最新作『モンハンワイルズ』における傷口マナーの暗黙の了解と守るべきなのかについてまとめていますので参考にどうぞ。
モンハンワイルズの傷口マナーの暗黙の了解と守るべきなのかについて
傷口システムとは?
モンハンワイルズでは、モンスターの特定部位を繰り返し攻撃することで「傷口」を作ることができます。この傷口に「集中弱点攻撃」を行うと「傷口破壊」が発生し、大ダメージを与えたりモンスターを怯ませたりできます。さらに、武器種によっては追加のバフ(強化効果)が得られる場合があります。このシステムがマルチプレイにおける立ち回りに影響を与え、「傷口マナー」という概念が生まれました。
傷口マナーの暗黙の了解とは?
傷口マナーとは、傷口破壊の優先権: 傷口破壊によるバフが特に有用な武器種(例: 特定の条件下で強化される武器)に、傷口を譲るべきという考え方。バフを得られない武器種が傷口を攻撃して破壊してしまうと、他のプレイヤーの恩恵が減るため、控えるべきとする意見などいってしまうとゲーム効率の妨げになる行為とも言えます。
例えば、過去作での「頭部はハンマーに譲る」「尻尾は切断武器に任せる」といったマナーに似ており、チーム全体の効率を優先する文化が背景にあったりしますが、今作はシステム上のマナーなので何かと炎上します。
特に守るメリットでは効率が上がりますが、問題はダメージ効率の差が大きすぎる事で更に後半の高難度クエストでは傷口を素早く破壊しないとモンスターが回復してしまう場合があり、譲る余裕がないこともあるのでいちいち気にして3乙しては意味がない。
と考えると強制ではないし公式ルールではなく、あくまでプレイヤー間の一部の提案に過ぎないため、無視してもゲーム進行に問題はないわけです。
Xでの意見
ワイルズの傷口マナーに関してXの投稿を見ると、傷口マナーに対する意見は大きく分かれていました。
- 「譲るのがマナーとか言ってたら野良で効率落ちるだけ。さっさと壊せ」と効率を重視する声。
- 「気持ちよくやらせてあげたいから傷口放置してる」と相手への配慮を優先する声。
- 「マナーとかバカじゃないの?楽しければいいじゃん」と自由を求める声。
傷口マナーは、あくまでプレイヤーコミュニティ内で自然発生した「暗黙の了解」です。守るべきかどうかはマナーに縛られてストレスを感じるくらいなら、自分の好きなようにプレイするのがベスト。
他に炎上した理由と騒動について
『モンスターハンターワイルズ』の炎上は主に公式のクラッシュによる対応問題とストーリーや武器格差による批判点、ストーリーの問題についてです。コンテンツ不足である点はやりこみ要素含めて難しい問題ですが、難易度の低下も批判の対象になっています。モンハン2Gのようなソロ討伐が基本的にない上に前作もミラボレアスで慣れてしまっている人がいる以上、ゲームバランスの方向性を取るのは難しい事なのかもしれません。
① 深刻なバグとクラッシュ問題
Steam版『モンスターハンターワイルズ』は発売直後、多くのプレイヤーが接続し、歴代最高クラスのプレイヤー数を記録。しかし、一部のユーザーはゲームが起動直後にクラッシュする、グラフィックのバグで地形が崩れるなどの問題に直面しています。また、最適化不足に対する不満がSNSやレビューで噴出し、開発側も迅速に修正パッチの案内を発表。しかし、すべての問題が解決されたわけではなく、未だに正常にプレイできないユーザーもいるのでこういった層の対応はしてほしい所でした。
② ストーリー進行に関する不満
ワイルズの問題はこちらで今作はシームレスマップを採用し、従来のモンハンシリーズとは異なり、ストーリー重視の演出が強化されているもののムービー時間でストーリークリア時間を水増しされている感があるのは否めません。プレイヤーの自由度を削ぐ要因となっていて、不満も出ていそうでした。
ムービーの時間が長く、スキップすると分からないシーンが多いので、ストレス。
昔のモンハンとは異なりゲームを遊ぶ時間までの自由性が減っている事や一部クエストで「強制散歩」などの問題は消えていません。また狩猟をしたいのにストーリーを絶対に見させるという問題は抱えているのでリアフレとのマルチプレイでの支障は残ったまま。映像も長いものもあればマルチプレイでの支障も出てしまいます。
実況向けではあるものの身内で遊ぶとストレスフルでした。こういった部分はワールドでの導きよりマシなものの、ワールドの課題な気がします。
炎上した理由と騒動について
1. ムービーが多すぎる
多くのプレイヤーが指摘しているのは「ムービーの多さ」です。プレイ時間のうち、半分以上がムービーに割かれているという声もあり、
1時間プレイしたら30分がムービー
20分が移動、10分だけ狩猟
といった極端な意見も見られます。ただし、ムービーはスキップ可能なため、ストーリーに興味がなければ飛ばしてしまえば問題ないとも言えます。モンスターの登場シーンは迫力があり見応えがあるため、これを楽しみにしているプレイヤーもいます。
2. 移動がだるい
本作はオープンワールド風のマップになったことで、移動に時間がかかることが不満として挙がっています。
フィールドが広すぎて狩猟までが面倒
NPCの会話が長すぎてテンポが悪い
しかし、セクレト(移動用の乗り物)に乗ればオート移動も可能であり、ファストトラベル機能も搭載されています。過去作ではモンスターの位置を探すためにペイントボールを投げる手間があったことを考えると、移動はむしろ楽になっているとも言えます。
3. コンテンツ不足(未完成販売?)
「発売時点でのモンスターの数が少ない」という意見もあります。
「どうせDLCで後から追加するんだろう」
「最初からもっとモンスターを入れておいてほしい」
ただし、モンハンシリーズは過去作でもアップデートや拡張コンテンツでモンスターを増やしてきました。ワイルズも同様に、今後のアプデで追加される可能性が高いでしょう。
4. ストーリーが微妙
ムービーが多い割に、ストーリーの内容が薄いという意見もあります。
「お遊戯会レベルで期待外れ」
「感動させたいんだろうけど演出がクサすぎる」
この点については、ムービーをスキップすることで回避可能です。モンハンは元々ストーリーよりも狩りがメインのゲームなので、ストーリーの質を求めるかどうかはプレイヤー次第といえます。
5. 難易度が低すぎる
難易度の低下も批判の対象になっています。
「回復アイテムがいらないレベル」
「モンスターのHPが低く、すぐ倒せてしまう」
「装備作りの達成感がない」
過去作では、対策武器を作るために素材を集め、装備を整えて狩りに挑むのが醍醐味でした。しかし、ワイルズでは素材が集まりやすく、装備作成が簡単になっているため、達成感が薄れていると感じるプレイヤーもいるようです。