ゲーム最新情報”ぶらりネット下車の旅”【中古 買い物で得する人生~】

遊戯王やゲーム関連情報を取り扱うメディアサイトです

「ジブリ風ai」のやり方と作り方のコツと出来ない場合の原因について

「ジブリ風AI」を使って画像やイラストを生成する方法と、そのコツについて解説。3月31日に大型の追加資本調達を発表したOpenAIはジブリ風系の画像生成が可能となり無料枠を3回までに絞ってジブリ風を禁止ワードに設定した経緯などを解説。

スタジオジブリのアニメーション作品に見られる独特の柔らかいタッチ、温かみのある色調、幻想的な雰囲気を指します。AIツールを活用すれば、誰でも簡単にこのスタイルを再現できます。以下にやり方とコツをステップごとに説明します。

「ジブリ風ai」のやり方の基本をチェック

「ジブリ風ai」のやり方の基本は、チャットGPTに対してこの写真をスタジオジブリ風にしてください。柔らかい色調と自然な背景で画像を加える事で簡単に作成が可能です。

作り方 詳細
使用モデル ChatGPT-4o
機能 テキストによる画像生成、写真のアップロードと変換
スタイル指定 「ジブリ風」「千と千尋の神隠し風」などの詳細プロンプトで指定可能
利用回数(無料) 1日3回まで(2025年4月時点)
商用利用 非推奨/リスクあり
推奨用途 SNS投稿、個人利用、創作活動の参考
リスク分類 著作権、学習データ、公開に伴う炎上リスク

こういった画像などの加工が可能になっており時間がかかるものの簡単に画像が作成可能になっています。

「ジブリ風ai」のやり方と作り方のコツと出来ない場合の原因について

「ジブリ風ai」のやり方と作り方のコツと出来ない場合の原因について

使い方はいたってシンプル。まずは写真をチャット画面にドラッグ&ドロップでアップロード。その後、「この写真をジブリ風の温かみのあるタッチで描いてください」といった形で指示を出します。

すると、数十秒から数分で画像が生成され、まるでアニメのワンシーンのような絵が目の前に現れます。もしイメージと少し違った場合は、「もう少し明るく」「背景を森にして」といった微調整の指示も可能。まさに“AIイラストレーター”が自分専属で動いてくれているような感覚です。

効果的なプロンプトの書き方

この技術をより生かすカギは「プロンプト」にあります。
ただ「ジブリ風にして」でもある程度は通じますが、作品名や具体的な雰囲気を入れると、格段に精度が上がります。

たとえば、「この写真をスタジオジブリの『風立ちぬ』の世界観で、やさしい夕暮れの色彩で描いてください」といった具合です。細かなディテールを追加することで、驚くほど狙ったテイストに近づけることができます。

生成した画像は静止画だけでは終わりません。
そのままSNSに投稿するのも素敵ですが、さらに一歩進めて、アニメーション化することも可能です。キャラクターがまばたきをしたり、風がそよいだり…。ほんの少し動きが加わるだけで、作品としての臨場感がぐんと増します。

作成した画像にアニメーションを付ける方法

アニメーション化には、Runway MLやD-IDなどのAIツール、またはAdobe After Effectsのような編集ソフトが使われます。画像をインポートして動きを設定し、エフェクトや背景光の変化を加えることで、まるで“短編ジブリ”のようなアニメが完成します。

こうした演出は、動画コンテンツが注目される今の時代にぴったり。InstagramのリールやYouTubeショートにも活用でき、まさに「創作の幅が広がる」と言えます。

注意点

とはいえ、忘れてはいけないのが“著作権”の問題です。
ジブリ風の画像は、あくまでAIが生成した「類似表現」であり、スタジオジブリが正式に許可したものではありません。さらに、元となる写真に第三者の著作権がある場合、それを変換して公開することもリスクとなります。

実はこの分野、まだグレーゾーンが多いのが現状です。ジブリ風の画風自体が「アイデアの範疇」であることが多い一方で、AIの学習データにジブリ作品が使われていた場合、それは著作権侵害の疑いが生まれます。

文化庁の見解でも、「創作的表現が感得できる」場合には、著作権侵害となる可能性が示唆されています。ユーザーが見て「これは完全に○○の模倣だ」と感じるようなレベルなら、注意が必要です。

ネット公開に伴うリスク

ネットでの公開もまた、一筋縄ではいきません。ジブリ風画像をSNSのアイコンや投稿に使う場合、非商用であっても原則としてアウトとなるケースがあります。実際には黙認されていることも多いものの、「いつ指摘されるか分からない」「炎上するリスクがある」といった不安を抱えるのは避けられません。

まとめ

ChatGPTを使ったジブリ風画像の作成は、技術的には驚くほど簡単になりました。しかし、その反面、法的・倫理的な課題も少なくありません。大切なのは、技術を正しく使うこと。そして、憧れやリスペクトを原動力にしつつ、著作権や知的財産への配慮を忘れないことです。創作の自由を楽しむと同時に、「それが誰かの作品に支えられている」という意識を持つこと。これが、これからのAI時代を生きるクリエイターに求められる“新しい常識”なのかもしれません。



まいログのプロフィール