【遊戯王 EM スカイマジシャンデッキ解説】《EMスカイマジシャン》入りデッキが大会優勝！回し方を解説！

という訳で今回の話題は《EMスカイマジシャン》デッキについてです。

実は《覇王龍ズァーク》デッキでもそうなのですが、一度《EMスカイマジシャン》については一度解説してみたいと思ってました。

というのもマキシマム・クライシスでは安価だったのでもしかするとデッキとして安くで組めるのでは？と思ったからなんですよ。

EMは元々遊戯王ではペンデュラム・エボリューションとかで強化されていますからね！そういう意味では結構面白そうなデッキという印象も・・・(´・ω・`)

永続魔法では破格の無効カード《魔術師の》シリーズは今後無効系の中では優秀なメタとして機能しそうです。

最近では《魔法族の里》等が結構注目されていますが、今の環境では魔法系のメタも含めて結構刺さったりするんですよね。

《盆回し》等のカードとのコンボが最近は光る感じがありますが意外と《EMスカイマジシャン》自体での活躍は他のカードとのコンボを狙いたいなぁという感じで今回は探すことに。

元々遊勝デッキは気にはなっていたものの、どういったデッキがあったのかなぁという事で若干迷っていたのですが、 ブックセンター江戸屋@Cardbox (@Cardbox_edoya) 2017年1月28日様での公式大会で《EMスカイマジシャン》入りのEMデッキが優勝したとの事。

今回は掲載許可を頂きまして掲載させていただきます。

※大会結果※

遊戯王公認大会の優勝は"いっちー"さんです。
デッキは"EM魔術師(スカイマジシャン)"でした。 pic.twitter.com/Ot0TxvFvjf
— ブックセンター江戸屋@Cardbox (@Cardbox_edoya) 2017年1 月28日

という訳でこのデッキを元に《EMスカイマジシャン》デッキの回し方などの効果を色々と解説していこうかなぁと思いました。

《EMスカイマジシャン》・・・結構面白そうですよ！

■　《EMスカイマジシャン》の効果をおさらい！メリットとデメリットは？

駿河屋⇒中古遊戯王/ウルトラレア/マキシマム・クライシスMACR-JP001 [UR] ： EMスカイ・マジシャン

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星7/風属性/魔法使い族/ATK/2500/DEF/2000

「EMスカイ・マジシャン」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分が魔法カードを発動した場合に発動する。このカードの攻撃力は300アップする。
②:自分フィールドの永続魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、手札から「魔術師」永続魔法カード1枚を発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。
③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

１ターンに一度魔法カードを発動するとメジャーな２８００打点まで上がり、永続魔法をバウンスできるという非常に特異な効果を持っていますが、肝心な効果は主にそこではなくて、２と３の効果に注目。

②:自分フィールドの永続魔法カード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。その後、手札から「魔術師」永続魔法カード1枚を発動できる。この効果は相手ターンでも発動できる。

③:表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。

この２つの効果が重要だったりします。

元々９期というバランスの元でなのでしょうがこの《EMスカイマジシャン》は同パックで収録されている永続魔法との兼ね合いがありそうなんですよね。

戦いかたは、《魔術師の右手》《魔術師の左手》の効果で魔法罠を防ぎつつ盤面にカードを整えるという感じで《EMスカイマジシャン》を出していきます。

実際《EMスカイマジシャン》をどう出すかという問題があるのですが、【魔術師】がメインで採用されているデッキやペンデュラム・エボリューションでは簡単に盤面に出せるというわけですね。

後は各種魔法カードを守りつつ、入れ替えてアドバンテージを取る！というのが《EMスカイマジシャン》の基本的なデッキの特徴です。

元々魔術師デッキでは破壊する事が特徴なのですが、コッチでは主に無効にして破壊するカードを多めに入れているのが特徴で、《EMスカイマジシャン》の効果で右手と左腕を入れ替えつつ相手の盤面の魔法カード等を潰していきます。

例えば真竜デッキであればフィールド魔法を無効にしたり、罠カードを無効にしたり・・・という訳ですね。

相手が真竜の永続罠で《EMスカイマジシャン》を破壊したとしても、《EMスカイマジシャン》の効果でまずフィールドのカードを破壊できるのでそのまま相手のモンスターを破壊できる可能性があります。

・・・モンスター効果も封じたかったなぁ(笑)

MACR-JP049 《魔術師の右手》

永続魔法

①:1ターンに1度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動した魔法カードの効果を無効にし破壊する。

MACR-JP050 《魔術師の左手》

永続魔法

①:1ターンに1度、自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在する場合、相手が発動した罠カードの効果を無効にし破壊する。

特に《EMスカイマジシャン》レベルは7なので、逆に言えばペンデュラム召喚で簡単に出せるのですが、一方で出して破壊されればあとをどう出すのかが課題でした。

特にフィールドを離れればフィールドのカード1枚を対象として発動しそのカードを破壊するので、この効果を連続して発動すればいつの間にかアドバンテージが取れている？という感じになるはずです。

勿論【魔術師】では元々アドバンテージを稼ぐ為に破壊する効果はあるのですが、《EMスカイマジシャン》はその中でもトリッキーな動きが出来るので面白いですし、この部分を各種EMサポートで補っていこうという訳ですね。

■　ペンデュラム・エボリューション３箱デッキとは相性が良好な模様。

《EMスカイマジシャン》デッキとは案外相性が悪いかなぁと思ってたのですが、ちょっと考えてみると面白い回しかたが出来るようでした。

元々ペンデュラム・エボリューションでは以前《覇王龍ズァーク》との相性の良さを語っていたとは言え、なんかいつの間にか《覇王龍ズァーク》が出てきてしまった・・・なんて時には既に勝っていると言う事が多かったのですが、《EMスカイマジシャン》を投入したこのデッキでは主に《EMスカイマジシャン》を中心に戦う為、非常に専用デッキで戦っているという感じがあります。

あくまでも感じではあるのですが、《魔術師の右手》《魔術師の左腕》等のカードのサポートと共に、魔術師で破壊しつつ《アストログラフマジシャン》で必須な《EMスカイマジシャン》を再び手札に加えたりとランク７の運用方法に近い回しかたが出来るのがポイント。

また一方で、グラフマジシャンの効果では破壊されたモンスターをもう一度手に加える事が出来るようになります。

因みに公式にお問い合わせしたところ、《EMスカイマジシャン》が破壊されたときに《アストログラフ・マジシャン》の効果で《アストログラフ・マジシャン》を特殊召喚した場合《EMスカイマジシャン》の３の効果である破壊効果を使いつつ、《アストログラフ・マジシャン》で《EMスカイマジシャン》をサーチする効果は使えるようです。

【モンスター効果】
(1)：自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このターンに破壊されたモンスター１体を選び、
その同名モンスター１体をデッキから手札に加える事ができる。

という事は結構面白そうな動きが出来そうですね。最悪《EMスカイマジシャン》もそのまま盤面に揃える事が出来ますし普通に魔術師をサーチしても良い感じ。ちょっと回し方次第では面白そうな使い回しも出来そうでした。

アストログラフ・マジシャン　ウルトラレア　SD31-JP001　闇属性　レベル7【遊戯王カード】

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■　《EMキングベアー》と《EMスカイマジシャン》の相性について。

EMキングベアー　ウルトラレア　ST16-JP002　地属性　レベル6【遊戯王カード】

ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
ショップ: じぃぱわーず楽天市場支店
価格: 599円

《ＥＭキングベアー/Performapal King Bear》
ペンデュラム・効果モンスター
星６/地属性/獣戦士族/攻2200/守1000
【Ｐスケール：青７/赤７】
(1)：このカードを発動したターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、自分のエクストラデッキの表側表示のＰモンスター及び
自分の墓地のモンスターの中からレベル７以上のモンスター１体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
(1)：攻撃表示のこのカードは魔法・罠カードの効果では破壊されない。
(2)：このカードの攻撃力は自分バトルフェイズの間、
自分フィールドの「ＥＭ」カードの数×１００アップする。

《EMキングベアー》は元々魔術師の回収等に使うカードで、十二獣ブルホーンでもサーチが出来るのですが・・・このカードはPスケールの時に墓地のカードも回収が出来るので《EMスカイマジシャン》がちゃっかり手札に戻ってきます(笑)

一応サーチ役というか回収役。そしてスケールは若干小さいので上手くは使いづらいのですが、もしもという時には結構重要そうです。《EMスカイマジシャン》関連カード以外でも最近は採用されているのもポイントですね。

一時期高騰していましたが安価なカードに戻りつつある模様。

遊戯王 EMキングベアー ST16-JP002 ウルトラ【ランクA】【中古】

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価格: 500円

■　《EMインコーラス》と《EMスカイマジシャン》の相性について。

《ＥＭインコーラス/Performapal Parrotrio》

ペンデュラム・効果モンスター
星３/風属性/鳥獣族/攻 500/守 500
【Ｐスケール：青２/赤２】
(1)：１ターンに１度、もう片方の自分のＰゾーンに「ＥＭインコーラス」以外の
「ＥＭ」カード、「魔術師」カード、「オッドアイズ」カードの内、
いずれかが存在する場合に発動できる。
このカードのＰスケールはターン終了時まで７になる。
【モンスター効果】
(1)：このカードが戦闘で破壊された場合に発動できる。
デッキからＰモンスター以外の「ＥＭ」モンスター１体を特殊召喚する。

《EMインコーラス》は戦闘破壊時にｐモンスター以外のＥＭモンスターを特殊召喚出来ます。《EMスカイマジシャン》はペンデュラムモンスターで無いので、《EMスカイマジシャン》でそのまま盤面に出す事が出来るんですよねー。一応デッキからの特殊召喚になるので《強制転移》等で返す点も美味しい点です。《EMスカイマジシャン》を出すことで回すデッキという面ではインコーラスはかなり大事そう。

因みにサーチも出来るＥＭカードなのでその点も重要です。

EMインコーラス　スーパーレア　ST16-JP005　風属性　レベル3【遊戯王カード】

ジャンル: おもちゃ・ホビー・ゲーム > 趣味・コレクション > カード・トレーディングカード > トレーディングカードゲーム
ショップ: じぃぱわーず楽天市場支店
価格: 180円

元々ペンデュラム・エボリューションでは3箱でデッキを組む際に重要なカードが思いっきり入っていたのでこういった《EMスカイマジシャン》を採用しても大丈夫なデッキとして回るような感じがします。

例えば、《黒牙の魔術師》とも相性良好ですし、《EMスカイマジシャン》が当たった人は作ってみるのもアリかも？黒牙自体は《EMスカイマジシャン》自体を蘇生は出来ないのですが、各種P以外の魔法使い族モンスターを追加で採用できる器用さが生まれそうです。

一応《黒牙の魔術師》の効果で出せるレベル４ということで、《幻想の見習い魔導師》等のカードは各種魔術師に採用が出来るものの《EMスカイマジシャン》にはあまり相性が良くなく・・・。しかし、《EMスカイマジシャン》の弱点として高打点による攻撃を他のカードで補うには絶好のカードになってます。一応対象に取って打点を下げて魔術師の右手などで魔法等のカードをシャットアウト。その後安全に《EMスカイマジシャン》で戦闘破壊というのも良いですね。

勿論《EMスカイマジシャン》自体をフィールドから離れさすというのもアリですが、魔術師自体のアドバンテージで補っても良いかなぁと思います。

《黒牙の魔術師》
ペンデュラム・効果モンスター
星４/闇属性/魔法使い族/攻1700/守 800
【Ｐスケール：青８/赤８】
(1)：１ターンに１度、相手フィールドのモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「エクシーズ・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1)：このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
自分の墓地の魔法使い族・闇属性モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。