バタフリーの種族値は、HP60/攻撃45/防御50/特殊80/素早さ70。
比較対象になりやすいストライクと比べると、物理面では大きく劣ります。ただし初代は特殊が「とくこう・とくぼう」兼用の時代。実質的に特殊耐久も80相当あるため、見た目ほどペラペラという印象はありません。
とはいえ、一致の「むし」「ひこう」技はどちらも物理扱い。当時のバタフリーの攻撃種族値45では火力は期待薄です。結果として、不一致特殊技を主軸に戦うことになります。
ここで重要になるのが「ねむりごな」です。
初代の眠りは“起きるターンも行動不能”。つまり実質的な拘束力が非常に高い。先手で眠らせることができれば、相手1体をほぼ機能停止に追い込めます。これがバタフリー最大の存在価値だと、使っていて強く感じました。
ただし命中75%。外した瞬間に致命傷を受けるケースも多く、安定感は決して高くありません。ロマンと不安定さが同居するポケモン、というのが率直な印象です。
おすすめ技構成と役割|サポート特化型が基本
基本型:ねむりごなサポート
| 技 |
役割 |
個人的な評価 |
| ねむりごな |
起点作成 |
外すと泣くが当たれば試合が動く |
| サイコキネシス |
対どく打点 |
安定した主力技 |
| しびれごな |
素早さ操作 |
地面にも通るのが偉い |
| かげぶんしん/どくどく |
詰ませ狙い |
玄人向け構成 |
攻撃技は実質「サイコキネシス」頼み。どく対策として優秀で、当時多いどく複合にも刺さります。エスパー全盛期であることを考えると、弱点を突かれにくい点は小さな強みです。
「しびれごな」は地面タイプにも有効という初代仕様の恩恵があります。でんじはが効かない相手にも撒けるのは面白いポイントでした。
個人的には、眠らせた後に“交換読みどくどく”を通せた試合はかなり気持ちよかったです。ただしバタフリー自身の耐久が低いため、悠長な積み展開は難しい印象でした。
努力値・運用の考え方|素早さを信じるしかない
初代は努力値が全振り可能な仕様です。
基本は「素早さ+特殊」を最大化。先手で眠らせられるかどうかが生命線なので、素早さを削る選択肢はほぼありません。
実戦で感じたのは、素早さ70という数値の微妙さ。
速い相手には抜かれ、遅い相手には勝てる、という中間ポジション。対戦相手の構築次第で安定度が大きく変わります。
また、いわ技持ちに対しては本当に脆いです。4倍弱点は伊達ではなく、交代読みで倒されることも珍しくありません。安易な後出しは禁物です。
対バタフリー対策|眠らせる前に動け
注意すべき点
・初代の眠りは拘束力が非常に高い
・粉技は草タイプにも通る(第一世代仕様)
・地面も麻痺にできる
有効な対策
・素早さで上を取る
・ラムのみは存在しない(初代)ため眠り対策は交代前提
・いわ技持ちで即処理
眠りを許すと1体ほぼ失う可能性があるため、初手対面ではとにかく素早さ勝負になります。エース級で上から叩くのが最もシンプルな対策です。
まとめ|ロマン寄りだが、役割は明確
バタフリーは、正直なところ環境トップに食い込む性能ではありません。ただ、初代特有の眠り仕様と粉技の挙動を最大限活かせば、明確な仕事は持てます。
バタフリー育成のポイントまとめ
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役割は「ねむりごな起点作成」
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素早さと特殊を最大強化
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攻撃はサイコキネシス中心
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4倍弱点いわに細心の注意
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安定よりも“ワンチャンス”重視のポケモン
個人的には、「序盤虫=弱い」というイメージを覆そうと挑戦するのが楽しいポケモンだと思っています。安定志向の方にはおすすめしづらいですが、初代らしい荒々しい対戦を楽しみたいなら、一度真面目に育ててみる価値はあります。
あなたなら、バタフリーにどんな役割を持たせますか?
ロマン重視か、サポート徹底か。それだけでも構築の方向性が変わってきますよ。