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墓守デッキの回し方・動かし方と優勝デッキ・入賞デッキの変化を見る。王家の眠る谷ネクロバレーは現代に刺さるのか。

墓守に新規が登場。2018年以降の墓守デッキ等の流れを確認してみる。

 

除外を封じるなど過去の凶悪カードは次の環境メタの系譜となる。

遊戯王/ノーマルパラレル/20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE20AP-JP022 [Nパラ] : 王家の眠る谷-ネクロバレー

最近の遊戯王は懐かしいカードをプッシュする事が多いですが、その中で一時期大きく環境に名乗りを上げた?墓守デッキが遂に新規カードを引っさげて登場する事となりました。特にその象徴となったのは《王家の眠る谷-ネクロバレー》。これも今回の新規のサンダー・ドラゴンの一部のメタカードとして活用できる特徴もありますし墓地のカードの効果等を無効化して戦えるというメタビート的な特徴があるカードなのです。

 

 

しかし良い話ばかりではなく、《王家の眠る谷-ネクロバレー》自身も「墓地で発動・適用したりする効果。また、墓地の自身以外に干渉しない効果」は無効にならなかったというデメリットがあり【暗黒界】デッキでも活躍したという良いとこ取りなデッキも出来上がった程でした。

また暗黒界と言えば昨今新規で登場したdangerとの相性の良さもあって今後強化されるデッキでもあるので確実に全ての穴を埋めてくれるデッキという訳でもない。そんな中で融合の新規を渡されてしまった墓守。言ってしまえば既存の動きとシナジーがあるのかも分かりづらい彼らの今後は如何に。

現在の墓守デッキの特徴は。

既存のデッキコンセプトの流行に乗ってしまうほうが環境では勝てる事の方が多い。

 

 

墓守デッキと言いつつも実際はメタビートであるほうが多いというのが現在の墓守。言ってしまえば墓守デッキという傍らではあまり純構築が構築出来ないというのがお悩みでもあるようだ。墓守デッキの中心カードとなるカードも10期ともなると弱くて番兵であっても「モンスターを手札に戻すリバース」効果のみ。また、 そういう意味では今の環境の場合「制圧効果を持ったカードを入れる」のが定石となってしまうので勝ちを狙う場合は墓守は最小限しか入れないという試みになってしまう――。

展開力に関してはお世辞にも強いとは言えないのだ。

そんな流れがある中で純構築の墓守を作ってやろうと意気込む人がいたらある程度墓守のカードを知ってないと組むのは難しい。そもそも今回のサンダー・ドラゴンみたいな環境真っ盛りの強化テーマがいるという状況も忘れてもいけない。かと言いつつもハズレ的な言われ方もされて欲しくないのだ。

 

コンセプトとして、単純な話フィールド魔法は自身をも縛ってしまう。なのかと言いつつも盤面を維持しつつ戦うのは非常にキツイ。しかし希望的な観測で言えば新カードの登場で一気に輝くカードだっている。もし墓守が異例なssギミックを搭載してさえあすれば、墓守の審神者を活躍する事だって出来るかもしれない。空想であればこういった夢は見られるのだが、ここは新規カードに頑張って貰うしかないだろう。

因みにこの墓守。特殊召喚ではなく召喚で効果を発揮する。死者の番人なだけあって自ら特効するような兵士はいないのかもしれない。因みにビュートとどっちが優秀かは自分の目で確かめて欲しい。

 

遊戯王/スーパーレア/レガシー・オブ・ザ・ヴァリアントLVAL-JP034 [SR] : 墓守の審神者

墓守デッキの優勝デッキとアーキタイプ

様々なデッキが出てくる中で、勝ちに直結するデッキは決してソリティアをするデッキだけではない。

 

遊戯王/ノーマルパラレル//トーナメントパック2011 Vol.3TP19-JP002 [Nパラ] : 墓守の司令官

墓守デッキで勝ちに直結した優勝デッキのコンセプトを2つ紹介していきたい。

1つ目はメタビートに特化したデッキ「墓守ビート」。これは墓守デッキを最小限に採用し魔法罠で相手を制圧するデッキタイプで、相手の動きを止めつつ制圧する妨害系のデッキである。

デッキコンセプトはメタビートに特化したもの。墓守関連カードも最小限に抑え相手のモンスターを出しにくくする動きが特徴的。また、メタビートという流れにおいて《 命削りの宝札》を採用し、相手のカードを破壊するカードを多く入れているメタビートデッキなのが他のメタビートと若干違うところかもしれない。

命削りの宝札の採用は必須なのだが、上記のデッキでは奈落の落とし穴等のカードで相手モンスターを破壊して行く過去のスタンダードなデッキのコンセプトに似通っている部分もあった。安定性という意味では抜群であり制限解除された命削りも相まって今後見かけるカテゴリーの1つだろう。

勿論メタビートに特化してしまい墓守が抜けてしまうことは多い。だが、ネクロバレーを採用し動けるコンセプトは色々と存在するのだ。

 

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まず1つ目はネクロバレー共々に存在するときに使える専用の魔法カード王家の生け贄。このカードの存在は墓守デッキで非常に大きなウエイトを占めているカード。なんと言ってもハンデス効果を10期まで引き継いでいるカードの1枚なのだ。

遊戯王/ノーマル/エキスパートエディションvol.1(EE1)EE01-JP039 [N] : 王家の生け贄

  《王家の生け贄》
通常魔法
「王家の眠る谷-ネクロバレー」が自分フィールド上に存在している時に発動する事ができる。お互いの手札にあるモンスターカードを全て墓地に捨てる。

 

ネクロバレーが弱い。墓地干渉しないデッキにはなんて言葉は関係ない。そのままモンスターを墓地へ送り墓地に干渉させなくさせる効果はまさしく悪夢だろう。この一連の流れには手札誘発も何も発動させない。モンスター効果でも無いし、魔法カードを止めるカードも無い今の遊戯王においてネクロバレーを置ければ勝ちに直結するカードと言ってもいいだろう。多少の事故も両方のカードを引っ張ってきて打てればそれに見合う性能は十分に秘めている。

勿論先行ゲーであるのは否めないが後攻であっても相手の持久力を削げる上に命削りの宝札でキーカードを手札に加えて打てる点も見逃してはならない。

まだまだ環境で暴れるテーマとして爆発力があるという事は「王家カードをサーチするモンスターが来れば」話が変わるという事。こういったモンスターを除去出来るハンデスは墓守などの一部のテーマにしかない物なので新規カードに期待しておきたい。

 

また、上位入賞デッキの1つには『墓守の純構築』も見受けられた。メタモルポットを採用したタイプでのチーム戦3位という結果を残している。

 

かもめ亭29~Operation Sanctuary~ 3位B - デッキ詳細 - 遊戯王☆カード検索

 

採用カードは《墓守の司令官》を中心に《 墓守の偵察者》や《墓守の末裔》《墓守の暗殺者》から動くデッキタイプ。

しかし昨今は空牙団がデュエルリンクスを荒らしていると言う情報もある中で墓守もカテゴリーとして活躍した時代もあるデッキの1つ。出来れば逆輸入で環境を変えて言って欲しいとも思った。