今回の話題は、新カードとして登場した《アロマセラフィ-ジャスミン》のカード効果と、効果考察です。
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/植物族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
植物族モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが相手より多い場合、
このカード及びこのカードのリンク先の植物族モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動する。
デッキから植物族モンスター1体を手札に加える。
《アロマセラフィ-ジャスミン》 が新しくLINK VRAINS PACKより登場しましたが、その正体は結構便利そうなリンクモンスターでした。
植物族という枠組みはありますが、逆に言えば【アロマージ】だけでは無く、植物族デッキ全体に恩恵がある良カードでしょう。因みに光属性でマーカーが左右の下に伸びているのも展開しやすい強みを持っていたりします。
元々植物族は、今回のリンク召喚でそこまで影響を受けなかったわけではありませんが、逆に出張として参加しているカードが多く、制限を受けないか心配だった種族だったりします。《ダンディライオン》はトークンをリンク召喚で活用できることや、《捕食植物オフリス・スコーピオ》は御なじみのフュージョン・サポートでの悪用がリンク召喚以後も目立っていました。
このカードもまた、これらカードを活かす潤滑油になってくれています。ということで様々な活躍するカードを見ていきましょう(´・ω・`)
■ 《アロマセラフィ-ジャスミン》の強みを活かす リンク2モンスターとしての側面。
《アロマセラフィ-ジャスミン》の強さは、実際使おうとすると結構限られて来るモンスター効果だと思います。理由は『植物族モンスターが合計3体』いなければデッキからモンスターを特殊召喚出来ないという事でしょうか。
皮肉な話ながら、《アロマセラフィ-ジャスミン》の効果はある意味では《 ローンファイア・ブロッサム》の劣化互換の様に見えます。まぁ、だた植物族の大型モンスターを出すっていう部分だけみるとですけど、『1枚で動けるカード』という面では結構難しいところ。なので、出来ればこのジャスミンは、『コンボを繋げる為のパーツ』として考えたほうが良いでしょう。
そして、何が問題かって《アロマセラフィ-ジャスミン》を出す為の植物族を沢山だすカードが結構少ないということです。
先述した《ダンディライオン》・《捕食植物オフリス・スコーピオ》の二枚以外では《イービル・ソーン》が挙げられますが、これもまたリンク先のモンスターを活かすことが出来ないので、他のサポートカードを使うしか無さそう。
ですが、リンク2モンスターとして考えるなら話は別です。意図的に欲しいモンスターをリンク先と交換できるという事は、リリースしたモンスターが相手モンスターでも良いという事。これであれば《強制転移》等でモンスターのコントロールを変更し、除去を狙いながら戦えるのは便利だなぁと思ってます(´・ω・`)え?弱いって?
■ 狙うなら森羅と捕食植物。
しかも何が良いって、『LINK VRAINS PACK 』が箱として安いのでシングルでも箱でもお得っていうのが良いですね。EXモンスターゾーンで活躍するカードなので、1枚あってもお徳な一枚。でも。このカードだったら複数枚欲しいかもしれません・・・。
遊戯王OCG デュエルモンスターズ LINK VRAINS PACK BOX