遊戯王の環境デッキと入賞デッキを紹介し、大会上位デッキ等の情報を更新していく考察日記です。
今期の遊戯王 環境のテーマは「群雄割拠と出張テーマ」。
定番テーマである【十二獣真竜】の消滅と、2017年7月からの制限改訂のあおりを受けた《真竜剣皇マスターP》。群雄割拠の様に見える良環境から始まる事となりましたが、【真竜】は環境に居座る事が出来るのか。
また、『各種【真竜】のせいで環境に入り込む事が出来なかったテーマ』の立ち位置はどうなったのか。
そんな環境の流れを色々と見ていきたいと思います。
■ 遊戯王の環境のおさらい。
遊戯王OCG 究極伝導恐獣 ウルトラレア SR04-JP001-UR 遊☆戯☆王ARC-V [STRUCTURE DECK R -恐獣の鼓動-]
2017年の4月の環境は今までの遊戯王のジンクスと同じで、『1月・2月に登場したテーマの環境制圧』と、新ルールである『リンク召喚による大打撃』が起こってしまい、数々の遊戯王プレーヤーを引退や休止にまで追い込んだ期間でもあった。
リンク召喚による戦い方をメインとしたデッキの登場はまだまだ存在せず、基盤でメインモンスターゾーンで戦うことをメインとしたデッキが主流になった事から様々なデッキが消えていき、一方でエクストラメタを元々乗り越えていたデッキが上位を占めるようになっていきます。
この流れは一時期の《浮幽さくら》のメタ登場時の様に見えますが、当時よりも酷く連続でのシンクロ召喚等が出来ない事が増えたっていう事実の方が大きいから被害は昔より大きいかな?と思ったり。
ネットで話題になったワンキルと大会での上位入賞はまた別なお話
そんな状況下で『どうすればリンク召喚環境で生き残れるのか』を考えていた結果。手札誘発が大量に仕込まれて、1枚でもコンボが発生するデッキが強いという結果になってしまいました。
ネットで噂になっている『《ファイアウォール・ドラゴン》を使ってのワンキルが凄い』という話題があっても、大会では結果を残せなかったのはきっとこういう妨害カードの多くが邪魔をしていたからかもしれません。
これで良いのかは若干疑問ですが・・・。
逆に、どういうデッキが上に上がったのかというと、どんな状況においても安定性を持ったデッキ。
例えば【十二獣真竜】の様に1枚でエクシーズして動ける【十二獣】。そして、墓地を経由して一気にボウテンコウまで繋げる《魂喰いオヴィラプター》。これらは最初は結果を出さなかったものの、ユーザーのプレイングセンスによって上位入賞を繰り返し、4月当初では考えられない結果となっていったのです。
特に【十二獣真竜】は最初は結果を出していなかった所を見ると。6月当初では既に環境に順応した印象を受けていたりしました。
※ 前回の資料。
■ 2017年7月以降活躍しているデッキは?
という訳で、2017年の7月から制限改定でそれらのデッキが大きく壊滅状態となり、様々なデッキに入賞のチャンスが巡ってくる展開となりました。
まず【真竜】が消えた?事も無いけどまだまだ環境に居座る恐竜。そして今年のダークホース《源竜星-ボウテンコウ》。また、出張ではSRの二の舞な【WW】などの収録を始め、制限解除された【ABC】なんかの登場もあったりと色んなデッキが登場しています。
今後の入賞も含めてこの部分から1つずつデッキを考察していきたいと思います。
~【サーキット・ブレイク(CIBR)】販売前の入賞デッキ達~
環境が成熟していないこともありますが、様々なデッキが活躍する事となった【サーキット・ブレイク(CIBR)】前の優勝デッキ等はバリエーションに溢れたデッキが多く見ていて楽しかったです。
しかし、この時点で【WW】と【竜星】の2大出張カードが環境で良く見かける結果となりました。ショップ大会や各種大会ではデッキの固定化も無い一方、大型の大会となると既に環境には同じデッキがズラリ・・・なんて事も。
【WW魔導真竜召喚獣】 【恐竜竜星真竜皇】と言った『TG代行六武』というデッキタイプのようなデッキが登場する事もあり出張が正義という印象を受けたのもこの辺り。
そして、新しいリミットレギュレーションに引き継がれていきます。
どのようなデッキが上位を占めるのでしょうか。わくわくする・・・
訳ないです。
が、折角なので考察します。