《大欲な壺》
速攻魔法
「大欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。①:除外されている自分及び相手のモンスターの中から合計3体を対象として発動できる。そのモンスター3体を持ち主のデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。
こ、これは・・・!?と思えるようなカードの登場です。
大欲な壺の効果は言ってしまえば昨今の除外系の若干なメタにもなりますし、デッキによってはモンスターを再利用できるのでかなり使えるんじゃ無いかな?と思えるものも多かったり。
(あ、海馬のユニオンもメタってますね。)
そして、大欲な壺はあの制限カード異次元からの埋葬とも比較させられるカードとも言えるでしょう。
大抵モンスターを再利用できるという部分に目が行くかーどなので、今回はそんな壺と異次元の話題。
今回も中々に使い勝手がいいようなカードの登場ですね。
というか最近筆者は壺に踊らされすぎです。価格的にも、種類的にも。
遊戯王 TDIL-JP066 スーパーレア 魔法 強欲で貪欲な壺 【中古】【Sランク】
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■ 実際どっちが優秀?デッキに戻すと、墓地に戻す。
《異次元からの埋葬》
速攻魔法(制限カード)
(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から
合計3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
という訳でどっちにしてもこのカードが注目されているような気がします。
なぜなら制限枚数は最大3枚までという部分は一緒。大欲な壺とは違い、3枚までと言う部分はかなり緩く、更に大欲な壺には1ドローという効果もついていて、一瞬異次元からの埋葬も制限緩和かなぁと思う人もいるかもしれません。
しかし、この墓地に送ると言う部分のメリットとデッキに戻すというのは中々違ったりするんですよね。
例を挙げると、 BF-大旆のヴァーユとD-HERO ディアボリックガイの2枚がちょうど説明しやすいのでこの2枚を紹介します。
BF-大旆のヴァーユは大欲な壺と違い、異次元からの埋葬の方が相性が良いです。
異次元からの埋葬は、墓地BFの様にカードに対しての再利用をする場合には異次元からの埋葬は重宝します。
なぜなら、ヴァーユには墓地のBFと一緒に除外しシンクロモンスターを出す効果があるからですね。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
チューナー以外の自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
「BF」Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
これは異次元からの埋葬で何回でも使えるので、この場合異次元からの埋葬の方がかなり使い勝手が良いのです。
大欲な壺の1ドローはおいしいのですが、BF-大旆のヴァーユをもう一度墓地に送るのは大変なんですよ。
《BF-大旆のヴァーユ/Blackwing - Vayu the Emblem of Honor》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、S素材にできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
チューナー以外の自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
「BF」Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
しかし、ディアボリックガイの様なデッキからの特殊召喚をする場合にはこっちに軍配があがります。
ディアボリックガイの場合は、デッキからの特殊召喚なのでこれは大欲な壺の方が相性良さげ。
ついでに1ドローも出来るのでD-HEROの今後の強化に繋がるかもしれません。
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
《D-HERO ディアボリックガイ/Destiny HERO - Malicious》
効果モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻 800/守 800
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキから「D-HERO ディアボリックガイ」1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。
実は・・・という話までとは言いませんが、除外されたカードをデッキに戻すか、墓地に送るのかでは大きく意味が変わるのが面白いところ。
ディアボリックガイやヴァーユ以外にも様々なカードの使い道はありますが異次元からの埋葬とは違うカードに使われることが多くなりそうです。
■ 除外を主にしているデッキとは相性が良さそうな気もする。
という訳で大欲な壺とのカードを色々見ていったのですが、墓地から除外することで効果を発揮するカードが多いので、大欲な壺が出ても異次元からの埋葬は緩和されないと思います。
今後デッキから除外して効果を発揮するカードがなければの話なんですけどね( ;´・ω・`)。
特に墓地除外系のカードは未だに強いのが多いですし、再利用できるから強いのであって。
除外された!やばい!
という事に備えたい場合よりも除外をメインで行ってアドバンテージを稼ぐデッキにはかなり強い。
龍の鏡で出した青眼3枚を戻してって事もしやすくなりましたし、真青眼の究極竜を中心にしたデッキには朗報?な1枚。
と、元々異次元からの埋葬だけでは戻すのが頼りない!と思う場合には確実に採用できるカードなんですよ。
なんせ1ドローも付いているので、ある程度中盤で効果を発揮するカードと言えるでしょう。
最近はそういう垣根を越えたカードは多いですが、地味に相手のカードもメタれるのは大きな利点!
「早速メタられてるんですけど!?」
と言いつつもこのカードは異次元からの埋葬と同じように速攻魔法というのも中々優秀な点ですよね。 今後デッキから除外してというカードが増えてくるのでしょうか。中々に気になる部分が増えてしまいました。
もうここまで来たら、壺だけで何かしらデッキを作れそうな予感!出来ればモンスター枠も増えてほしいですね!
それではノシ