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【トロイメア 効果考察】回し方&展開例を既存デッキから考察してみる。

『FLAMES OF DESTRUCTION』でカテゴリ化される「トロイメア」。

 

その実態は殆どが汎用性高いモンスターであり、『既存のカテゴリーで入る事を想定したカード』となっている為トロイメアデッキの回し方というか展開での基本形に関しては話題になっているようです。

てな訳で、トロイメアの回し方というよりもまずはトロイメアを中心とした布陣と、基本的に登場するカードも踏まえて実際リンクモンスターの強みである展開しての制圧をどこまで出来るのか見ていきましょう。

 

トロイメアデッキの基本事項。

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「トロイメア」デッキの本質は主にリンクモンスターで『如何に相手に除去されない布陣を作り上げられるか』がポイントになってきます。

 

主にリンクモンスターを中心にしている6属性のカテゴリーですが相互リンクによる耐性付与効果などを与えて突破できない壁を作るのが1つの勝ち筋となっています。

しかしながら調整という部分では、トロイメアという名称モンスターの少なさに加えて左右・上下という『リンクブレインズパック』にて登場しているモンスターとの相互リンクが難しく合わないようにされており、『正統派としての出張』としてみる事が出来ます。

 

そもそもトロイメアでの怖い点として、リンク2でのスタートを切る際にトロイメアは下にマーカーを持っていないのでリンク召喚での相互リンクを目指す際には『3体以上の展開』を基礎とされています。

故にトロイメアデッキでは最初に

  1. 《夢幻崩界イヴリース》を召喚して《トロイメア・マーメイド》 をリンク召喚して展開するパターン
  2. 《トロイメア・ケルベロス》等を経由して《トロイメア・マーメイド》を呼ぶパターン

の2種類に分かられると思います。

難しく見えてしまいますが、相互リンクを考えて組めばいいだけの話なので必然的にモンスターの配置も固定している展開を想定してあるので、各個破壊・除外する際もメタを考えるのも簡単そうですね。

 

トロイメアカード効果の簡易的なおさらい。

《トロイメア・マーメイド》 :リンク1 水属性 下トロイメアをデッキから特殊召喚。相互リンク状態・・・相互リンク以外のモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウン!《トロイメア・ケルベロス》 リンク2 地属性 上左相手モンスターの破壊と、相互リンク状態モンスターへの効果での破壊耐性を与える。
《トロイメア・ゴブリン》 リンク2 風属性 左右リンクマーカー先への召喚権を増加 相互リンク状態でモンス
 
ターへの対象耐性を与える。
《トロイメア・フェニックス》 リンク2 炎属性 上右相手の魔法・罠カードの破壊 相互リンク状態でモンスターへの戦闘破壊耐性を与える。
《トロイメア・ユニコーン》 リンク3 闇属性 左/右/下フィールドのカードをデッキバウンス 通常のドロー枚数を相互リンク状態のトロイメアの種類の数にする。←!?
《トロイメア・グリフォン》 リンク4 光属性 上/左/右/下墓地の魔法・罠カードをセット。 特殊召喚されたリンク状態以外のスキルドレイン効果
 相互リンクを中心にしてしまう事を考えると実は結構最初の段階で展開を一気にしてしまわないとアド損、またはジリ貧になってしまいます。 
 
特に各種カードに除去効果等はあるのですが、トロイメア同士で相互リンクする場合は『マーメイド経由である事』。
ほかのモンスターと相互リンクする場合、《リンクリボー》か《リンク・スパイダー》等の下向けマーカーを持っているカードでないと最初のトロイメアを展開した瞬間に効果が途切れてしまうんですよね。
なので、この2枚等は購入を検討したほうが良い様な気がしました。
 
 

トロイメアの回し方・展開で目指したい布陣。

 《トロイメア・ケルベロス》 か《トロイメア・フェニックス》に効果を繋げていこう。しかし一方でここまでが決まっていると、実は展開例も決まってきます。
《トロイメア・マーメイド》《トロイメア・ケルベロス》《トロイメア・ゴブリン》 《トロイメア・フェニックス》《トロイメア・ユニコーン》。この5枚でエクストラリンクを達成させるのがトロイメア最大の勝ち筋であり布陣です。
 
 
この5枚のエクストラリンクに関しては非常に決まれば強力で、壊獣等を使わない場合
 
 
相互リンク以外のモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウン
相互リンク状態モンスターへの効果での破壊・対象戦闘破壊耐性
通常のドロー枚数を相互リンク状態のトロイメアの種類の数にする
 
という意味不明な制圧力で居座り、毎ターンカードを5枚引くことが出来るのですから狙いたいのは当然の事。
 
ここまで来れば後はトリシューラ等の除外しかないと思いたいですが、エクストラリンクも埋まっており、実際デッキによっては積みかねない布陣になっているのが特徴ですね。
 
また、ここまで来れば増殖するG等でカードをドローし尽くしたとしても返せる札は無いはずですし戦闘での除外も出来ないのでここまで狙えるデッキがあるのかは分かりませんが、展開次第では狙うことも出来るのは面白いですね。
 
 

《トロイメア・ゴブリン》での相互リンク布陣で召喚権追加。

まずはトロイメアで目指したいのは《トロイメア・ケルベロス》 か《トロイメア・フェニックス》の二種類のどちらかから繋げて《トロイメア・ゴブリン》まで繋げる事です。 
 
なぜゴブリンまでなのかと言うと、このカードには召喚権追加の効果という《鎖龍蛇-スカルデット》に近い効果を持っていて、更に展開を可能にする為ですね。一応他のカードでも良いんですが、この召喚権追加を使うだけであれば《鎖龍蛇-スカルデット》の方が実は優秀。
 
トロイメアの強みとして戦うのであれば各種リンク2の『除去を使いつつの展開』を目指していくのがよさそう。ただ問題としてリンク5以上の展開をしなければならない事が挙げられます。
 

またリンクを繋げてもここまでで手札誘発に止められた場合、《トライゲート・ウィザード》での制圧とは違い除去だけの布陣で終わってしまいます。
召喚権が増えてある程度今度はトロイメアの展開をしても良いのですが、最終的にこのコンボを繋げていけると『各種耐性持ちの大型相互リンクフィールド』が出来上がるんですよね。
 
そんな事が出来る布陣は結構珍しいですが、一応様々な手段を見ていきましょう。
 
 

オフリススコーピオからの展開例 + 植物リンク

 
現在ある意味熱いのはオフリスからの植物リンクデッキでの展開です。
主な戦い方としては《捕食植物ダーリング・コブラ》から《オフリス・スコーピオ》を特殊召喚し、《ジェムナイト・セラフィ》を出してきてっていう既存の流れやジャスミン等を採用したワンキルループに関してのサブフィニッシャーとしていれるのはどうか?という事ですね。

個人的にはこの植物リンクデッキが一番相性が良いなと思っている点はあるのですがどれだけ強い布陣を組んだところでアマリリスでの特殊勝利というコンボがあるのは大きいし見劣りしてしまいますね。

どっちにしても回すとしての仮定で作るとすれば4月の規制後が勝負でしょう。アマリリスが禁止カードになった場合にはこの布陣はある意味アリなんじゃないかなと思います。

 

どちらにせよ、セラフィ等も含めて召喚権増加のコンボを活かしつつトロイメアデッキが回せるのは大きい。個人的にはアドが強いデッキとなりそうし、イブリースを活かすためでもこのデッキを推したいと思います。

 

rakuten:mediaworldkaitoriworld:10198057:detail

 

剛鬼デッキ + グリフィンでの再セット

 

もう一つ紹介したいと思っているのは剛鬼グリフィン。

特に剛鬼の後続確保をした上で《トロイメア・グリフィン》をリンク召喚すると、自分の墓地の魔法・罠カード1枚を対象としてそのカードを自分フィールドにセットするので、次のターンにまた《剛鬼再戦》で剛鬼を展開できるという手段を狙ったコンボだ。

 

 

剛鬼は元々墓地に送られると後続を持ってくるけど、後続を更に持ってこれるし、何より召喚権が増えれば更に剛鬼を展開できるという優れもの。

またこれであれば汎用カードを採用してリンクデッキを組む事を可能になったんですよね。

 

剛鬼デッキって純構築では制圧力が弱かったので正直考えたいところです。特にドローを増やす効果で更に手札を枯渇せずに戦えるのであればかなりよさそうかも?

 

実際グリフォンだけでも結構強いんだよね。

 また、普通に回し方を考えるとこのデッキでは回らないな・・・と思ったら『グリフォン+マーメイド』でも大丈夫そうです。

 

この2枚のリンクで得られる効果は『フィールドの特殊召喚されたモンスターはリンク状態でなければ効果を発動できない』+『フィールドの相互リンク状態ではないモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウン』の2つの効果を使えます。

グリフォン単体で3500まで対応出来る他に魔法罠を再セットしつつ展開した魔法罠をもう一度使って回すなんてコンボも可能なのでぜひ狙いたいですね。

 

しかしながら、トロイメアデッキに関しては初動でどうしてもイヴリースの確保が必須のように見えるので安定性に欠けているのがマイナス点。優勝や環境で出てくるとすればサブとしての出張として派遣する召喚獣のような回し方になっていくかもしれませんね。

モンスターが出次第色々と考察します。それではノシ

 

>>トロイメアの購入はこちらから。

 

トロイメアカード効果とカード一覧。

 トロイメア・マーメイド

トロイメア・マーメイド リンク1 水属性
悪魔族・リンク ATK/1000
「トロイメア・マーメイド」以外の「トロイメア」モンスター1体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「トロイメア」モンスター1体を特殊召喚する。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの相互リンク状態ではないモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
【LINK-1:下】

 

 トロイメア・ゴブリン 

 トロイメア・ゴブリン リンク2 風属性

悪魔族・リンク ATK/1300
カード名が異なるモンスター2体
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。
この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
自分は通常召喚に加えて1度だけ、このターンのメインフェイズにこのカードのリンク先となる自分フィールドに手札からモンスター1体を召喚できる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの相互リンク状態のモンスターは効果の対象にならない。
【LINK-2:左/右】

 

トロイメア・フェニックス

トロイメア・フェニックス リンク2 炎属性
悪魔族・リンク ATK/1900
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの相互リンク状態のモンスターは戦闘では破壊されない。
【LINK-2:上/右】

 

 トロイメア・ケルベロス

トロイメア・ケルベロス リンク2 地属性
悪魔族・リンク ATK/1600
カード名が異なるモンスター2体
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、相手のメインモンスターゾーンの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分フィールドの相互リンク状態のモンスターは効果では破壊されない。
【LINK-2:左/上】

 

 トロイメア・ユニコーン

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トロイメア・ユニコーン リンク3 闇属性
悪魔族・リンク ATK/2200
カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:自分ドローフェイズの通常ドローの枚数は、フィールドに相互リンク状態の「トロイメア」モンスターが存在する限り、
その「トロイメア」モンスターの種類の数になる。
【LINK-3:左/下/右】

 

トロイメア・グリフォン


トロイメア・グリフォン リンク4 光属性
悪魔族・リンク ATK/2500
カード名が異なるモンスター2体以上
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、自分の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを自分フィールドにセットする。そのカードはこのターン発動できない。この効果の発動時にこのカードが相互リンク状態だった場合、さらに自分はデッキから1枚ドローできる。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの特殊召喚されたモンスターはリンク状態でなければ効果を発動できない。
【LINK-4:左/上/下/右】