という訳で今回は遊戯王の環境についての話題です。現在SPYRALデッキが環境を乗っ取っている中でHEROデッキがそのダークホースとして登場しています。
その強みはやはりどう考えても手札誘発を積み込めるデッキであることが問題視されるんですが、その中で《禁止令》と言うカードがメインで採用されて話題になっていました。勿論話題というのは私の中だけなんですけど、こういった永続魔法での直接メタを見るのは始めてです(笑)
元々この《禁止令》が大会での採用であった時代は2013年の六武衆などが流行っていた時代のもの。8期以降の大会ではこのカードを出せずに終わったりと、破壊される為のメタカードという側面が強いのですが、それ以上にスパイラルデッキ相手ではこれくらいしないと勝てないという問題がある事を意識しないといけません。
そもそも、この優勝したデッキレシピには
- 2 増殖するG
- 3 灰流うらら
- 3 幽鬼うさぎ
- 3 ドロール&ロックバード
という、手札誘発を完全にフルに投入したデッキでの採用なので、40枚のデッキで禁止令が2枚。という『13枚が妨害カード』という点を注目しないといけないでしょう。相手にしたら、『手札誘発を警戒して、尚且つ指定されたカードを止められては完全に動けない』状況を作り出すことが出来ます。
また、自分の場には《M・HERO ダーク・ロウ》を出していれば良いので、『更に除外されてコンボが途切れる』という状況まで持っていけるのは現在のデッキにおいて最強と言っても過言では無いでしょう。勿論他のダークホースである【トリックスター】【EM魔術師】の双方ともにも影響がある効果なのは忘れてはいけない点ですね。
と、実はSPYRALデッキに関しての回答は既に出来上がってる様子でした。勿論この環境自体がおかしいという事を自覚しつつも見ていかないといけないのですが、この禁止令も新しい遊戯王のメタカードの1枚として見ていこうかなと思います。
現在1強という部分もちょっと関連しているかもしれませんが、やはりHEROデッキは遊戯王においての環境の指標となる存在かなと。
手札誘発がただの罠と思えばメタビートとして見れますし、純粋に今の環境では1枚のカードが強いのが『デッキからの干渉を許しているから』っていう部分に丁度入り込んでいるのも面白いかなぁ。例えばその片鱗を感じるのが《灰流うらら》の登場以降の環境。
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キーカード1枚での制圧に加えて動かなくなるのは《灰流うらら》の登場以降顕著になっていますが、spyralデッキもいわば『超強力になったシンクロデッキ』という意味合いが強く、1枚1枚を丁寧に潰していけば勝てるので『運がよければなんとか勝てる』っていうのは絶妙なバランスだと思いました。
が、それでもやっぱりspyralデッキは規制して欲しいと思うこのごろ。
メタな話では来年の1月か2月に合わせて世界大会で優勝するカテゴリーが登場するので、2017年の夏まではこのままかもしれませんね。という訳で、これ以上手札誘発を痛いけどどうしようもない!って場合は、入れてみると良いんじゃないでしょうか?
それではノシ
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