『デジモンストーリー タイムストレンジャー』(Digimon Story: Time Stranger)の本作に登場するサブコンテンツ“カードゲーム”が、いまプレイヤー間で密かに話題を呼んでいる。
単なるミニゲームにとどまらず、戦略性・収集要素・報酬トロフィーの連動といった、RPG本編にも負けない深みを持つ本システム。本稿では、そのルールや攻略のコツ、そして「幻のカード」に至るまでの道筋を、編集部視点で詳しく解説する。

カードゲームのルールと仕組み
TCGプレイヤーとしての側面でカードゲームを見ると、簡単なじゃんけんゲーに加えてバトルにおいて最も基本となるのが、通常戦闘と同じ三すくみの種族相性。「ワクチン種はウィルスに強く、ウィルスはデータに強い」といった定番の構図と合わせて数値での大小で戦うのが今作の特徴。
カードゲームの基本ルール
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各プレイヤーに5枚のカードが配られる
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交互にカードを出し合い、全5ラウンドで勝負
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勝利ラウンド数が多いプレイヤーが勝者となる
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勝利数に応じて使用カードの一部(1〜3枚)を獲得できる
トロフィー「幻のカードを入手する」は、このミニゲームを極めた証。
全カードコンプリートを達成すると入手でき、シリーズファンにとってやり込み要素の一つとなっている。
勝つための3つの鉄則
種族相性を常に意識
カードには通常バトルと同じく「ワクチン」「ウィルス」「データ」の三すくみ相性が設定されている。相手のデッキ傾向を読んで有利属性を出すことが、勝率を安定させる第一歩。特に後半の対戦相手は属性バランスが偏る傾向があるため、相手ごとに“癖”を掴むのが重要。
数字の大小+特殊ルールを活かす
カードの数値は大きいほど強力だが、「7に対してのみ1が勝つ」という特殊ルールが存在する。これにより、単なる高ランクカードゲーではなく、読み合いの深い心理戦が成立しています。ただ高ランクイコール強いという事には変わらないので注意。
エクストラ召喚を狙う
手札に特定の組み合わせが揃うと発動する「エクストラ召喚」は、逆転の切り札。ただエクストラ召喚のせいでカード集めに際限がなさすぎるので正直これを楽しむのがカードゲームの醍醐味です。新たなカードを生成できるため、劣勢でも一気に形勢を覆すチャンスになりますしエクストラ召喚を狙うには“手札を温存する勇気”も必要なのであえて序盤を捨てて後半で逆転するリスキーな戦術が勝敗を分けるポイントにもなるかもしれません。この辺は作れるカード次第かなと。
ゲームマスター(最強の対戦相手)の居場所
カードバトルの最強クラスNPC“ゲームマスター”は、複数のエリアに出現する。
全員を倒すことでトロフィー獲得条件を満たすため、出現場所を順に回るのが効率的だ。
主な対戦相手の出現エリア
| エリア | 出現場所 | 備考 |
|---|---|---|
| 新宿 東商店街 | 初心者向け | |
| 東新宿 ビジョン広場 | チュートリアル後に解放 | |
| 東新宿 地下街 | ||
| 秋葉原駅 電子街南口 | ||
| 秋葉原駅 路地裏 | ||
| セントラルタウン 酒場 | ||
| セントラルタウン 民家 | ||
| ファクトリアルタウン 鉄道前 | ||
| ギアフォレスト 集落 | ||
| アビスエリア 駅周辺 |
特に「アビスエリア駅付近」に登場するNPCが全カードタイプを使いこなし、数値・属性・召喚を完璧に織り交ぜてくるため、ここで勝利できれば事実上のカードバトル制覇といえる。
カードゲームは“読み合いと計算のミニ戦略RPG”
『デジモンストーリー タイムストレンジャー』のカードゲームは、ムシキングよりかはちょっと複雑になったカードゲームという感じで気軽に遊べるものの単なるサブ要素ではなく、戦術・心理戦・収集要素が特徴。全カードを集めて「幻のカード」を入手すれば、トロフィーだけでなく特別な報酬も手に入る。
本編の合間に楽しめる、やり込み要素としても完成度の高いミニゲームといえるだろう