20th アニバーサリーパック2nd waveで収録された《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》について色々と考察!
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という訳で今回の話題は2016年2月18日に発売される20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE(アニバーサリーパック 2nd wave)より新規収録される《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の考察をしていこうと思います。
特にこの《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は知る人ぞ知るカードで遊戯王5D’s(ファイブディーズ)のZ-ONEがいた歴史で遊星が使用したと記録に残されていたのですが、文字として表示されたのは本当に一瞬。
そしてその中でもかなりファン層の熱意によって収録が決まったカードと言えるでしょう。
というより《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》って何?という人もいる位じゃ無いかなぁとも思ってました。それ位気にして見ている人が当時は少なかったのですが、実際数秒しか出ていないあのカードを拾ってOCG化したというのは確実に《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》自体が新規で来てほしいと思う人が多かったからかもしれません。
私もこのカードがまさかカード化されるなんて事は本気で思ってもいませんでした。てっきり《シューティング・クェーサー・ドラゴン》が出た事により黒歴史化したのだと(笑)
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勿論5dsを見ている人に取ってはこのカードを収録してくれ!
という声が多かったのは言うまでもありません。
なので今回はそんな可能性の竜というか悲劇の結末を迎えた非常に悲しみを背負っていたはず・・・の切り札《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》について色々と考える事にしました。
でもどうみてもコレ強いですよね?
【本日12/18(日)開催 ジャンプフェスタ2017】で公開!【収録カード】2017年2月11日(土)発売『20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE』に「コズミック・ブレイザー・ドラゴン」が収録! #遊戯王 #ygo_20AP2 pic.twitter.com/zJWRsJDxP5
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2016年12月18日
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の効果についておさらい。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
風属性/レベル12/ドラゴン族/ 攻4000/ 守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①フィールドのこのカードをエンドフェイズまで除外して以下の効果から1つを選択して発動できる。
・相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
・相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
・相手モンスターの攻撃攻撃時に発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の効果は言わば《シューティング・クェーサー・ドラゴン》の効果よりも強力になった分効果を使う際にフィールドを空けなければならないという効果を持っているカードです。
風属性になっている分【WW】等の恩恵も得やすいのですが、シンクロ召喚でしか出せないという制約があるものの比較的安価で出せる効果の上に、更に召喚方法はクェーサーと一緒の為比較されることが多そうな大型シンクロモンスターとなりました。
ですが、効果は言わば《スターダスト・ドラゴン》や《スターダスト・ドラゴン/バスター》の様な運用方法が出来るカードで、無効範囲もかなり広くなっているのが特徴です。
- 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時
- 相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する時
- 相手モンスターの攻撃攻撃時に発動できる。その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する
というかなり広い範囲を封じる事が出来ます。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》はそういう意味では非常に強い制圧力を持っているのですが、他の大型シンクロモンスターである《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《聖珖神竜 スターダスト・シフル》と比べると破壊された時や場を離れたときに対してリターンが無いのが欠点ですね。
また、シンクロ召喚でしか出せないという制約も使いきりの効果という印象を受けます。ワンキルとしての打点も稼げ無いのでなにかしら工夫が必須なカードと言えます。
しかし、
【壊獣】を除けば
厄介なカードという部分には変わりは無く、相手がこのカードを倒す場合のカードを無効にして破壊すれば良いだけなのでそこまで弱い!という印象を受けません。
特にコズミックの効果で最大のポイントは逃げれるという点であり、相手がそれに合わせてチェーンを打たれても即座に除外して逃げれるので破壊はされずこちらのカードを1枚破壊されるという点はかなり優秀だと思います。
特に《ヴェルズ・サンダーバード》だったかな・・・と同じように破壊はされない=自ターンまた効果無効に出来る大型が残っているとなるとかなり厄介なはず。
こういったカードがもし並べば・・・相手は投了するはずです(笑)勿論壊獣を除けばですけど。昨今では《餅カエル》等の破壊して奪うというものや無効にするという効果を持っているカードは少なく、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》だけで相手のカードを少しずつ削れるのも特徴。
例えば、今までのスターダスト大型シンクロモンスターとは違ったギミックなので制圧力という面では1回無効にする分遅いものの、《SNo39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を破壊しつつ前に出れるのはこのカードが一番早いように思えました。
特に打点で越えるとは言ったものの、出てきても
「え?5000打点って何?」
という様に無効にして屠る事が出来るのはやはり脅威でしかないですよ・・・。
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苦手なモンスターが出た場合は素直に召喚時に無効にして破壊すれば良いだけで、この点は非常に便利になったなぁと思います。有名な所で言えば《N・グランモール》等が該当するかもしれませんね。
一方で無効効果は1回しか使えないので【十二獣】の様に何回も破壊できるカードを搭載しているデッキには弱いので注意が必要です。そういう意味では過去のシンクロモンスターとは大きく差別化が出来ていると思います。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》のデメリットって何?
難点は、どの効果を発動するにしても、一時的にフィールドを離れる事とWIKIにもあったのですが、全くその通りで昨今では絶対に1枚で《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》をどかす方法はあり、その間に攻撃を通されるのが一番の問題でしょう。
今では8000ライフを削るというのは結構容易なのでその点に関してバトルフェイズを止めたとしても全く意味がないというのが最大の問題点でしょう。
特に連続攻撃が出来ないのでクェーサーにはワンキルという性能面では負けますし《聖珖神竜 スターダスト・シフル》の様に壊獣などでリリースされた時のリターンが無いのが一番の欠点でもあります。
《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》は、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》や《聖珖神竜 スターダスト・シフル》と比べると効果が思いっきり異質なので差別化がしやすい分考えるのが結構難しいですね。
シューティング・クェーサー・ドラゴンのメリットとデメリットについて考える。
中古遊戯王/ウルトラレア/「マスターガイド3」付録MG03-JP002 [UR] : シューティング・クェーサー・ドラゴン
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
シンクロモンスターのチューナー1体+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードはシンクロ召喚でしか特殊召喚できない。
このカードはこのカードのシンクロ素材とした
チューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができる。
1ターンに1度、魔法・罠・効果モンスターの
効果の発動を無効にし、破壊する事ができる。
このカードがフィールド上から離れた時、
「シューティング・スター・ドラゴン」1体を
エクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
シューティング・クェーサー・ドラゴンのメリット
素材の数だけ連続攻撃!!
シンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃する事ができるという効果と、1ターンに1度、魔法・罠・効果モンスターの
効果の発動を無効にし、破壊する事ができるという効果を持っています。
このカードの特徴は攻撃回数という点にあり、多少の罠やモンスター効果に関してはむりやりでもすり抜けるというのが非常に便利で、今までの環境ではかなり役立つ事が多い効果です。
また素材の数に関してはシンクロデッキでは多数素材にする事を求められているように見える一方で、3体以上展開するのはかなり容易。
シューティング・クェーサー・ドラゴンのデメリット
一回無効だけでは今の環境には厳しい。
しかし、単純に効果を一回だけ無効にするだけではかなり脆く意外と突破されてしまう事も度々あります。
一応フィールドから離れた時に「シューティング・スター・ドラゴン」1体を
エクストラデッキから特殊召喚する事ができるのですが、単純に聖珖神竜 スターダスト・シフルの戦闘耐性の方が4000打点をキープ出来るのでソッチの方が優秀でした。
エクストラデッキを圧迫する
また、フィールドから離れた効果を使用する場合ではエクストラデッキを圧迫するという弱点があります。この点が3枚を語る上で一番大事な要素でしょう。
今の環境ではエクストラデッキが15枚という制約がある事から、【十二獣】を採用する場合は勿論、混合デッキではこれが致命傷になる事もあります。
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聖珖神竜 スターダスト・シフルのメリットとデメリットについて考える。
中古遊戯王/シークレットレア/Vジャンプ応募者全員サービス「20th レジェンダリー・コレクション」VP15-JP003 [シク] : 聖珖神竜 スターダスト・シフル
シンクロ・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドのカードはそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その効果を無効にし、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(3):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のレベル8以下の
「スターダスト」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
聖珖神竜 スターダスト・シフルのメリット
戦闘効果で一回破壊されない全体防御効果。
聖珖神竜 スターダスト・シフルの最大のメリットは、全体に及ぶ破壊戦闘耐性と、無効にした時にフィールドのカードを一枚破壊するという効果です。
このフィールドのカードというのがかなりポイントで、クェーサーと違いカードを選んで破壊できるので本当に危ないカードを破壊する事が可能なのは良いですね。
この耐性は全体に及ぶので、盤面を形成する時に破壊されない十二獣などのドリームコンボ?を組むことも可能。出せば出すほど、制圧力を増していくカード。
また、最悪シフルを墓地に送られたとしてもスターダストモンスターを出せるのはかなり優秀な面でしょう。墓地に送られる必要はありますが、大抵対策が壊獣なのもこの点をなんとかしているのも利点です。
現状出せるスターダストモンスターは以下の通りです。
―効果モンスター
- 《スターダスト・シャオロン》
- 《スターダスト・ファントム》
- 《スターダスト・アサルト・ウォリアー》
- 《スターダスト・チャージ・ウォリアー》
- 《スターダスト・ドラゴン》
- 《閃珖竜 スターダスト》
主にスターダストデッキではかなり便利なカード。
今回の《シューティング・ソニック》とかみ合わなかった部分を補正してくれるのはシフルが一番相性が良さそうです。
また、価格が安いというのもメリットでしょう。というより筆者的にはココを重点的に推したいですね(笑)
聖珖神竜 スターダスト・シフルのデメリット
1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時しか効果を発揮しない。
シフルのデメリットは魔法・罠に対しては非常に脆いのがデメリット。破壊耐性等はありますが、例えば十二獣対策の《精神操作》で奪われようものなら相手の場のモンスターがそれぞれ1ターンに1度だけ戦闘・効果では破壊されないという地獄絵図に変わります(笑)
防御よりという面は強いのですが、意外と穴があるので注意が必要かもしれませんね。
■ 《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》デッキレシピを公式が公開!!
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— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2017年2月11日
(´・ω・`)「レベル・スティーラー返して」
■ まとめ! 悲劇の龍がTCG化されたのはかなり嬉しい!
恐らく今回のカード化はユーザーの希望が中心だったんじゃないかなぁと思いました。
特にこのカードの名前は出ているもののそこまで知ってる人は少ないですし、何より映像も全然出ていない( ;´・ω・`)
アニメのEDでのみらいいろで出てくる龍がそれなんじゃないの?とも思っていたほどでした。監督いわく違うとの事ですが、こういったサプライズはかなり嬉しいですねー。
しかし、皮肉な事に5dsのZONE戦では確かに《シューティング・クェーサー・ドラゴン》の効果で無ければ勝てないという感じの効果な感じがします。
あの時には(関係ないけど)5回攻撃を加えなければならなかったので、そういう意味では悲劇の龍というイメージでもあります。
また崩壊した=破壊されたときに救いが無いという感じの効果でもあり、実はこのカードの効果を深読みしていくとうわぁ。。。と思えるストーリーがあるのかもしれません。
特に スターダスト・シフル等のカードと同じ展開で出せるので使い分けることも簡単なようになっているようなので気分によって変えたりしても良いですし、クェーサーと使い分けるというのも面白そうです。
特に連続攻撃のクェーサーなど差別化は3体とも出来ているので使い分けて出すのが良いかもしれませんね!
それではノシ
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