■ ファントム・オブ・カオス》が遂に再録!!!効果考察も踏まえて昔の話を・・・。
つ・・・ついにこの時が・・・!遊戯王で高騰カードの1枚だった《ファントム・オブ・カオス》が遂に再録されました。価格が一気に下がりそうに見えて、光ってるから価格は下がらないのかなぁ。
《ファントム・オブ・カオス》とは、所謂プリズマーと同じファンデッキの救世主で名前をコピーし、様々なコンボを作り上げた最強のカードです。
収録されたのは、2007/09/27に発売されたタッグフォース2の攻略本。なので実質的に9年ぶりくらい経ってからの再録のようですね。
どう見ても入手難易度はかなり高く、しかも攻略本ということで再録は絶望的。その上コンボでは必須と言われている時代もあったほど。
【ファンカスノーレ】に始まり様々なデッキを生み出した張本人と言えるでしょう。
そんなコンボの妖精に愛された《ファントム・オブ・カオス》ですがこのカードの重要性は遊戯王wikiでその本気度が垣間見えますよ(笑)
ただ、タッグフォース2も実は《魔宮の賄賂》なんていうえげつない魔法罠無効カードが入っていて・・・こういったカードが入っているのはゲーム特定周辺では度々起きています。
因みにゲームソフトや周辺商品付属カードで高騰した物と言えば《インフェルニティ・デーモン》や【列車】カードなど・・・結構知ってる人は知ってる歴史ですよね。
という訳でこの時代にどこまで活躍出来るようになるのか・・・じっくり見ていこうと思います。
■ 《ファントム・オブ・カオス》って今の環境どう使うの?
《ファントム・オブ・カオス/Phantom of Chaos》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、自分の墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードはエンドフェイズまで、
そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ元々の攻撃力と効果を得る。
(2):このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
墓地のモンスターをコピーする効果と同名カードに変身できるこのカードですが効果などをコピー出来る枠が非常に豊富なので大抵は悪用されます(笑)
特に場に出せない大型モンスターや、コンボ前提で分解するなんてコンボはこのカードが主軸で考えていた時期もありました。しかし価格が高いので気楽な気持ちで手が出せないカードもたまにあるんですよね。
因みに今高騰しているアーミタイルは韓国版では安価なのでコッチを選ぶのもアリです(笑)
今まで遊戯王の中でここまで効果などをコピーできるカードは少なく、それによりコンボパーツとして活躍する機会が多いカードでした昨今では【WW】も同じような事が出来ますが、最終的にコッチの方がコンボとして使いやすいのが現状のようですね。
特に効果をコピーできると良いつつも召喚時効果は使えないのでコンボというよりは強力な効果を使いつつも攻めるのが基本スタンスなのでしょう。
ココからは個人的に採用したいカードなどを書いてみました。
究極時械神セフィロン・・・起動効果で大型天使を蘇生。
中古遊戯王/ウルトラレア/「マスターガイド3」付録MG03-JP001 [UR] : 究極時械神セフィロン
効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、レベル8以上の天使族モンスター1体を
自分の手札・墓地から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、攻撃力は4000になる。
自分の墓地にモンスターが10体以上存在する場合のみ特殊召喚する事ができる効果を持っていて、レベル8以上の天使族を蘇生する事が出来ます。
元々モンスターが10枚以上という条件がしんどいものの、ファントムオブカオスの効果で天使族モンスターを特殊召喚出来るんですよね。ただ今の環境ではレベルが8以上の天使族と言えば【堕天使】デッキが中心なのであまり恩恵は得れないのがなんとも言えないのですが、今後大型の天使族が出てきた場合では4000打点を二枚並べられるのは圧巻の一言!!
因みに筆者は【ヴァイロン】にて大型モンスターをケーストのコンボで展開しグルグル回していました。
《ヴァイロン・オメガ》を基調にしたデッキ構築はまさにファンデッキの鏡というようなデッキであり、ソリティアをシンクロンデッキ以外で出来たデッキの1つといっても良いでしょう。
ただし最近では墓地肥やしも《隣の芝刈り》で行えるようになったのでだいぶ変わりましたよね。昔では結構考えられなかったので非常に懐かしいです。
個人的にはヴァイロンとか、そういったデッキにちょこっといれておきたいです(笑)
《ラーの翼神竜-球体形》をコピーして不死鳥を舞い上がらせる!!
今回の重要な役割の1つと言えば神のカード!
このラーの翼神竜は普通に出すと攻撃力がライフポイントを吸収するカードの様に見えるのですが、 《ラーの翼神竜-球体形》等の効果をコピーすると手札・デッキから《ラーの翼神竜》を攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する事が出来ます。
実際スフィアモードは昨今の制圧カードを軒並みリリース出来るようになった強カードでありその強さは壊獣で実証済みなのですが・・・一方でこのカードが高すぎるのが玉に傷。
中古遊戯王/ウルトラレア/デュエリストパック 決闘都市編DP16-JP001 [UR] : ラーの翼神竜-球体形
効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、
自分フィールドのモンスター3体をリリースして自分フィールドに召喚、
または相手フィールドのモンスター3体をリリースして相手フィールドに召喚しなければならず、
召喚したこのカードのコントロールは次のターンのエンドフェイズに元々の持ち主に戻る。
(1):このカードは攻撃できず、相手の攻撃・効果の対象にならない。
(2):このカードをリリースして発動できる。
手札・デッキから「ラーの翼神竜」1体を、
召喚条件を無視し、攻撃力・守備力を4000にして特殊召喚する。
中古遊戯王/ミレニアムゴールドレア/MILLENNIUM BOX GOLD EDITIONMB01-JPS03 [ミレニアムゴールドレア] : ラーの翼神竜
効果モンスター
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードは特殊召喚できない。
このカードを通常召喚する場合、
3体をリリースして召喚しなければならない。
(1):このカードの召喚は無効化されない。
(2):このカードの召喚成功時には、
このカード以外の魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。
(3):このカードが召喚に成功した時、
100LPになるようにLPを払って発動できる。
このカードの攻撃力・守備力は払った数値分アップする。
(4):1000LPを払い、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
今回の再録も実はこういった初代のカードサポートも兼ねているんじゃ無いかなぁと思っています。ファントムオブカオスがあればスフィアモードからの展開も出来るのでラーデッキを作っている人には朗報っぽいかもしれませんね。
ガチで戦うなら【ファンカスノーレ】等が主力?今では【ライトロード】なんて手も。
という訳で今後も注目していきたいファントムオブカオスなのですが、実はファンカスノーレの様なデッキが流行っている事もあり元々のデッキはコンボに近い回しかたを要求するデッキでした。なので今の時代では若干昔と仕様が異なります。
例えば墓地にモンスターを送るという場合では《おろかな埋葬》や《終末の騎士》なんて手もあるわけで。実はあの時代は終末の騎士等も制限ではなかったので上手く出来ていた感じがあります。
という点ではノーレラスデッキも今のデッキでは非常に面白くて好きなのですが、昨今の環境でやって行けるのか?という点では若干疑問でした。
⇒中古遊戯王/FORCE OF THE BREAKERFOTB-JP022 [SR] : 天魔神 ノーレラス
効果モンスター/星8/闇属性/悪魔族/攻2400/守1500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性・天使族モンスター1体と闇属性・悪魔族モンスター3体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
1000ライフポイントを払う事で、
お互いの手札とフィールド上のカードを全て墓地へ送り、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
・・・ですが、実は今の環境では【十二獣】の中で単独活躍している【インフェルノイド】デッキで活用されているようです。
また《隣の芝刈り》によってデッキから複数カードを墓地に送れることもありどの効果を使うかも考えつつファントム・オブ・カオスの効果を発動できるのかもしれません。
《隣の芝刈り》
通常魔法
(1):自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。
デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。
最近では【インフェルノイド】の大会進出を見ていると非常に怖かったのですが、元々レイジングテンペストのカードは軒並み十二獣のギミックが搭載されているので比較的安いカードのままという印象を持ちました。
【インフェルノイドノーレ】の場合でも一応持っておきたいカードなので定期的にチェックするのが良いのかもしれませんね。
※ 詳しい話はこちらから。
また、デッキの相性という意味では【ライトロード】も若干相性が良いです。ライトロードデッキは、専用構築の場合《裁きの竜》等のカード効果も使えるときが多いので非常に面白い動きが出来るときもあります。
しかしながら今の環境ではライバルが登場し、《WW-クリスタル・ベル》というカードが登場していまいました。このカードは地獄の暴走召喚のような魔法カードとは相性が悪いもののこちらの最大の利点は相手にダメージを与えることも可能という点です。
その他では効果をコピーして利用する方法が考えられる。
《轟雷帝ザボルグ》でこのカードと《WW-ウィンター・ベル》2体と《捕食植物キメラフレシア》を墓地へ送ることで、《ミラクルシンクロフュージョン》をサーチし、《WW-クリスタル・ベル》を融合召喚。
その効果によって、このカードの効果をコピーすれば攻撃力12800を達成できる。
《旧神ヌトス》で伏せカードを破壊したり、同様の方法で《ナチュル・エクストリオ》を出せば、相手の罠カードを警戒せずに済み、耐性がない点もある程度補える。
中古遊戯王/レア/レイジング・テンペストRATE-JP040 [R] : WW-クリスタル・ベル
融合・効果モンスター
星8/風属性/魔法使い族/攻2800/守2400
「WW-ウィンター・ベル」+「WW」モンスター
「WW-クリスタル・ベル」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(2):このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、自分の墓地の、
「WW-ウィンター・ベル」1体とレベル4以下の「WW」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
というように実はこのカードを起点にする事も出来るのでファントムオブカオスも再録されたんだろうなぁと勝手に解釈していました。
実際このカードでアーミタイルをぶつければ12800の大型モンスターの完成です(笑)
という効果コピーモンスターは何かしら悪用される運命なのですが、ファントム・オブ・カオスに関しては大型モンスターを出す時に必須なカードになるでしょう。
もしかしたらズァークを出すときに
名前だけを借りて
出す事だってありますし、まさに替え玉のような使われ方もするかもしれません。因みにエクストラデッキを使いたいという場合では轟雷帝ザボルグと合わせてみたりと意外と面白い動きをしてくれます。
という訳で今回はファントムオブカオスのお話しでした。まだまだ詳しい事は色々書きたいのですが今日はこの辺で。
皆さんはどんなカードをコピーしたいですか?またお聞かせくださいね。
それではノシ
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