここで遂に『メタリカ本来の強み』がジョーカーズを上回ると確信したような気がしました。
まず、3マナでは《奇石 タスリク》。このカードは、純粋に相手の唱える呪文が2マナ多くなるというメタカードです。相手の呪文を遅くするほか。フリーデュエルでは多い『超次元ホール』等のメタなどを果たしてくれる超便利なカード。筆者もお気に入りの一枚です。
しかも、このカードは自分の呪文コストを多くしないので、ジャックに対してもし呪文を使う場合でもまったくもって影響が無いのです。
もし、《DG~裁キノ刻~》とこのカードがいれば『マナ加速できず、呪文が2コスト重い状況』を作り出す事が出来ます。まさにラスボス級の強さです。
更に呪文を規制しないという事は今回の《ジャスト・ラビリンス》と《攻守の天秤》を難なく組み込める事にもつながっています。
《攻守の天秤》は、普通に見てみるとデメリットカードの要にしか見えません。自ターンに自分のクリーチャーをアンタップして何になるのかと考えてしまう効果ですが、お気づきの通り、ジャックのマナコストとして活用が出来てしまう点が見え隠れしていますね。
更に言えば、呪文もコストも3でありマナ回復の隙も4ターン目であったりしている点は見逃せないでしょう。
4ターン目で・・・って話を延々としている感じがしますが実際は5ターン目であっても、6ターン目であっても・・・な話。
こういった部分から大型に繋げられたらたまったもんじゃありません。
モアイランド一枚でもう呪文も封じられれば、相手はサレンダーするしかないって事ですね。
ただこのデッキに関して思うことは『ジャックの規制で強さが半減する』って事。つまり公式的にも猿ループがある中でループを嫌う公式が規制をかけない訳がないって話です。
しかしそれでも白緑メタリカが弱くて話にならないという訳ではありません。マナ加速を封じ、動きを止めた上での攻める姿勢を出来る様になっているので単純に強いと思えるんですよね。
が、ジャック君。君はやりすぎた
って話でしょう。という訳で白緑メタリカの回し方の話でした。このまままい。に渡しておこうと思います。
(´・ω・`)風邪大丈夫かな?
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