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【レビュー】『STARBITES』は面白い?つまらない?神ゲークソゲー評価まとめ

2025年10月16日に発売された新作RPG『STARBITES(スターバイツ)』。

荒廃した惑星を舞台に、個性的なメカとドライバーたちが織りなす“ディストピアSFドラマ”が話題を集めています。プレイしてまず感じたのは、派手なメカ戦の中にも確かな戦略性と人間ドラマが息づいている点。ドライバーズハイで戦況を覆す快感や、砂漠世界を探索して強力な装備を拾う瞬間など、王道RPGの“冒険する手触り”がしっかり再現されています。この記事では、実際にプレイしてわかった面白さと気になる部分を、体験談を交えながら深堀りしていきます。

目次

『STARBITES(スターバイツ)』とは?

個性的なキャラとメカ戦闘が魅せる、SFディストピアRPGの快作でもある『STARBITES(スターバイツ)』は、宇宙戦争で砂漠化した惑星“ビター”を舞台にしたターン制RPGです。
荒廃した都市“ディライトシティ”に生きる逃亡者ルキダが、惑星脱出を目指す中で出会う仲間たちとの旅が描かれます。

専門用語が多すぎないためSF初心者でも没入しやすく、登場人物の動機も明確。序盤の犯罪都市ドラマから、次第に宇宙規模の陰謀へと展開していく流れは、映画的テンポの良さがあります。

プレイヤーとして印象的だったのは、荒廃した砂漠の街を歩くときの“音”。機械の軋みと風のうなりが混ざる環境音が、SFというより“終末世界の生活感”を感じさせる仕上がりでした。


ドライバーズハイの爽快感がクセになる【バトルシステム】

本作最大の特徴は“ドライバーズハイ(DH)”。攻撃や被弾で貯まるゲージを使うことで、行動順を無視して即行動できるというシステムです。
これにより、ピンチを切り抜ける緊張感や、一気に畳みかける爽快感が生まれています。

特に中盤以降は「あと1手遅ければ全滅」というシビアな局面も多く、DHを“割り込み攻撃”として活用できたときの快感が強烈。うまくブレイク(敵の行動不能)と組み合わせると、まさにコンボRPGのような気持ち良さが味わえます。

プレイ中、ボス戦で敵の攻撃直前にDHを発動して逆転勝利した瞬間は、思わず声が出るほど。戦略性と直感的な手応えのバランスが抜群です。

バトルの注目ポイント:

  • ドライバーズハイで行動順を奪う戦略性

  • 弱点攻撃で敵を無力化できる“ブレイク”

  • 派手なエフェクトとメカ戦闘の迫力


探索と装備強化がリンクする快適なフィールド【探索&育成要素】

探索面では“探知システム”が便利で、目的地案内や宝箱探しを同時に行えます。
特に探索中に店売り以上の武器を拾えたときの驚きは格別。フィールドを歩く意味が明確に設計されており、RPGとしての“探索の喜び”をしっかり感じられます。

また、メカ装備のカスタマイズも見逃せません。武器やフレームだけでなく、エンジンと“コア”を組み替えることで、攻撃特化型や復活型などプレイスタイルに応じた戦略が立てられます。

育成システムではアビリティの再振りが自由で、戦闘難易度に合わせてビルドを変更可能。
自由度が高いにも関わらず複雑すぎず、RPG経験者でも初見プレイヤーでも気持ちよく調整できる作りです。


ルキダたちの人間味が魅力【キャラクター考察】

メインキャラのルキダ、グウェンドル、バジャーの三人は、性格も戦闘スタイルも明確に差別化されています。
ルキダはサポートと回復を両立する万能型、グウェンドルは攻撃特化、バジャーは堅牢なタンクと、それぞれの長所が噛み合う構成です。

特に印象的なのがマコボの加入。デバフによる支援と弱点解析スキルを持ち、戦略の幅を一気に広げてくれる存在です。加入後はブレイク戦術が劇的に進化し、パーティ構成が一気に洗練されます。

キャラの掛け合いも自然で、ルキダの奔放さに対する仲間たちのツッコミが絶妙。SFというより“ヒューマンドラマRPG”としての完成度が高いと感じました。


総評:メカ戦RPGとして完成度の高い一作【STARBITES評価まとめ】

『STARBITES』は、硬派なSF設定を土台にしながら、遊びやすさとドラマ性を両立したバランスの良いRPGです。
派手なバトル演出と戦略的な育成要素、そして人間味あふれるキャラクターたちが織りなす物語が魅力。

体験版の段階から感じた“メカRPGとしての心地よさ”が、製品版では見事に昇華されています。
派手さだけでなく、戦闘の手触りと探索の喜びを丁寧に作り込んだ一作。今季のSF系タイトルの中でもトップクラスの完成度と言えるでしょう。

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