《マルチャミー・ニャルス》デッキは墓地・除外からの特殊召喚対策を中心に据えた効果モンスターであり、デッキ戦略や手札管理をサポートする役割を持っています。以下に、《マルチャミー・ニャルス》を採用したデッキの特徴、デッキレシピ例、そして回し方のポイントをまとめます。
評価: ★★★★★
作成コスト: 1万~(相場は普通)
扱いやすさ: ★★★☆☆
《マルチャミー・ニャルス》評価
カード名 | 星 | 属性 | 種族 | 攻撃力 | 守備力 |
---|---|---|---|---|---|
マルチャミー・ニャルス | 4 | 地属性 | 獣族 | 100 | 600 |
- このカードの効果発動ターンには他の「マルチャミー」モンスターの効果を1度しか発動できない。
- 自分・相手ターンに、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードを手札から捨てて以下の効果を発動できる。
- 墓地・除外状態のモンスターが相手によって特殊召喚されるたび、自分は1枚ドローする。
- エンドフェイズに、手札が相手のフィールドカード数+6枚を超えている場合、その差の分だけ手札をランダムにデッキに戻す。
自分フィールドにカードがない場合、墓地除外のモンスターを展開されるとドローする増殖するGの廉価盤のようなカード。エンドフェイズ時にランダムに戻す効果を持っています。最終的な手札アドバンテージは相手盤面に依存しますが、ホルスなどフィールドカードを前提にしたカードが存在する以上「何かしら刺さるメタカード」と言っても良いでしょう。
デッキの特徴と概要
《マルチャミー・ニャルス》の効果は、相手の特殊召喚に反応してドローを行い、手札アドバンテージを獲得することに特化しています。また、手札が多すぎるとエンドフェイズでデッキに戻されてしまうリスクがあるため、手札管理も重要になります。そのため、このデッキでは、手札を適度に使い、適切なタイミングで《マルチャミー・ニャルス》の効果を活かせるように設計されます。特にマルチャミーを1枚しか使えないのでマルチャミーの他のカードを採用するかで大きく変わる1枚ともいえるでしょう。
大会優勝デッキレシピ例
カード名 | 枚数 |
---|---|
マルチャミー・ニャルス | 3 |
マルチャミー・サポートカード | 3 |
墓地肥やしサポートカード | 3 |
特殊召喚対策カード | 3 |
ドローカード | 3 |
その他サポートカード | 3 |
魔法・罠カード | 12 |
エクストラデッキカード | 15 |
デッキの回し方
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序盤:フィールドを空けつつ効果発動の準備
- 《マルチャミー・ニャルス》を手札に保持しつつ、相手の特殊召喚タイミングに合わせて発動。
- 墓地肥やしサポートカードを使い、手札を減らして《ニャルス》の効果発動条件を維持。
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中盤:ドローとアドバンテージ獲得
- 相手の特殊召喚を利用して手札を増加させ、サーチやドローによって次のターンに向けたカードを手札に揃える。
- 魔法・罠カードを駆使して相手の動きを牽制しつつ、ドローによるアドバンテージを積み重ねる。
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終盤:手札管理とフィニッシュに向けた展開
- 手札が増えすぎた場合は、手札コストを活用して余剰カードを処理。
- エクストラデッキからの切り札やフィニッシュカードを用意して、手札アドバンテージを活かしつつ勝利を目指す。
このデッキは、相手の特殊召喚に依存する点もあるため、相手のデッキタイプに応じた柔軟なプレイングが求められます。
《マルチャミー・ニャルス》と相性のいいカード
マルチャミーニャルスと相性のいいカードはマルチャミー一式なのですが効果を使えないデメリットがどうしても存在してしまいますので多重での採用に注意。【M∀LICE】など刺さるデッキに合わせてサイドデッキの採用をメインとしたいですね。