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【遊戯王 感想】【時械神】デッキの対策・メタカードについて考える。

【時械神】デッキの対策・メタカード

【時械神】の対策・メタカードについての考察とプレイングについての記事です。今回時械神デッキと戦ってきて感じた【時械神】の特徴を踏まえて対策カード等を紹介していこうと思います。

 

元々【時械神】に関しては明確なメタカードがあると言いつつも実はそれを実践した事がなかったという面もあり、気になっていた面も踏まえて書いていきます。

 

【時械神】デッキ対策で考えたい事とは。

 

さて、この【時械神】。実は何度も言いますが、様々な弱点が存在します。それゆえに環境では出張はありえても純構築では難しいなぁという印象を持ちました。

その理由が現環境のメタカードと主軸にしているデッキに刺さるということです。

hukusyunyu.hatenablog.com

 

その点を踏まえると【時械神】のメタ要素はこんな感じになります。

・戦闘を必ずしなければならない事。

・対象に取れるバウンス・除外・墓地送り効果の脆弱性。

・効果無効によるカウンター。

 と言うわけで一個ずつ確認していきましょう。

 

【時械神】対策・・・戦闘を必ずしなければならない事のメタカード。

■ 十二獣ヴァイパー

 

個人的に絶対的に刺さる存在がこの《十二獣ヴァイパー》です。このカードは十二獣デッキのキーマンと言える存在で毎回《十二獣ぶるホーン》からサーチされる存在ですが、まずコイツが刺さります

 

(´・ω・`)それはなぜかと言うと戦闘を行う除去として【時械神】をこのカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に相手モンスターを除外するので【時械神】をそのままバトルステップ終了時までに除去されるからです。

 

《十二獣ヴァイパー/Zoodiac Whiptail》 
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻1200/守 400
(1):自分フィールド上の獣戦士族Xモンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札・フィールドのこのカードを
そのモンスターの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードを素材として持っている、
元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行った
ダメージ計算後に発動する。
その相手モンスターを除外する。

 

そのせいでまず【時械神】はこのカードを対策するカードが全く無く、攻撃しないといけないという地獄絵図へ(笑)

なので最終的に戦いづらいというのが大きな弱点となっているようです。

 

■ 《次元幽閉》《神風のバリア -エア・フォース-》

【時械神】はいわば戦闘を行う前に除去が出来ないというデメリットを持っています。

それが結構辛いと感じるのがこういった全体除去に関してのカード。これらのカードはいわば除去は出来るけど先に殴らないといけない宿命がありこれを逆手に取れば問題はありません。

しかしこれらのカードをわざわざ【時械神】のために入れるのかという点ではマイナスなのでその点も気にする場合は後述するメタカードで代用するのが良さそうです。後は裏側にする《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》も若干の天敵。

 

裏側になった後に除去をかませる等の工夫があるデッキではこれですら致命傷になるはずです。覇王門系のデッキではこれに合わせて除去まで来ると・・・っていう感じでした。

 

 

・対象に取れるバウンス・除外・墓地送り効果の脆弱性。

これに関しては該当するのが多すぎて困るのですが、例えば墓地に送る効果に関しては《星杯戦士ニンギルス》が。

一方でバウンスと言えば今の環境で必須な《ファイアウォール・ドラゴン》などのカードもあり1枚での展開であれば簡単に覆るであろう展開があるのもポイントでしょうか。

 

それに現状では《ファイアウォール・ドラゴン》も含めて最近は耐性持ちのカードが多いゆえにドンドン『選んで除去』のカードが増えている一方墓地に送る効果などの選択肢も増えてきました。

 

なので、この面に関してはかなり除去しやすいです。

《バージェストマ・ディノミスクス》が筆者の周りでは刺さったなぁと感じましたし、あまり破壊されないという耐性に過信するのは良くなさそうです。

 

また相性がよさそうな【真竜】ですらも《帝王の烈旋》で対策されるのもちょっと難儀。相手のターンで除去が出来る《真竜拳士ダイナマイトK》からの【真竜】罠カードに続いて除去もされてしまってはキツイです。

 

一応魔法罠除去の《時械神ザフィオン》を出した場合はこっちは1ドロー出来たとしても相手の布陣を崩せない時点でサレンダー。

ドンドン悪手になっていきジリ貧で負けてしまう未来が見えてしまう・・・(´・ω・`)

 

・効果無効によるカウンター。

一方で環境デッキでの【時械神】対策は実は十二獣の対策と同じようにスキルドレイン等のカードで簡単に行えてしまいます。

■ スキルドレイン

 

まず相手にしていてうわぁ!と叫んでしまったのがこのカード。実際【時械神】は速攻で決められないほかに除去を【時械神】だけで頼ってしまうとこのカードですらもピンチに陥ります。

 

何がやばいかと言うとこのカードの攻撃力は0であり、相手がどんなモンスターであっても効果を無効化させられてしまっている以上破壊耐性も無くそのまま返り討ちにあってしまうのです。

 

えーじゃあこっちはサイクロンを打てばいいじゃないという話になって来るのですが除去を《時械神ザフィオン》だけに頼っている場合のデッキ等はかなりキツイし、サイクロンと《時械神ザフィオン》がかぶった場合確実に損をする動きになってしまします。

 

こちらとしては理想として《時械神ザフィオン》+除去カードという選択肢が良いのかなと思いますが、この点は結構プレイングに左右される感じでした。しかし次の2枚は全く話が変わってきます。 

 

■ 禁じられた聖杯とブレイクスルースキル。

問題はこっちでフリーで除去が出来ないこの2枚に関しては本気で焦りました。というのもこれらは無効にしなければならなくて【時械神】の戦って除去というパターンを使えなくさせるカード達です。

またこれらのカードって別に他のデッキにも出張できるカードで、何かしら【時械神】のメタで複数枚セットされていると途端にキツイと思えるカードばかりでした。

 

 

と実は【時械神】のデッキって結構やっぱり刺さるカードが多いなぁと思うじゃん?

というわけで【時械神】のメタカードに関しての考察でしたがここで気づく通り実はこの【時械神】これ以外のカードにはかなりの確立で刺さるカードです。

 

戦闘を行わなければ良いラツィオンのバーンデッキや、《EM五虹の魔術師》のコンボなど実はまだまだ時械神を活かす構築をすれば怖いカードもある程度はマシになってくると思います。

 

後個人的に嫌だったのがやっぱり

くず鉄のかかし(笑)

 

 

【時械神】を《EM五虹の魔術師》中心のデッキとして考える場合結局これがキツイので、遊星の取った行動は本気で賢いなーと思いました(´・ω・`)

 

あとこういうのって、戦闘を行わせないカードで結局勝てたりもしますし、バトルフェイズ終了時なので《時械神メタイオン》だけ戦闘を行わせないと【時械神】を戻せないという点も注目したほうが良いでしょう。

 

こう考えると【時械神】って意外とメタがあるなぁと思った日々でした。それではノシ