『ニンジャガイデン4』では、シリーズ伝統の“高難易度アクション”がさらに進化しています。敵の配置や行動パターンが難易度によって大きく変化し、上位難易度では容赦のない攻撃がプレイヤーを襲う仕様になっているのが特徴です。
『NINJA GAIDEN 4』（以下、NG4）は、Team NINJA × PlatinumGames による共同開発タイトルとして、2025年10月21日に発売された最新の忍者アクションゲームです。
本作はシリーズ伝統の“超高難易度”を受け継ぎながらも、初心者でも楽しめる柔軟な設定を導入。中でも「難易度変更」はプレイ体験を大きく左右する要素となっています。
この記事では、難易度の種類・変更方法・変更できない時の対処法を攻略視点で詳しく解説します。
1. NG4の難易度レベル一覧
NG4の物語モード（キャンペーン）では、開始時に以下の難易度を選択可能。
HERO〜HARDは初期から選べ、MASTER NINJAはクリア後に解禁されます。
| 難易度 | 特徴 | 対象者 | 解除条件 |
|---|---|---|---|
| HERO | 自動アシスト機能（ヒットストップ軽減、敵位置表示、攻撃予告強化など）あり。敵が弱めで学習向き。 | 初心者・アクション苦手者 | 初期選択可 |
| NORMAL | 標準的な難易度。敵の速度・ダメージともにバランス型。 | 一般プレイヤー | 初期選択可 |
| HARD | 敵の数・攻撃速度・威力が増加。シリーズ経験者向け。 | 中～上級者 | 初期選択可 |
| MASTER NINJA | 最高難易度。敵が超高速・高火力でカスタム不可。 | 上級者 | キャンペーン1周クリア後に解禁 |
カスタムオプション（HERO/NORMAL/HARD限定）
オプション → ゲーム設定 で以下を細かく調整可能です。
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被弾時の硬直（ヒットラグ）
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ロックオン自動化（ON/OFF）
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敵位置インジケーター表示
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攻撃予告の詳細度
これらを組み合わせることで、自分だけの難易度バランスを作ることができます。
2. 難易度の変更方法
NG4では、章ごとに柔軟な難易度変更が可能です。過去作のように固定ではなく、プレイヤーの成長に合わせて調整できます。
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ゲーム中に ポーズメニュー（OPTIONSボタン） を開く
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「チャプター選択」または「ミッションメニュー」 を選択
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対象の章を選び、難易度スライダーで HERO／NORMAL／HARD を選択
※MASTER NINJAはクリア後限定 -
確認して再開。変更内容は即反映され、セーブデータにも保存。
3. 難易度が変更できない時の原因と対処法
発売直後（2025年10月23日現在）、最上位の“超忍の道”では難易度変更ができないという仕様があり、プレイヤーの間では「途中で下げられないのは厳しい」といった声も見られます。多くは設定手順やセーブ仕様によるもので、以下を確認しましょう。
| 症状 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| スライダーが操作不可 | 現在の章が進行中（章中は変更不可）／MASTER未解禁 | チェックポイントから「チャプター選択」で再スタート |
| メニューが反応しない | コントローラー接続不良／入力ラグ | コントローラー再接続 or 操作設定をリセット（PS5はハプティクス無効推奨） |
| 変更しても反映されない | オートセーブ同期エラー／クラウド競合 | 手動セーブ後に再起動。Steam版はオフラインで確認 |
| メニューでフリーズ | 初期パッチ未適用／特定シーンでの不具合 | 最新パッチを適用。発生時はタイトル画面から再開 |
| HEROのみ選択可能 | 初回プレイ制限（アシスト強制） | カスタムでアシストをオフにし、擬似NORMAL化可能 |
まとめ
『NINJA GAIDEN 4』は、「理不尽ではない高難易度」をテーマに設計されています。
難易度変更を恐れず、自分のペースで挑戦することが上達への近道です。
不具合や設定関連のトラブルは、公式フォーラム（teamninja-studio.com） や 攻略Wiki（h1g.jp/ninja_gaiden4/） の最新情報も参考にしましょう。
難易度システムの本質──プレイヤーの熟練度を測る「試練」としての設計
『ニンジャガイデン4』では、従来シリーズと同様に“難易度設定”がゲーム体験の核を成しています。難易度が上がるほど、敵の配置やAIの挙動が変化し、より攻撃的で苛烈な戦闘を要求される仕様になっているのが特徴です。単に敵の体力や攻撃力が上昇するだけではなく、敵の立ち回りそのものがプレイヤーのスキルを試すよう設計されている点が、まさに“真の忍びの道”と呼ぶにふさわしい構造といえます。
ただし、難易度を上げると同時に開発側は“挑戦を支える機能”も用意しています。その代表例が「HEROモード」。このモードでは、オートガードやオート回避などのアシストが有効になり、アクション初心者でもド派手なコンボや演出を安心して体験できるようになっています。しかもこのモードはオプションからいつでもオン／オフが可能で、難しいボス戦や大量の敵に囲まれた際に一時的に使う、といった柔軟なプレイができる点も注目ポイントです。
シリーズ特有の“容赦のなさ”と“プレイヤーの成長を促す手応え”を両立させる意図が見て取れる設計であり、従来ファンにも新規プレイヤーにも配慮されたバランスになっていると感じます。
難易度が変更できない「超忍の道」──覚悟を試す究極の挑戦
一方で、本作の最上位難易度である「超忍の道」だけは、途中での難易度変更が不可能です。この仕様がプレイヤーの間で議論を呼んでおり、「途中で挫折したらリトライするしかないのか」と感じる人もいるでしょう。ですが、これは単なる不便さではなく、開発が意図的に設定した“修行の意味”を持つ要素だと考えられます。
というのも、『ニンジャガイデン』シリーズは「敵を倒す快感よりも、自分自身の上達を感じること」に重きを置いた作品群です。したがって、“超忍の道”を途中で変更できないという制約は、プレイヤーに「この道を選ぶなら、覚悟を決めよ」という明確なメッセージとして機能しているのです。
さらに、このモードをクリアすることで得られる“勲章”は、単なる報酬ではなく“己の忍道を極めた証”。SNS上でもこの勲章をスクリーンショットで共有する流れが盛り上がっており、達成感の象徴としてコアプレイヤーの誇りになっています。まさに「死してなお学ぶ」がテーマのシリーズらしい哲学的な難易度デザインといえるでしょう。