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メタファイズデッキとは。相性の良いカードを紹介!【遊戯王 効果考察】

 

 【遊戯王 メタファイズ】メタファイズデッキとは

【メタファイズ】デッキとは。カード効果・相性の良いカード・デッキレシピを紹介!

2017年7月6日に発売される【サーキット・ブレイク(CIBR)】より新しく【メタファイズ】というデッキタイプが登場しました。

メタファイズとは元々《メタファイズ・アームド・ドラゴン》 《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》 等のカードがありましたが【サーキット・ブレイク(CIBR)】より新しく新規カテゴリーとして作れるようになり、除外がテーマとして生まれ変わっているので実は結構トリッキーなデッキとして慕われるようになる印象です。

 

というわけで今回は【メタファイズ】の考察とデッキ製作で重要なカード等を色々と見ていこうと思います!

 

■ メタファイズってどんなデッキ?

メタファイズ

3年の時を経て幻界を突破せよ!歴代のモンスター達・・・!

【メタファイズ】デッキを簡易的に解説すると?

・除外されることで効果を発揮するモンスター!サーチや召喚など展開を補助する効果を持っている。

【メタファイズ】の効果で特殊召喚されると次のスタンバイフェイズに【メタファイズ】カード毎に効果を発揮!主に伏せを除外したりする効果が強力!

・歴代の大型モンスターが幻竜族に。しかし、召喚権をサポートするカードがあり、安心してフィールド魔法やモンスターの展開を使い切る事が出来るデッキになっている。

 

【メタファイズ】は光属性・幻竜族を中心としたカテゴリーですが、メタファイズは【幻竜族】のモンスターである為実は既に様々なカードと相性が良いデッキになっていました。

 

様々なサポートと共に生まれ変わった【メタファイズ】はいわば『除外した次のスタンバイフェイズに動く』という少しタイムラグがあるカードになっているようです。

しかし、このタイムラグを活かした構築は十分可能であり《マクロコスモス》等の除外をメタカードとして扱えないという独特のカテゴリーとして考えるほうが良いのかもしれません。大型モンスターも多くサーチも容易な事から、現在でも注目されたカテゴリーと思われている感じでしょうか。

■ 大型【メタファイズ】と下級【メタファイズ】を活用する。

主にメタファイズのカードは除外された時に効果を発揮する『大型メタファイズ』とそれらをサポートする『下級メタファイズ』に分類されます。

  • 《メタファイズ・ラグナロク》(効果 戦闘ダメージを与えると【メタファイズ】を出せる!)
  • 《メタファイズ・ネフティス》
  • 《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》
  • 《メタファイズ・ダイダロス》
  • 《メタファイズ・ファクター》
  • 《メタファイズ・ディメンション》
  • 《メタファイズ・アームド・ドラゴン》(バニラ)
  • 《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》(シンクロ)

【メタファイズ】デッキは基本フィールド魔法の《メタファイズ・ファクター》を中心に大型を出しつつ戦い方か、《メタファイズ・ラグナロク》の戦闘ダメージを中心に戦っていくスタイルを合わせて戦うのが主な純構築の【メタファイズ】デッキの動かし方と言って良いでしょう。

 

これらの効果と共に【メタファイズ】カテゴリーの効果である除外された時の効果を活かしつつ戦っていくのがメタファイズデッキの基本的戦略と言えるでしょう。なので先行での制圧は難しいので基本的には《メタファイズ・ラグナロク》等とのカウンターを狙ってくデッキになりそうでした。

前回除外された種類等を参照する【トワイライトロード】等がありましたが、今回は除外してから若干タイムタグがあるのでワンキルというよりもコントロール主軸の方が回りやすいのかもしれません。 

しかしながら今回は大型をコントロールという感じのデッキになっており結構圧巻で、ついでに除外するカードと合わせてデッキを回しても良いですし、直接除外して戦うのも主流になりそうな感じがありました。

一応デッキコンセプトとしては事故る可能性があるデッキという事実はあるものの、大型が仕事をしてくれた時の強さは爽快感がありそうです。

 

一方でメタファイズはそれ以外にもシンクロ召喚等で出せるホルスの存在等もありますが実はこれらは過去輝いたモンスターたちが中心にリメイクされています。メタファイズデッキは『今まで有名だったカテゴリーが上位の概念として生まれ変わった姿で戦えるデッキ』という事なのでしょう。

 

■ メタファイズデッキのエースを紹介!

《メタファイズ・ラグナロク》

3年の時を超えて、神々の運命は再び動き出す――。

 

チューナー・効果モンスター

星4/光属性/幻竜族 ATK 1500/DEF 1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。自分のデッキの上からカードを3枚除外する。このカードの攻撃力は、この効果で除外した「メタファイズ」カードの数×300アップする。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。デッキからレベル5以上の「メタファイズ」モンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは次ターンのエンドフェイズに除外される。

【カード概要&効果解説】

重要度・・・★★★★★

《メタファイズ・ラグナロク》を使う理由・・・【メタファイズ】の基本的な展開を使えるレベル4モンスターの為必須級に。

恐らく【メタファイズ】において重要なカードの1枚になりうるカードです。

元のカードは《神竜ラグナロク》というカードで、光属性はそのままに効果がついたという感じですね。【メタファイズ】では重要なサーチ&リクルートなので3枚は欲しい所でしょうか。

起動効果によるカードを除外する効果や、その中で【メタファイズ】が出た枚数攻撃力を上げるという効果をもっています。また戦闘ダメージを与えるとデッキからレベル5以上の【メタファイズ】を出すことが出来るので、『メタファイズモンスターで出したという』扱いになり、大型【メタファイズ】の効果をそのまま使う事が出来ます。

また、バトルフェイズは終了にもならないので、そのままラッシュをかける事も出来るのは大きいですし、基本この《メタファイズ・ラグナロク》を中心に回して相手にプレッシャーをかけていく事になるでしょう。

 

実質今回のメタファイズでは重要な除外要素等の効果、戦闘ダメージを与えた時にデッキからレベル5以上の「メタファイズ」モンスター1体を特殊召喚する効果を持っていて【メタファイズ】の共通効果である効果の発揮してくれるばかりか、場に出した後に除外もしてくれるので、この点は非常に大きいと感じています。

 

《メタファイズ・ラグナロク》で戦闘ダメージを与えるには?

【メタファイズ】を直接的に除外する手段を持っているデッキでは逆に《メタファイズ・ラグナロク》にこだわる必要も無いのですが、戦闘ダメージを与えるという事を考えた際に

・直接攻撃による戦闘ダメージ

・戦闘補助によるカウンター

の2つのパターンで戦うのがメインに感じました。

《メタファイズ・ラグナロク》の効果上除外して次のスタンバイフェイズに帰還する事を考えれば実は相手ターンでの戦闘補助を優先したほうが良さそうな印象です。

幸い【メタファイズ】デッキの多くは光属性で構成されており、《オネスト》や《プライドの咆哮》等で相手のターンで《メタファイズ・ラグナロク》を攻撃するモンスターに対抗するしかありません。

大型である【メタファイズ】には効果で除外された次のターンのスタンバイフェイズに出てくるので相手のカウンターにて戦闘ダメージを与えるのが得策。 

 

元々メタファイズデッキでは、除外する事で効果を発揮する大型モンスターが多いのですが、今回はこの《メタファイズ・ラグナロク》を中心にして戦うビートダウンデッキでも組める印象はあります。

 

 

ちなみにサーチ手段は豊富であり、その点も心配しないで良いのが便利ですよね。

■ 【メタファイズ】デッキのカード一覧。

《メタファイズ・ネフティス》

魔法罠除去の洗礼を受け継いだ鳳凰神が幻界突破!除外という強力カードに!

メタファイズ・ネフティス

星8 /光属性/幻竜族/ATK 2400/DEF 1600
(1):このカードが「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。フィールドにセットされた魔法・罠カードを全て除外する。
(2):このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。デッキから「メタファイズ・ネフティス」以外の「メタファイズ」カード1枚を手札に加える。

【カード概要&効果解説】

重要度・・・★★★★★

《メタファイズ・ネフティス》の効果考察。何をするカード?

  1. ・【メタファイズ】カードで出てくるとセットカードを除外してくれる大型モンスター!
  2. ・除外されるとデッキに戻して【メタファイズ】カードを手札に加えられるよ。
  3. ・【メタファイズ】カードなので実は魔法罠もサーチ出来るぞ!

 

【メタファイズ】においてサーチの役目を持っているのがこの《メタファイズ・ネフティス》です。実は、このサーチは【メタファイズ】デッキでは生命線であり、《メタファイズ・ラグナロク》を始め、《メタファイズ・ファクター》のサーチなどを踏まえるとかなり優秀なカードと言えるでしょう。

その代わり打点が低く、戦闘に関してはあまり強くないのが難点です。

【メタファイズ】では優秀なサーチ役!セットカードもついでに除去!

 

今回のメタファイズデッキでは中核のようなカードであり、《メタファイズ・ラグナロク》の回収に加えてメタファイズのサーチをしてくれるのでかなり優秀なカードなのですが、《メタファイズ・ラグナロク》の効果で出せば簡単なセットの除去を行なってくれるカードです。

 

 【メタファイズ】モンスターでの除外された時の効果はサーチ効果。

これで《メタファイズ・ラグナロク》の効果で特殊召喚⇒セットカードを除外。その後除外されたときに後続をサーチという動き方が出来るので、相手のセットカードがある場合では《メタファイズ・ラグナロク》で出したいカードでもあります。

 

ちなみに次のスタンバイフェイズでの回収なので、この点は相手のターンで《メタファイズ・ラグナロク》が戦闘ダメージを与えて出したとしても十分に動ける感じ。

サーチカードは魔法カードであると大型が召喚権無しで出せるほかに、罠カードの《メタファイズ・ディメンション》を発動して相手に牽制をかける事も。サーチするのが次のスタンバイなだけあって

 

『相手の展開で好きなカードを選べる』

 

ようになっていました。

個人的におススメな戦い方は自分のスタンバイフェイズに出すこと。

相手の魔法罠を除去できるという戦い方が出来るのでオススメです。これは元のカードである《ネフティスの鳳凰神》と一緒ですね。

 

《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》

連続で攻撃する個性は継いだままの頼れる大型モンスター!オネストを使うと?

《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》

メタファイズ・タイラント・ドラゴン
星8/光属性/幻竜族/ATK2900/DEF2500
(1):「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードは罠カードの効果を受けず、このカードがモンスターを攻撃した場合もう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。手札から「メタファイズ」モンスター1体を特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。

《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》の効果考察。何をするカード?

  1. ・【メタファイズ】カードで出てくると罠カードの効果を受けない+モンスターを攻撃すればもう一度攻撃できるモンスターに!

  2. ・除外されるとデッキに戻して【メタファイズ】カードを手札から特殊召喚出来る。

  3. ・打点が大きく、《トレードイン》等の手札交換に利用可能。

 

【メタファイズ】デッキでは主に打点不足を補ってくれるカードですが、昨今の環境で言うと《十二獣ヴァイパー》等のカードに加えて《十二獣サラブレード》に近い打点をいれたカードや《真竜剣皇マスターP》の2800打点を超える大型という点で非常に強い印象を持つ【メタファイズ】のエースカードと言っても良いでしょう。

 

しかしながら、相手の盤面を制圧する効果では無く、後述する《メタファイズ・ダイダロス》と異なり『直接的なアドバンテージ』を稼ぐカードではありませんので、必然的に相手のライフを積極的に削るカードかトドメを刺すカードという面で活用する事となります。

 

しかし、この《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》の面白い点は1枚で二回攻撃が出来る点で、《オネスト》等のターン終了時まで打点を上げるカードであれば上がった攻撃力のまま攻撃を2回攻撃する事が出来ます。

 

相手の攻撃力が3000のモンスターに攻撃⇒オネストを使い打点を5900にして戦闘破壊。その後5900でもう一度相手モンスターに攻撃できるので、実は《メタファイズ・ラグナロク》と同じ『戦闘補助』を活かせるカードと言っても良いでしょう。

 

幸いな事に《フォース》や《オネスト》等光属性には相性の良いサポートカードが多く、これは【メタファイズ】デッキではフィニッシャーとして戦える可能性も出てきました。ただし打点が最高値なのがこの《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》なので【青眼】等の大型打点に関しては違うカードで対策する事になります。

 

《メタファイズ・ダイダロス》

全てを飲み込む海竜の力と共に降臨!特殊召喚モンスターを亡き者にする凶悪無慈悲な効果!?

メタファイズ・ダイダロス

星7/光属性/幻竜族/ATK2600/DEF1500
(1):このカードが「メタファイズ」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。このカード以外のフィールドの特殊召喚された表側表示モンスターを全て除外する。
(2):このカードが除外された場合、次のターンのスタンバイフェイズに除外されているこのカードをデッキに戻して発動できる。デッキから「メタファイズ・ダイダロス」以外の「メタファイズ」カード1枚を除外する。

《メタファイズ・ダイダロス》の効果考察。何をするカード?

・【メタファイズ】カードで出てくるとフィールドの特殊召喚したカードを全て除外出来る大型モンスター!
・除外されるとデッキから「メタファイズ・ダイダロス」以外の「メタファイズ」カード1枚を除外する。
・大型はこの《メタファイズ・ダイダロス》で対策だ!

【メタファイズ】において大型を対処する場合のカードとしてもあるのですが、この《メタファイズ・ダイダロス》の最大の特徴は自分のスタンバイフェイズまで遅延して【メタファイズ】を出せる予定を作り出せる部分にあります。

 

例えば、《メタファイズ・ラグナロク》で自分のターンに戦闘ダメージを与えて出した場合相手のスタンバイフェイズに《メタファイズ・ネフティス》を除外すると、自分のターンで出てきてセットカードを除外したりと【メタファイズ】においてタイミングを管理するカードとして扱うのがポイントのようです。

 

また、全体除去に加えて2600打点の面も優秀で相手が《メタファイズ・ラグナロク》を狙ってきたのをカウンターすればそのまま相手の特殊召喚されたモンスターも返り討ちという事が出来るので更に迂闊に《メタファイズ・ラグナロク》を攻撃しづらくなってしまいました。

全体除去はお手の物という感じですが、《真竜剣皇マスターP》等の『アドバンス召喚したカード』には無力。この場合《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》等に任せて打点で削るのが有用でしょう。

 

《メタファイズ・ファクター》

フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分はレベル5以上の「メタファイズ」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。この効果は1ターンに1度しか使用できない。この効果を適用して召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分の「メタファイズ」モンスターの効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

《メタファイズ・ファクター》の効果考察。何をするカード?

  1. ・自分はレベル5以上の「メタファイズ」モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事が出来るので事故回避に繋がっている。
  2. ・自分の「メタファイズ」モンスターの効果の発動に対して、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
  3. ・【メタファイズ】カードなので《メタファイズ・ネフティス》でサーチ出来る。

今回の【メタファイズ】においてサポートかつ中心の動きをしてくれる優秀なカードと言えるフィールド魔法です。というのもこのフィールド魔法の中心核は、事故回避+チェーン出来ないという強みを持っており、相手は必然的にこの《メタファイズ・ファクター》を破壊しなければなりません。

 

というのも、自分のターンに回ったら対処できないセットカードを除外する《メタファイズ・ネフティス》や、特殊召喚カードを除外する《メタファイズ・ダイダロス》等が対処出来ない為ですね(´・ω・`)

またそれらの除外タイミングを操作できるというのも中々に楽しそう。

 

《メタファイズ・ネフティス》でサーチも出来ますが、レベル5以上のカードを簡単に召喚できるのはやっぱり魅力で次のターンのエンドフェイズに除外される。というちゃっかり相手のターンでも居座るのでフィールドをがら空きにする事がありません。この面は結構良かったなぁと思います。

しかしフィールド魔法にレベル5以上ってことは今後レベル5の【メタファイズ】が登場する・・・?

 

《メタファイズ・ディメンション》

永続罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、除外されている自分の「メタファイズ」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。この効果で特殊召喚されたモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。
(2):このカードが既に魔法&罠ゾーンに存在する状態で、このカード以外の自分「メタファイズ」カードが除外された場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを除外する。

《メタファイズ・ディメンション》の効果考察。何をするカード?

  1. ・相手の特殊召喚に合わせて除外された【メタファイズ】を特殊召喚!
  2. ・魔法罠ゾーンにいれば、【メタファイズ】が除外された瞬間に相手のフィールドカードを除外!
  3. ・相手ターンに発動出来る裁定なのかな(´・ω・`)

個人的に【メタファイズ】で謎なカードでした。

 

相手の展開に対して除外からモンスターを出せるのは良いんですがその前に【メタファイズ】の効果は使うことになると思うので若干使いづらい・・・と思ったんですけどこの《メタファイズ・ディメンション》の主な効果は2の汎用除外の方のようです。

この除外効果は、実は【メタファイズ】がどこからでも除外されれば良いので、多分相手のターンで除外できるカードがあればそのまま妨害カードとして発揮できるかもしれません。今までの除外カード対策という意味では《ツインツイスター》の代わりに《コズミック・サイクロン》を採用されていたカード達ですが、これで除外カードを6枚体勢で詰め込む事が出来るようになりました。

 

後は相手のターンで継続的に除外できる手段が出る事でしょうか。

現状の【メタファイズ】では、《メタファイズ・ダイダロス》であれば次のスタンバイフェイズのみですが、除去を行なうことが出来るのでこの点は安心ですね(´・ω・`)

 

《メタファイズ・アームド・ドラゴン》 

通常モンスター
星7/光属性/幻竜族/攻2800/守1000
崇高なる存在は幻の如く。其の竜は頂に佇む。

 

【メタファイズ】のバニラカードですが、実は《七星の宝刀》と合わせての除去を行なえるカードの1つでもあります。後こっちの【メタファイズ】は《召喚師のスキル》でサーチ出来る他、打点が2番目に高い2800という面は強いかなぁと。

 

 

《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》 

シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/幻竜族/攻2300/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
そのS素材としたチューナー以外のモンスターの種類によって、
以下の効果をそれぞれ発動できる。
●通常モンスター:このターンこのカードは自身以外のカードの効果を受けない。
●効果モンスター:このカード以外のフィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
その効果を無効にする。
●Pモンスター:相手フィールドのモンスター1体を相手が選び、
自分はそのコントロールを得る。
このターンそのモンスターは攻撃できない。

《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》の効果考察。何をするカード?

・簡単に出せるレベル6シンクロモンスター!

・素材にしたカードで効果が変わるという珍しいカード。

・ペンデュラムモンスターを素材にすれば、コントロール奪取も行なえる!

 【メタファイズ】ではペンデュラムを投入出来ない事や《メタファイズ・ラグナロク》でのシンクロが最優先ではないため必然的に採用率が落ちるカードですが、《メタファイズ・ファクター》の効果と合わさって無効に出来ないコントロール奪取等を行なえるカードに変化します。

 

後レベル2の何かが来れば面白い事になるかもしれませんね。

■ メタファイズと相性の良いカードとは。

とりあえず【メタファイズ】デッキのポイントは除外する事で効果を発揮するテーマです。なのですが、現在除外を中心にするデッキ等を見る場合は混合デッキという場合やメタカードという側面しかありません。

なので今回は【メタファイズ】カードを見ると共にデッキ毎に相性が良い物を選択しました。参考になれば幸いです。

 

■ 【メタファイズ】と相性が良いカード・・・汎用カード編。

■ 封印の黄金櫃

通常魔法
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。
このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、
この効果で除外したカードを手札に加える。

このカードの価格を見てみる⇒[UR] : 封印の黄金櫃

重要度・・・★★★★★

遊戯王の中で除外しつつアドバンテージを稼げるカードでしたが、今回の【メタファイズ】では直接アドバンテージを稼げるカードになります。例えば、《メタファイズ・ネフティス》ではスタンバイフェイズに出てきて除外カードとして。

もし自分のターンに出て欲しかったら、《メタファイズ・ダイダロス》の効果で効果を遅らせる事が出来ます。

除外するカードとしては選択肢が多いですが、もし【メタファイズ】に除外されることで効果を発揮するカードが増えた場合《ネクロフェイズ》にて5枚除外するほうが良いという場合もあるかもしれません。

除外と運も試せる便利なカードとなっています。

 

 

 

■ 天よりの宝札

《天よりの宝札/Card of Sanctity》 
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドのカードを全て除外して発動できる。
自分は手札が2枚になるようにデッキからドローする。

このカードの価格を見てみる⇒ : 天よりの宝札

重要度・・・☆☆☆★★

 

個人的にもうこのデッキでしか輝かないので一応紹介します(笑)

【メタファイズ】デッキでは除外する事がポイントですが、このカードであれば速攻で【メタファイズ】を手札から一気に除去できる他に2ドローという体勢を整えるカードであるのがポイント。

 

一応メタファイズが手札で固まったときの対策に加えて、【メタファイズ】の種類が多くなった際に強化が出来るカードとして採用したくなる気持ちがあります。後は除外されることで効果を発揮するカードを大量に入れればそれだけで動きますし、【メタファイズ】ではロマン的なカードという感じで入れると面白いかもしれませんね。

 

■ マクロコスモス 

《マクロコスモス/Macro Cosmos》 
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。

このカードの価格を見てみる⇒中古遊戯王/ノーマル/ゴールドシリーズ 2013GS05-JP018 : マクロコスモス

重要度・・・☆★★★★

【メタファイズ】に関して除外をテーマにする以上戦闘破壊等が結構怖い時があります。そんな時に発動しておけば戦闘破壊されても効果を発揮し、しかも【真竜】等のメタカードになるという側面がとても優秀に思えました。

一方で、速攻で効果を使いたい場合や【メタファイズ】を除外したいなぁなんて事が増えた場合《次元の裂け目》を入れるのもアリでしょう。

 

■ 次元の裂け目

中古遊戯王/ノーマルパラレル/20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE20AP-JP035 [Nパラ] : 次元の裂け目

重要度・・・☆☆★★★

こちらも【メタファイズ】とは相性が良いものの、モンスターしか除外出来ないので【真竜】等の対策にはなっていないのが現状です。

ポイントとして、

 

■ 左腕の代償

中古遊戯王/ミレニアムウルトラレア/MILLENNIUM PACKMP01-JP018 [ミレニアムウルトラレア] : 左腕の代償

重要度・・・☆☆★★★

《灰流うらら》がある以上打つことが簡単に出来ませんが、今回の便利なカードの1枚になっています。

このカードの特徴は言わば除外して一枚魔法カードを手札に加える事が出来るので、《メタファイズ・ファクター》等を手札に加えても良いですし、《封印の黄金櫃》を更にサーチして除外するという事も行なえる便利なカードなのですが、元々の活用方法が《隣の芝刈り》等で補うカードの為あまり強力とは言えません。

例えば、双方ともで活用できるのが、【シラユキ】を含む墓地肥やしを中心にした【カオス構築】です。これらを活かしきれるのであれば採用は可能かもしれませんね。

 

■ 七星の宝刀

中古遊戯王/ストラクチャーデッキ-マスター・オブ・ペンデュラム-SD29-JP029 [N] : 七星の宝刀

重要度・・・☆☆☆☆★

今回の【メタファイズ】では《メタファイズ・ダイダロス》を除外できるカードなので採用率は結構高そうなカードですが、まだレベル7のモンスターの数が乏しく活用できないのが現状でしょうか。

 

一方で除外しても効果を発揮できる新規モンスターが来た場合一気に需要は増えると考えられます。ぜひ一度は入れてみて回してみたいカードです。

(´・ω・`)もし出来れば《メタファイズ・ダイダロス》の効果で次の自分のターンで《メタファイズ・ネフティス》等を出す事が出来ます。コンボは正義。

 

■ ライトレイグレファー

[rakuten:toretama:10044843:detail]

《ライトレイ グレファー/Lightray Grepher》 
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の光属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、手札から光属性モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから光属性モンスター1体を選び、ゲームから除外する。

↓このカードの価格を見てみる。

中古遊戯王/ノーマル/エクストラパック ソード・オブ・ナイツEP13-JP005 : ライトレイ グレファー

重要度・・・☆☆★★★

【メタファイズ】においては事故回避要因として入れるカードになるかもしれません。特に、デッキから除外できる効果になるので【メタファイズ】で誰を持ってくるかを考える事が出来るのもポイントです。

 

■【メタファイズ】をサーチするカード

■ 幽麗なる幻滝

中古遊戯王/ノーマル/マキシマム・クライシスMACR-JP078 [N] : 幽麗なる幻滝

重要度・・・★★★★★

タイミングが若干遅いですが、《メタファイズ・ラグナロク》をコスト無しで持って来れるカードとして有用です。また、手札交換効果もあるのでシラユキや各種サポートにおいて重要な役割を果たしてくれます。

 

■【メタファイズ】の戦闘サポートだ!

■ オネスト

↓このカードの価格を見てみる。

中古遊戯王/ノーマルパラレル/20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVE20AP-JP048 [Nパラ] : オネスト

重要度・・・★★★★★

《メタファイズ・ラグナロク》において重要な戦闘補助を行なえるカードです。勿論23枚入れておきたいカードなんですが、一方で《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》等のカードと合わせると連続攻撃の際打点を上げて攻撃する事が出来ます。

■ フォース

重要度・・・☆☆★★★

同じく打点を上げるカードですが、こっちはメインフェイズのみの使用なのでオネストより汎用性はありません。

■ プライドの咆哮

中古遊戯王/ノーマル/DUEL TERMINAL魔轟神復活!!DT04-JP047 [N] : プライドの咆哮

重要度・・・☆★★★★

 《メタファイズ・ラグナロク》を相手ターンで発動する事が出来る便利なカードです。

これで相手のモンスターを破壊しつつ《メタファイズ・ラグナロク》の効果でそのまま大型をだしてカウンターを狙うことが可能になりました。

メタビートデッキ主体であれば入れても良いと思います。個人的には採用したい一枚です。ただし除去には弱い(´・ω・`)

■ 【メタファイズ】と合わせやすいコンボカード&デッキ

■ 芝刈りで一気に墓地肥やし!カオス構築のシラユキデッキコース。

隣の芝刈りを利用してシラユキの効果を発揮。その後一気に【メタファイズ】を除外して戦うデッキです。このデッキの強みは墓地肥やしも兼ねているという点であり【カオス】等のデッキの牽制を行なうことが出来ます。

 

また【メタファイズ】を入れている分まだこれらのカードに依存しなくても戦えるのがポイントで、発動できれば強いという兼ね合いとして入れておくと良いと言うスタンスで定着するのかもしれません。

■ チューナー多めなのでシンクロも可能!《異次元の精霊》を入れたシンクロデッキコース

《異次元の精霊》等を中心に採用した除外+シンクロデッキのコンボです。

現状《メタファイズ・ラグナロク》がチューナーである事を活かしてシンクロ召喚を行ないアドバンテージを稼ぐのですが、現状【メタファイズ】を墓地に送ってしまうので相性はあまり良くありません。

 

しかし《メタファイズ・ダイダロス》等を合わせてレベル8シンクロを行なう際に除外効果を発揮。マクロコスモス等を張って効果を活用していきましょう!

 

■ メタファイズ 大会優勝から相性の良いカードを選ぶ

大会結果 竜星のあらしワールド 2017年7月8日。

今回のメタファイズデッキの特徴は主に純構築で思いっきり墓地を肥やして戦うデッキとなっていました。((モンスター枠と魔法枠が一つずつ分かりません。何だろう(´・ω・`)))

遊戯王 メタファイズ 優勝

■  メタファイズデッキレシピ モンスター枠(30枚)

【メタファイズ枠】

《メタファイズ・ネフティス》3
《メタファイズ・ダイダロス》3
《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》2
《メタファイズ・ラグナロク》3

【壊獣枠】

《怒炎壊獣ドゴラン》1
《怪粉壊獣ガダーラ》1
《海亀壊獣ガメシエル》2
《召喚士アレイスター》3
《妖精伝姫-シラユキ》1

【その他枠】

《PSYフレーム・ドライバー》1
《PSYフレーム・ギア γ》3
《灰流うらら》3
《オネスト》3

 

■ メタファイズデッキレシピ 魔法枠(27枚)

【メインギミック】

《妨げられた壊獣の眠り》1

《隣の芝刈り》3

《召喚魔術》2

【サポートカード】

《強欲で貪欲な壺》3
《トレード・イン》3
《おろかな埋葬》1
《暴走召喚陣》3
《封印の黄金櫃》3
《グリモの魔導書》2
《ルドラの魔導書》2
《アシンメタファイズ》3

■ メタファイズデッキ 罠枠(4枚)

《メタファイズ・ディメンション》2
《拮抗勝負》2

 

■ メタファイズデッキ エクストラデッキ枠(15枚)

【召喚獣枠】

《召喚獣メルカバー》2
《召喚獣ブルガトリオ》1
《召喚獣メガラニカ》1
《召喚獣ライディーン》1
《召喚獣カリギュラ》1
《召喚獣エリュシオン》1

【汎用カード枠】


《No.39 希望皇ホープ》1
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》1
《No.41 泥睡魔獣バグースカ》1
《励輝士ヴェルズビュート》1
《PSYフレームロード Ω》1
《デコード・トーカー》1
《プロキシー・ドラゴン》1
《アカシック・マジシャン》1

 

■ 優勝?全勝したメタファイズデッキに関しての大まかな解説・考察。

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今回のメタファイズデッキの主な特徴は、《隣の芝刈り》を主軸に墓地を肥やし一気に展開する【芝刈りメタファイズ】デッキを中心にしているデッキ構築になっています。また、壊獣ギミック等を出張して属性調整。

そして【召喚獣】をメインに投入し、EXモンスターゾーンには各種召喚獣を並べる事をメインとする構築になっているようです。

 

しかし、既存の【芝刈りテーマ】との相違として融合召喚等を使える枠があり、メインデッキで戦えるので、『EXモンスターゾーンで大型を出せる余裕がある』のも事実。また除外に強いので『一部のメタカードが効かない』なんていうのもあるかもしれませんね!ダークロウとか(小声)

折角なので一つずつ見ていきましょう。

■ 優勝・全勝したメタファイズデッキの特徴 その1 召喚獣の採用。

基本的に今回のメタファイズデッキに関しては除外を中心とするギミックが必須となります。また、もう一つ問題があるとすれば『手札のメタファイズや墓地のメタファイズをどうするのか』という面。

それを【召喚獣】で解決し、《召喚魔術》のコストとして除外することでメタファイズの効果を起動させる事で解決しています。

例えば召喚権をこのデッキでは《召喚師アレイスター》と《メタファイズ・ラグナロク》で使い分けて展開する事が出来るのですが、メタファイズデッキでは今回《隣の芝刈り》を採用しているので融合素材を確実に墓地から持ってくることが出来ます。

そして忘れてはいけないのが《召喚師アレイスター》に魔導ギミックを採用出来るようになった事。手札交換を駆使してキーカードを引いてくることが出来るのもポイントでしょうか。

《召喚師アレイスター》と【魔導】ギミックの採用。手札で腐ったら?

まず、魔導デッキと言いつつも実際は魔法カードのみの採用が多く、今回は手札交換に近い《ルドラの魔導書》とそれをサーチ出来る《グリモの魔導書》を入れる事で確立を引き上げているようです。

ただ入れているだけで無く、実はこれ《召喚獣メルカバー》のコストとして切れる事。そして手札で腐らない場合手札交換としても使える優れ物になっています。

召喚獣のギミックとして抑えておきたい《召喚師アレイスター》を墓地に送って除外している《召喚師アレイスター》を《召喚魔術》で回収というコンボも出来るので出張としても完璧ですし、墓地から【メタファイズ】を除外するコンボとしても有用なのが更に株を上げているっぽいですね。

 

(´・ω・`)後、これらのカードは大会等で出張されているカード達なので持っている人が多いというのが挙げられます。環境デッキを回している人には検討できるパーツかもしれませんね。

 

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■ 優勝・全勝したメタファイズデッキの特徴 その2 隣の芝刈りが腐りにくく、依存していない構成を。

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昨今インフェルノイドで話題になっていた《隣の芝刈り》を主軸に墓地を肥やし一気に展開する【芝刈りメタファイズ】デッキを中心にしているのですが、実はサーチで有名な《左腕の代償》を採用しておらず、その代わり各種カードで回せる事から『ワンキルとして採用している』という形にとどめる事が出来ているようです。

勿論インフェルノイドと大きく違う点として『殆どのカードが大型ではあるが召喚は出来る』という面や、『手札交換等のカードが豊富』なんていう面が結構大きかったりするのでそこまで気になりません。

 

ただ、もしこの墓地肥やしが可能になった場合《妖精伝姫-シラユキ》の除外コストとして【メタファイズ】を大量に除外し効果を発揮する事が出来ます。是非とも狙いたいコンボでしょう。

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■ 優勝・全勝したメタファイズデッキの特徴 その3 壊獣ギミックを搭載する事で【壊獣召喚獣】の構えも出来るように。

今回の壊獣デッキパーツの採用は主に【壊獣召喚獣】デッキを意識しているものになっていて、各種採用していると先行での制圧ではなく、後攻をメインとした切り替えしが出来るようになり必然的に遅い【メタファイズ】を補えるものになっています。

 

勿論今回の壊獣パーツのポイントは壊獣を送るだけで無く、先述した《召喚獣メルカバー》や《召喚獣ブルガトリオ》《召喚獣メガラニカ》《召喚獣ライディーン》《召喚獣カリギュラ》等の各種大型融合モンスターを出し分けてモンスター除去を狙うことも出来る! 

しかも、《召喚獣メルカバー》だけは特別で、オネストによる打点補助も可能。属性シナジーを有効に使った戦術は今も活かされているようですね。

 

 

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メタファイズの過去の話。【歴史資料】

除外が効かない友好的テーマは環境にどう影響するのか。

【メタファイズ】は、光属性のデッキであり一方で戦闘ダメージを与えるとと除外をコンセプトを中心にしているデッキです。

 

《メタファイズ・ラグナロク》等のビートダウンデッキか、《メタファイズ・タイラント・ドラゴン》を中心にした大型を中心に動くのが最大の特徴と言えるでしょう。

 

 現状遊戯王の環境において、メインデッキで動けると言うのも大きく各種エクストラメタに阻まれないデッキなのも非常に有効で、効果だけを見ていると非常に優秀なデッキなのは言うまでもありません。

とにかくサイドではあるものの数枚のサイドカードを無意味にしている面では十分にダークホースになりえるカテゴリーです。

しかし彼らにも弱点があります。

ただし、問題点があるとすれば彼らは  

【現環境では考えられない位純構築では遅いデッキ】という事が挙げられます。

 

【メタファイズ】の共通効果の特徴は次のスタンバイフェイズというものが多く、先行制圧にしても後攻ゲーという立ち位置から動いても、モンスター依存である点や魔法罠に頼っている点が非常に辛いのが問題点でしょうか。

これらでどういった問題が起きるのか色々と考えてみました。

■ 魔法罠を制限されることの問題点。

まず制圧面で考えられるのが《サイクロン》や《魔封じの芳香》等の大型メタカードです。

《メタファイズ・ファクター》による召喚制限をサイクロンで破壊されたり、魔法罠をセットさせない魔封じの芳香》は《メタファイズ・ラグナロク》等の戦闘破壊を行なわせないようにする動きを仕掛ける事が出来ます。

 

実は《メタファイズ・ラグナロク》に関しては戦闘ダメージを与える手段を魔法罠に頼り切ってしまうとメタカードに対して手が出せないというジレンマを抱えているのが問題点ですね。

こうなってくると必然的に《トラップ・イーター》等でメタったほうが良いんじゃないかという個人的意見はさておき『コンボデッキ』の弱点を抱えているというのが最大の問題かもしれません。

実は【メタファイズ】のモンスター効果はメタファイズによって召喚されなければ効果を発揮しないいわゆるバニラモンスターでしかありません。

 

なので《メタファイズ・ファクター》で出しても実はただの2900打点が最大のデッキであると同時にこのフィールド魔法は魔法罠効果モンスターの効果から守ってくれるカードでは無いので、除去系魔法もちゃっかり効きます。

 帝王の烈旋》《聖なるバリア -ミラーフォース-》等のカードは結構刺さるほか、タイミングを間違えなければそのまま決定打になる事もあります。こういったカードをすり抜けて大型を出すのがポイントとなるでしょう。

 

【メタファイズ】が取れる戦略 純構築の場合。 

まず【メタファイズ】に自体の大型モンスターは単純には《メタファイズ・ファクター》で出せますが一方で効果がありません。なので出来る限りこちらとしては相手の阻害する効果と合わせて戦っていこうかなという考え方をしていく必要があります。

 

それで取れる戦法は1つ。こっちが展開するときに《大熱波》等で除外カードを待ちつつ戦っていくものです。

大熱波》 等のカードでこれらを止めておき出来る限り相手の動きを抑制させるのもポイントなのか?とも感じましたが、実はこれ結構【真竜皇】には刺さる感じで良かった印象。

ですが、こちらもセットする位しか出来ないのは痛いですね(笑)

 

■ 命削りの宝札ではどうなるのか。

 

後個人的にどうしようかなと悩んで考えたのが《メタファイズ・ラグナロク》を立てつつ盤面を維持する【命削りの宝札】タイプのデッキです。

 

このデッキの特徴はとにかく【メタファイズ】関連のカードを発動しておいて動く初動を中心に戦うメタデッキなのですが、『命削りの宝札』を駆使する事で《メタファイズ・ラグナロク》を中心にデッキ構築をメインとして戦うデッキというもの。

これであれば伏せカードを増やしつつ墓地に【メタファイズ】を貯めて一気に除外する立ち回りをする事が出来るので結構便利。

特にこれで何が出来るのかというとフィールドに影響せずに『【メタファイズ】の効果を起動する事が出来るのが最大の特徴でしょう』

特に命削りの宝札は、《封印の黄金櫃》や《七星の宝刀》等を使って先にメタファイズの効果を起動する事が出来て相手のスタンバイフェイズに【メタファイズ】を展開する事も出来るので実は結構優秀です。また引いたカードは墓地に送られるものの《次元の裂け目》を張っておけばって奴ですね(´・ω・`)。

 

ただし、特に相手ターンでも《メタファイズ・ラグナロク》を除去か戦闘破壊しなければ妨害札により大型が出てしまうので、意外と役にだったのですが《オネスト》等が使えないのが問題点かなと。

この点はデッキを回しつつドンドン計算して行く事が大事に感じます。

【メタファイズ】の今後は出張か先行制圧のルートが鍵。

今の所【メタファイズ】には《メタファイズ・ラグナロク》での展開と、フィールド魔法の2種類の展開方法がありますがこれらは逆に『【真竜】等のフィールド魔法等を活かせないことの繋がり』を使えないのが最大の問題点のように見えます。

 

この2つを止められてしまうと大型を抱えただけの事故を起こしてしまう上に《メタファイズ・ラグナロク》などのメタファイズモンスターの展開をしないと効果を発揮しないので実は結構調整を兼ねているモンスターでした。

 

 

しかし、実は何でも使ってカードを除去し続けなければならないプレッシャーを抱えてるのは事実で大会等でふとした場合に出てくれば除外を中心にしている対処をしているデッキでは若干辛い感じがしました。これからは除外する事もマイナスという形で考えなければならない部分が遊戯王の大会で大きく左右されそうです。

 

 

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