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【遊戯王OCG】M∀LICE(マリス)デッキの新規・2025年優勝デッキレシピ・回し方展開まとめ

2025年現在、可愛い見た目とは裏腹に、マスターデュエルでフルパワーで登場した際バースの「M∀LICE(マリス)デッキ」。今回は、実際に使ってみた体験を交えつつ、デッキの魅力や回し方、相性のいいカード、そして大会での活躍などをまとめてご紹介します。

 

【M∀LICE(マリス)デッキとは】チェスとマルウェアのような特殊な動き

【M∀LICE】は、闇属性・サイバース族のリンク召喚テーマで、モンスターと罠カードのシナジーが特徴です。メインデッキの「ポーン(<P>)」モンスターはレベル3で統一され、除外されると300LPを払って自己蘇生。

 

リンク3の「クイーン(<Q>)」モンスターは900LPで蘇生し、強力な除去やドロー効果を持ちます。フィールド魔法《M∀LICE IN UNDERGROUND》はリンクモンスターの攻撃力を3000アップさせ、相手の攻撃を制限。罠カードはセットしたターンに「M∀LICE」モンスターを除外することで即時発動でき、展開や妨害をサポートします。テーマのモチーフは『不思議の国のアリス』にインスパイアされたサイバーパンク風の少女たちで、ビジュアルの可愛さと戦略の奥深さが魅力。マスターデュエルでは、2025年環境でTier2〜3に位置し、安定性とリーサル力が評価されています。

 

テーマのモチーフは『不思議の国のアリス』にインスパイアされたサイバーパンク風の少女たちで、ビジュアルの可愛さと戦略の奥深さが魅力。マスターデュエルでは、2025年環境でTier2〜3に位置し、安定性とリーサル力が評価されています。

【大会実績あり】M∀LICE(マリス)デッキの優勝レシピも続々登場

2025年6月時点で、【M∀LICE】はマスターデュエルのランク戦や大会で活躍中。Xの投稿(@rinrinlove78)によると、ショップ大会や日本選手権予選で優勝報告が上がっており、採用率は27%(2025年5月集計)。以下は、優勝実績のあるデッキレシピ例です。

マスターデュエルでも登場するM∀LICEについて環境デッキからレシピを知りたい人のために優勝デッキレシピ等をまとめ。最新の大会結果から見えてきた【M∀LICE】の強みと、今後の展望について深掘りしていきます。

【M∀LICE(マリス)デッキの回し方】注目カードと展開の基本を押さえよう

「不思議の国のアリス」の世界観とサイバーパンクが融合した新テーマ、【M∀LICE(マリス)】がデュエリストたちの間で大きな注目を集めています。その安定した展開力と高い妨害能力は、現在の遊戯王OCG環境に確かな足跡を残しています。今回は、【M∀LICE】デッキを動かす上で知っておきたいキーカードや、基本的な展開ルートについて詳しく掘り下げていきます!

【M∀LICE】デッキの核となるのは、以下の強力なモンスターたちです。これらのカードを使いこなすことが、勝利への近道となります。

  • 《M∀LICE<P>Dormouse》:このカードが【M∀LICE】の始まりを告げます。召喚時にデッキから「M∀LICE」モンスターを除外する効果を持ち、さらに除外されると300LPを払って自身を蘇生できるため、様々な展開の起点となります。攻撃力アップ効果も地味ながら戦線を支えます。

  • 《M∀LICE<P>White Rabbit》:召喚・特殊召喚時にデッキから「M∀LICE」罠カードをセットできる、まさに展開の要となるカードです。《Dormouse》で除外し、自己蘇生効果で特殊召喚することで、即座に罠カードを構えることが可能です。

  • 《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》:【M∀LICE】のエースモンスター! 対象を取らない除外効果で相手の盤面をこじ開け、自身の攻撃力を倍化する効果でワンキルを狙うこともできます。相手への強力な妨害札としても機能します。

  • 《M∀LICE IN UNDERGROUND》:【M∀LICE】のフィールド魔法。リンクモンスターの攻撃力を3000もアップさせる破格のパンプアップ効果に加え、相手の攻撃を制限する効果で盤面を強固にします。

  • 《M∀LICE<C>TB-11》:デッキから「M∀LICE」モンスターを特殊召喚できる罠カード。セットしたターンに発動できる速攻性も持ち合わせており、急な展開や妨害を可能にします。

基本展開例(《Dormouse》1枚初動)

【M∀LICE】デッキの大きな強みは、《Dormouse》1枚から強力な盤面を構築できる点です。具体的な展開ルートを見ていきましょう。

  1. まず《Dormouse》を召喚し、その効果でデッキから《White Rabbit》を除外します。

  2. 除外された《White Rabbit》は自身の効果で300LPを払い、特殊召喚されます。

  3. 特殊召喚された《White Rabbit》の効果で、デッキから《TB-11》をセットし、そのまま即座に発動します。

  4. 《TB-11》の効果で、今度は《Dormouse》を除外し、デッキから《Cheshire Cat》を特殊召喚します。

  5. 再び除外された《Dormouse》が効果で自己蘇生します。

  6. フィールドにいる《Dormouse》と《White Rabbit》を素材に、《Splash Mage》をリンク召喚。

  7. 《Splash Mage》の効果で、墓地の《Dormouse》を蘇生します。

  8. 最後に、《Splash Mage》と《Cheshire Cat》を素材に、切り札である《HEARTS OF CRYPTER》をリンク召喚。

  9. ここで《M∀LICE IN UNDERGROUND》を発動すれば、相手を圧倒する盤面が完成します。

この展開によって、対象耐性を持つ《HEARTS OF CRYPTER》による除外妨害、《M∀LICE IN UNDERGROUND》による打点3000アップ、そしてセットされた**《TB-11》**(または手札に加わる《GWC-06》)により、安定して2~3妨害を構えることが可能です。

相性の良いカードまとめ

【M∀LICE】デッキは、メインギミックがコンパクトにまとまっているため、多くの汎用カードを無理なく採用できます。これにより、デッキの柔軟性と対応力が飛躍的に向上します。

  • モンスター

    • 《Dotscaper》:除外シナジーを持つサイバース族であり、リンク素材としても優秀です。

    • 《Backup Secretary》:サイバース族の展開を補助し、リンク召喚に貢献します。

    • 《Parallel eXceed》:リンク召喚の素材を効率的に確保できる強力な展開補助カードです。

  • 魔法

    • 《Cynet Mining》:サイバース族モンスターのサーチを可能にし、デッキの安定性を高めます。

    • 《Triple Tactics Talent》:相手の誘発をケアしつつ、ドローやコントロール奪取で盤面を有利にできます。

    • 《One for One》:《Dotscaper》や《White Rabbit》といった低レベルモンスターを素早く展開できます。

    • 《Trap Trick》:「M∀LICE」罠カードへのアクセスを補助し、必要な妨害を確実に構えられます。

    • 《Infinite Impermanence》:汎用性の高い手札誘発罠として、相手の動きを確実に妨害します。

  • エクストラデッキ

    • 《Accesscode Talker》:高打点での攻撃と連続除去を可能にし、ゲームエンドを狙えます。

    • 《Firewall Dragon》:バウンス効果と墓地からのリカバリー効果で、盤面を有利に保ちます。

    • 《I:P Masquerena》:相手ターンにリンク召喚を可能にし、《HEARTS OF CRYPTER》のような妨害リンクモンスターを強化できます。

実際に使ってみた感想

初動の《Dormouse》や《White Rabbit》は1枚から展開できるため、初心者でも比較的扱いやすいと感じました。ただし、罠カードの発動タイミングや、除外ゾーンのカード管理には慣れが必要だと感じます。最初は少し戸惑うかもしれませんが、何度かプレイすればすぐに感覚を掴めるはずです。

対策や課題は展開中に《灰流うらら》や《原始生命態ニビル》といった汎用誘発に弱い場面が散見されるため、サイドデッキに《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》といった誘発ケアカードの採用は必須だと痛感しました。また、強力なURカードが多く採用されるため、デッキ構築のコストはやや高めです。これは、これから遊戯王を始める初心者の方にとっては少しハードルになるかもしれませんがセットパックも売られているので先にパーツを作ってから誘発をあとで買うほうが無難でしょうか。

M∀LICE(マリス)デッキは出張・構築・可愛さ・強さのバランスが抜群!

【M∀LICE】は、その独特の魅力で多くのプレイヤーを惹きつけています。出張性能が高いのはもちろん、テーマ内の《Dormouse》や《TB-11》などのキーカードは、他のサイバース族デッキ(例えば【コード・トーカー】など)にも無理なく組み込みやすく、その汎用性の高さが評価されています。

罠カードを重視した堅実な構築、リンク展開を主軸とした攻撃的な構築、あるいは環境に合わせたメタ寄りの構築など、プレイヤーの好みや環境に応じて柔軟なカスタマイズが可能なのでマスターデュエルでも今後一定の人気は勝ち取りそうですね。

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