《ジュラック》デッキは、炎属性・恐竜族モンスターを中心に展開するテーマデッキで、墓地利用や自壊を積極的に活用してアドバンテージを得ることが特徴です。特に「ジュラック・メテオ」を基本的なカウンターフィニッシャーとし、強力な制圧力を発揮します。また、「ジュラック・ヴォルケーノ」による柔軟なサポートで、様々な展開ができるようになっていました。
評価: ★★★★★
作成コスト: 1万~(相場は普通)
扱いやすさ: ★★★☆☆
《ジュラック》基本情報
カード名 | 属性 | レベル | 種族 | 種別 | 攻撃力 | 守備力 | 効果概要 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ジュラック・メガロ | 炎属性 | ☆1 | 恐竜族 | チューナー | 500 | 1300 | 特殊召喚、手札交換、破壊時に墓地送り効果を持つ。 |
ジュラック・スティゴ | 炎属性 | ☆4 | 恐竜族 | 効果モンスター | 1700 | 900 | 自壊して墓地送り、特殊召喚サポート、戦闘破壊時のバウンス効果を持つ。 |
ジュラック・アステロ | 炎属性 | ☆10 | 恐竜族 | シンクロ | 2500 | 2300 | S召喚時の魔法罠セット、特殊召喚無効、相手ターン中のS召喚効果を持つ。 |
ジュラック・ヴォルケーノ | フィールド魔法 | - | - | 魔法カード | - | - | 自壊して特殊召喚、条件付きシンクロサポート、破壊耐性付与を持つ。 |
デッキの特徴と概要
ジュラックデッキは、炎属性・恐竜族モンスターを中心に展開するテーマデッキで、墓地利用や自壊を積極的に活用してアドバンテージを得ることが特徴です。特に「ジュラック・アステロ」をフィニッシャーとし、強力な制圧力を発揮します。また、「ジュラック・ヴォルケーノ」による柔軟なサポートで、様々な展開パターンを可能にします。
- 展開力:手札・墓地のモンスターを活用して速やかにフィールドを構築。
- 制圧力:相手の特殊召喚を妨害しつつ、高い打点で攻撃。
- 耐久力:「ジュラック・ヴォルケーノ」の効果で墓地リソースを利用した耐久戦が可能。
「ジュラック」テーマは、各カードが独自の展開・制圧手段を持ちながら、全体でのシナジーも強力な点が魅力です。デッキ構築時には、墓地リソースの管理とサポートカードのバランスを考慮することで、最大限の効果を発揮できます。
また、相手ターンにEXデッキから「ジュラック・メテオ」1体をS召喚扱いで特殊召喚する事で除去を仕掛ける事が可能です。全体妨害効果としては凶悪な除去カードという感じで見れそうです。
- ジュラック・ヴェロー 相手モンスターを攻撃破壊することでリクルートが可能。攻撃面でのサポートとして有用だが、状況依存性が高い点に注意。
- ジュラック・グアイバ 攻撃時の展開効果が強力。特に低レベル「ジュラック」モンスターを並べる役割として優秀。
- ジュラック・メテオ フィニッシャー的存在。相手フィールドを一掃しつつ攻撃を仕掛けられるため、逆転の一手として非常に優秀。
- ジュラック・インパクト モンスター破壊効果と防御力を強化する効果を併せ持つ罠カード。コンボでのシナジーが高く、局面の打開に役立つ。
デッキと回し方と初動展開
ジュラックデッキでは《ジュラック・スティゴ》1枚からの回し方が強力です。各種サーチからデッキから恐竜族モンスター1体を墓地へ送るだけでその後、レベルの合計がデッキから墓地へ送ったモンスターと同じになるように、手札・デッキから「ジュラック・スティゴ」以外の「ジュラック」モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できる効果を活用して盤面を整える事が可能です。
《ジュラック・スティゴ》の(1)の効果で《ジュラック・スティゴ》自身を破壊し、《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地へ送り、《ジュラック・メガロ》1体・《ジュラック・アウロ》3体・レベル3ジュラックチューナー1体を特殊召喚。
墓地へ送られた《オーバーテクス・ゴアトルス》の効果で進化薬をサーチ。
《ジュラック・アウロ》Aの効果で《ジュラック・スティゴ》を蘇生。
《ジュラック・スティゴ》とレベル3ジュラックチューナーの2体で《ジュラック・ギガノト》をシンクロ召喚。
《ジュラック・アウロ》Bの効果でレベル3ジュラックチューナーを蘇生。
《ジュラック・ギガノト》とレベル3ジュラックチューナーの2体で《ジュラック・アステロ》Aをシンクロ召喚。
《ジュラック・アステロ》Aの効果で《ジュラック・ヴォルケーノ》をセット。
《ジュラック・ヴォルケーノ》を発動し、(1)で《ジュラック・メガロ》を破壊して、レベル7ジュラックをリクルート。
《ジュラック・メガロ》の効果で《ジュラック・アステロ》Bを墓地へ送る。
《ジュラック・アウロ》Cの効果でレベル3ジュラックチューナーを蘇生。
レベル7ジュラックとレベル3ジュラックチューナーの2体で《ジュラック・アステロ》Cをシンクロ召喚。
ジュラックデッキと相性のいいカード
恐竜族サポートカード
1. 《化石調査》
- デッキからレベル6以下の恐竜族を手札に加える速攻魔法。
- 《ジュラック・スティゴ》を安定して初動に持ってくるための必須カード。
2. 《超越進化薬β》
- モンスター2体をコストに、デッキから恐竜族をリクルート。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地を肥やした後に発動し、高レベル恐竜族を展開する動きと相性抜群。
3. 《ロストワールド》
- 恐竜族モンスター全体をサポートするフィールド魔法。
- フィールドのカードを破壊した際、デッキから《ベビケラサウルス》などを破壊できる。
- 《ジュラック・スティゴ》の(1)の効果と噛み合わせて、追加展開を狙える。
4. 《オーバーテクス・ゴアトルス》
- 墓地に送られると進化薬をサーチできる。
- 《ジュラック・スティゴ》の墓地送り効果で簡単にサーチが可能。
5. 《魂喰いオヴィラプター》
- 恐竜族をデッキからサーチしたり、墓地から特殊召喚したりする万能カード。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地を活用する動きと組み合わせやすい。
破壊をトリガーにするカード
6. 《ベビケラサウルス》
- 破壊されるとデッキからレベル4以下の恐竜族を特殊召喚。
- 《ジュラック・スティゴ》で破壊することで、追加展開が可能。
7. 《プチラノドン》
- 破壊されるとデッキからレベル5以上の恐竜族を特殊召喚。
- 高レベル恐竜族を直接展開し、フィールドのリソースを拡充できる。
8. 《ミセス・レディエント》
- 恐竜族ではないが、炎属性モンスターの攻撃力を強化するリンクモンスター。
- 《ジュラック》の火力補強やリンク召喚の素材として便利。
墓地利用カード
9. 《ダブル進化薬》
- 恐竜族と恐竜族以外を墓地から除外し、デッキから高レベル恐竜族を特殊召喚。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地を肥やし、コストを整えられる。
10. 《化石発掘》
- 恐竜族を墓地から蘇生する永続魔法。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地に送ったモンスターを再利用可能。
11. 《恐竜剣士アンキロサウルス》
- 墓地から除外することで、恐竜族の攻撃時に相手の効果を無効化。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地に送っておくと便利。
12. 《ジュラック・アウロ》
- レベル1のチューナーで、墓地から「ジュラック」を蘇生する効果を持つ。
- 《ジュラック・スティゴ》で展開しやすく、シンクロ召喚やリンク素材として活躍。
13. 《ジュラック・ヴォルケーノ》
- フィールド魔法で、「ジュラック」を破壊しつつリクルートできる。
- 《ジュラック・スティゴ》の(1)と噛み合わせることで効率的に展開が可能。
14. 《ジュラック・ギガノト》
- シンクロモンスターで、攻撃力の強化効果を持つ。
- 《ジュラック・スティゴ》で簡単に展開でき、制圧力を上げられる。
15. 《ジュラック・アステロ》
- 強力な妨害効果を持つシンクロモンスター。
- 《ジュラック・スティゴ》から直接展開につなげられるため、相性は非常に良い。
16. 《愚かな埋葬》
- 必要な恐竜族を墓地に送り、リソースを整える。
- 《オーバーテクス・ゴアトルス》を墓地に送る動きが特に強力。
17. 《進化する人類》
- 墓地の恐竜族を特殊召喚する罠カード。
- 《ジュラック・スティゴ》で墓地に送ったカードを即座に蘇生可能。
18. 《制覇の黄金卿エルドリッチ》
- サポートの範囲外だが、自身を墓地へ送れるため、墓地肥やしとリソース回収のサポートとして採用できる。
「ジュラックデッキ」大会優勝デッキレシピ
【ジュラック】優勝デッキアメニティードリーム札幌店
ジュラックデッキの優勝デッキや入賞デッキのテーマをまとめています。
2月20日(火)の遊戯王公認大会は、参加者16名での開催となりました。
— アメニティードリーム札幌店 (@amenitysapporo) 2018年2月23日
優勝は「ミドリ」さんの「ジュラック」でした。おめでとうございます!
優勝者コメント「ラー球ァ!!!」 pic.twitter.com/DPTdLSVv90
対策と弱点
対策等は新規カードのため現在更新中ですので汎用デッキの対抗策をまとめます。
手札誘発を多く採用する
マスターデュエルや遊戯王TCGでは「灰流うらら」や「増殖するG」といった手札誘発を採用できます。コンセプトとして除外系列を打つとしてもドロバや無限泡影は入れていて損はないでしょう。盤面除去は初動で活躍しますが、先行であれば展開前に除去するのが効果的です。表側表示で置く効果は優秀ですが、誘発で止められるとどうしようもありません。初動をとめておく事は重要です。
昨今では増殖するGやマルチャミーを採用する事で展開を止めるほか複数の誘発を採用して盤面を整える事が出来ます。