今回は遊戯王の大会優勝デッキに関しての話題ですが、折角なのでこの節目に遊戯王の環境デッキに関しての価格や値段を見ていこうと思いました。
(´・ω・`)え?いきなり価格の話って?っていう話なのですが、実はこの企画に関しては去年の『青眼』デッキの価格に関して少し興味を持った時期にさかのぼります。
その際に価格が高すぎてどうしようもない時代があったので時々チェックしていた時代があったので今回はそれの続きとして書いていこうと思います。
大抵このデッキ製作難易度が高いと、TCGにおいて資産ゲーという部分扱いになる事が多く、デッキを1つ組むのに「6万円」とかかかってしまったり、1枚2000のカードを入れなければならない時点で新規ユーザーには敷居が高いものとして考えられてしまいがちです。
そんな時に遊戯王含めて様々な理由で札束ゲーと言われるのですが…最近の遊戯王ってそんな事言われる事があったかなぁと少し考えてしまったり。
他のTCGでは、マナ加速が高額だったり守護者が4枚必須なのにという問題を抱えている事も背景にはありますが、遊戯王ではこの部分の平均値が高い時期がたまーにありました。
例えば【征竜】デッキがその例で、 札束ゲーと言われていた時代がありこういった価格の問題は結構重要視しなくてはなりません。
だから確認することにしたのさ!という訳です(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
その最たる例が《氷結界の龍 トリシューラ》や《青眼の亜白龍》というカード。
20周年記念のカードではありますが、当時は初動が5000円近くいってるショップも多く結構問題があったり。という訳で若干気になった昨今の環境デッキの価格なのですが、今は結構事情が違っているようでして・・・。
■ 《灰流うらら》バブルで安価になり続ける《真竜剣皇マスターP》。【十二獣真竜】の平均価格含めて3万円前後のデッキが平均的に。
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現在環境トップの【十二獣真竜】の価格は実は3万円前後と比較的スタンダードな価格で作れる事が出来るようです。
メインの《真竜剣皇マスターP》の価格を目安に作成すると実は手札誘発等を入れない場合2000円もかからないという安価なデッキとなっています。
実際《真竜剣皇マスターP》の価格が非常に安いままである理由は恐らく《灰流うらら》が必須カードであるからその分安価になっていると思っていました。要するに当たりカードのためにカードパックをひたすら剥いているという感じですね。
しかし、現状はそれだけなのか?という疑問があり・・・環境デッキで暴れている分制限改訂を見越しての価格の下落など、カード単価だけでない問題も多々起きているのかもしれませんね(´・ω・`)
やはり真竜だけで見ると、値段の安さを感じさせる感じになっています。
■ 【恐竜】や【魔導】を投入しても価格は4万円もかからない感じに。一方で安価で作れるデッキに【トリックスター】が登場。
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一方で他のデッキに関しても4万円を超えないデッキが数多く。恐らくこの辺りが価格のピークという印象を受けました。
【KOZMO】や【魔導】等の平均価格も結構資産ゲーという部分には足を突っ込んでいる部分はあるものの、実は青眼デッキ以上に高い感じでは無いようです。
また、遊戯王ではエクストラデッキに3枚以上同じカードを入れるという事は多々ありましたが、最近はエクストラカードの投入枚数も結構少ないのでエクストラデッキのカードの価格もそこまで高くなっていない様子。
さらに再録の増加にて、エクストラ単体での価格は下降気味でした。
その最たる例は《励輝士 ヴェルズビュート》。
採用率も高いランク4が軒並み再録となっておりカードゲーム単価としてかなり安価になりつつある傾向があります。
《鳥銃士カステル》もまたその中の1枚ではあるのですが、ドンドンこういったカードは時代が経つ毎に再録されていき9期の最初に比べて『全てのデッキが安くなった』傾向はあるのも追い風なのかもしれません。
´・ω・`)ただ、カードショップ側からするとかなり追い込まれてる状況にも見えますがはたして。
因みに安価なデッキ部門では、【トリックスター】がランクイン。
勿論高価なカードはあるものの、《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》や《WW-グラス・ベル》を除けばそこまで高いカードが無かったりするので、こっちもまた集めやすい印象でした。大会での規制を踏まえると同等の怖さはあるものの次回の制限改訂後でもダークホースとして活躍してほしいばかりですねー。
一応総額ではそこまで変わりませんが、【WW】などを購入すると価格は一緒になってしまうんけど、手札誘発は他のデッキに使い回せるので、一度買うとあとは楽という感じ。
なので、そういう面では安価で環境デッキは使い回せるかなぁという感じでした(´・ω・`)
■ カード価格よりも汎用性高いカードが高騰傾向。
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一番今回で気づいたのが、手札誘発が一番お金がかかるのではないかという事。
いわば相手ターンでの妨害が無ければ様々なデッキが制圧布陣を立たれてしまうゆえのカード。
無ければならない存在がデッキから汎用性高いカードになっているのはまずい印象もあります。無ければ様々なデッキがソリティアを繰り返すので制限をかける訳にもいきません。
当時から十二獣の登場以降遊戯王も安くて強いデッキが作れるようになったとは言え、《真竜剣皇マスターP》の価格がマスタールールでの影響で安価になったという訳でもなさそうですし、手札誘発の価格はまだまだそのまま。再録があってもストラクチャーで無ければ意味がない感じがします。
価格が高騰したのは4月ごろがピークである事も含めて『《真竜剣皇マスターP》をエースとするデッキも減ってきた』という意味もあるのかも。
でも環境トップである以上1強である事に変わりは無いですが制限改訂にて、何もかからなければ高騰する可能性は抱えたまま。
そろそろ再録来ないかなぁと遊戯王ユーザーは結構心待ちにしてたり(笑)
価格を上げているものがあるとすれば《命削りの宝札》や《強欲で貪欲な壺》等のコンセプトとして必須なカード達が軒並み高い故にデッキ価格の総額が上昇しているだけのようで、実はデッキのキーカードは安いままだったんですよね。
そりゃあ、高いカードもありますがトリシューラ3枚問題も含めて、あの時よりかは安価だなぁと感じてます。
なのでこれらのカードを採用するカードの数が大会でのデッキ価格を引き上げているようで、この手札誘発が今の遊戯王の相場を表しているのかもしれませんね。
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ただ、根本的にマズイような気がしてきて、手札誘発があって始めて遊戯王で勝てるという環境である事が問題。
逆にこれらの手札誘発が必須カードとなってる一方『手札誘発を規制するとソリティア系デッキが一気に増える』事にも繋がります。
現状皮肉な話ですが安定性を持っているデッキや《灰流うらら》が入っている以上様々なデッキが機能を失うこととなりました。
6月のサイバース・リンクまでの間【星杯】デッキ等の優勝情報はあったものの、サイバース族含めてリンクモンスターを中心としたデッキが環境上位に居座るという事が今回少なかったのでこれから手札誘発に関しての規制も行なわれていくのかもしれません。
海外では増殖するGの制限があった気がしますがそれに近いものは感じています。
《ファイアウォール・ドラゴン》を中心としたソリティアコンボは様々な動画で凶悪と言われている一方、こういった制圧系カードで優勝するという情報は結構少なく、如何に手札誘発が優秀なのかを物語っている印象がありますね。
勿論それ以外の理由もありますが、次回はサイバース族のデッキでも見ていく事にします。果たして今回のストラクチャーは今までのジンクスを追うことが出来るのでしょうか。
そしてサイバース族の一強環境に突入する事が出来るのか。注目したいポイントですね。
そして、【サイバース・ガジェット】の価格は更に上がる事でしょう……さてさて。今年も荒れそうだなぁ。
(´・ω・`影武者推敲入ります。
過去の週刊環境デッキを追うシリーズはこちら。
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