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【2025年 ドゥームズ】優勝・入賞デッキレシピまとめ【遊戯王OCG】

2025年7月号のVジャンプ付録として、遊戯王OCGに新たな風を吹き込むテーマ「ドゥームズ」が判明しました!闇属性ドラゴン族と風属性機械族を軸に、装備魔法とエクシーズ召喚を駆使するミッドレンジ型デッキとして登場です。『壊獄神ユピテル』、『終獄龍機XII-ドラストリウス』、『終刻獄徒 ディアクトロス』といった注目カード群が一挙に公開され、その独特なギミックと世界観に早くも大きな注目が集まっています。

この「ドゥームズ」テーマは、自己破壊装備魔法のシナジーを核とし、時計をモチーフにしたデザインと重厚な物語性を帯びたカード群が特徴です。今回は、公開されたカード情報と現時点でのコミュニティの反応を基に、そのゲームメカニクス、強み・弱み、そしてストーリー背景までを徹底的に考察していきます!

この記事を読めば、「ドゥームズ」のどこよりも早いデッキ解説から、展開ルート、さらには優勝デッキレシピ(想定)、カードの評価、そして弱点と対策まで、すべてがわかります!

《ドゥームズ》基本情報と効果:時を操る破滅の兵器たち

 

「ドゥームズ」は、自身のカードを破壊しながら展開し、装備魔法を巧みに操ってエクシーズ召喚へと繋げる、テクニカルなテーマです。その背景には、2026年以降に予想されるアルトメギアとの和解や新敵の登場、そして遊戯王おなじみの「破滅と再生」のパターンが深く関わっており、メディウスの進化が物語の鍵を握るようです。

まずは、判明した主要カードの基本情報と効果を見ていきましょう。

 

モンスターカード

終刻竜機XII(ドゥームズ・ゼロ)-ドラスティア

星8/闇属性/ドラゴン族/ATK 2400/DEF 1500 効果: ①:1ターンに1度、自分フィールドの「ドゥームズ」カード1枚を破壊して発動できる。このカードを手札から特殊召喚し、デッキから装備魔法1枚をこのカードに装備できる。 ②:自分・相手ターンに1度、装備カードを装備した時に発動できる。レベルと同じランクの機械族・風属性エクシーズモンスター1体をEXデッキからエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し、このカードと装備カードをそのエクシーズ素材とする。

 

終刻竜機V(ドゥームズ・ファイブ)-アマルテ

星4/闇属性/ドラゴン族/ATK 1600/DEF 1200 効果: ①:1ターンに1度、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、または効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「アマルテ」以外の「ドゥームズ」モンスター1体を手札に加える。 ②:自分・相手ターンに1度、装備カードを装備した時に発動できる。レベルと同じランクの機械族・風属性エクシーズモンスター1体をEXデッキからエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し、このカードと装備カードをそのエクシーズ素材とする。

 

終刻竜機VII(ドゥームズ・セブン)-エララ

星4/闇属性/ドラゴン族/ATK 1400/DEF 1200 効果: ①:1ターンに1度、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、または効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ドゥームズ」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。 ②:自分・相手ターンに1度、装備カードを装備した時に発動できる。レベルと同じランクの機械族・風属性エクシーズモンスター1体をEXデッキからエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し、このカードと装備カードをそのエクシーズ素材とする。

 

獄神機Doom-Z(ドゥームズ)

 

星1/風属性/機械族/ATK 300/DEF 200 効果: ①:このカードが存在する限り、自分はEXデッキからエクシーズモンスターしか特殊召喚できない。 ②:1ターンに1度、自分フィールドの他の効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルと同じランクの「壊獄神ユピテル」1体を、そのモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いで特殊召喚し、このカードを装備魔法としてそのモンスターに装備する。 ③:1ターンに1度、このカードが効果で破壊された場合に発動できる。デッキから「ドゥームズ」カード1枚を手札に加える。

 

エクシーズモンスター

壊獄神ユピテル

ランク10/風属性/機械族・エクシーズ/ATK 3500/DEF 2500 必要素材: レベル10モンスター×3 効果: ①:このカードがエクシーズ召喚に成功した時、自分の墓地から装備可能な装備魔法カードを任意の数だけ対象として発動できる。それらのカードをこのカードに装備する。 ②:このカードがエクシーズモンスターを素材として持っている場合、このカードの攻撃力は3000アップする。 ③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、自分の墓地の「ドゥームズ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚し、フィールドのカード1枚を選んで破壊する。

 

終獄龍機XII(ドゥームズ・ネド)-ドラストリウス

 

ランク8/風属性/機械族・エクシーズ/ATK 2700/DEF 1500 必要素材: レベル8モンスター×3 効果: ①:1ターンに1度、このカードがエクシーズ召喚に成功した時、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを装備魔法カード扱いとしてこのカードに装備する。 ②:このカードは戦闘・効果では破壊されない。 ③:1ターンに1度、相手のモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。その後、相手の表側表示モンスター1体を装備魔法カード扱いとしてこのカードに装備できる。

 

終刻獄徒(ドゥームズ・ブレイク) ディアクトロス

 

ランク4/風属性/機械族・エクシーズ/ATK 2400/DEF 0 必要素材: レベル4モンスター×2 効果: ①:1ターンに1度、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札・フィールドの「ドゥームズ」カード1枚を破壊し、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。 ②:1ターンに1度、このカードが「ドゥームズ」モンスターまたは「無垢なる者 メディウス」をX素材としている状態で効果で破壊された場合に発動できる。デッキから装備魔法カード1枚を手札に加えるか墓地へ送る。

 

魔法・罠カード

 

 

終刻撃針(ドゥームズ・レイダー)

 

永続魔法 効果: ①:1ターンに1度、自分の手札・フィールドの「ドゥームズ」カード1枚を破壊して発動できる。デッキから「ドゥームズ」モンスター1体を手札に加えるか特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからエクシーズモンスターしか特殊召喚できない。 ②:1ターンに1度、このカードが効果で破壊された場合に発動できる。フィールドの表側表示モンスター1体を破壊する。

 

終刻起動(ドゥームズ・コマンド)『D.O.O.M.D.U.R.G.』

 

装備魔法 効果: ①:自分スタンバイフェイズに発動する。このカードの装備モンスターのコントローラーに500ダメージを与える。 ②:このカードを装備している「ドゥームズ」モンスター、またはこのカードを素材とする機械族・風属性エクシーズモンスターは以下の効果を得る。 ●このカードは効果の対象にならない。 ●1ターンに1度、自分・相手ターンに、他の表側表示カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。 ●このカードの攻撃力は、このカードのレベル×100アップする。 ●このカードは直接攻撃できる。 ●このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、このカードを破壊する。

 

終刻決壊(ドゥームズ・デストラクション)

 

通常罠 効果: ①:自分フィールドの「ドゥームズ」エクシーズモンスター1体を対象として発動できる。このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。この効果でこのカードを装備している限り、相手はドロー以外の方法でデッキから手札に加える事ができない。 ②:1ターンに1度、このカードが効果で破壊された場合に発動できる。フィールドの表側表示モンスター1体を対象として、デッキから「ドゥームズ」モンスター1体を装備魔法カード扱いとしてそのモンスターに装備する。

 

破滅なる予幻視(テオリアライズ・オーバードライブ)

 

速攻魔法 効果: ①:1ターンに1度、自分の墓地または除外されている「無垢なる者 メディウス」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。 ②:1ターンに1度、墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1~10のいずれかの数値に変更する(ターン終了時まで)。


 

効果の特徴と使い道:自己破壊が生み出す無限のリソース

 

「ドゥームズ」デッキ構築の核となるのは、自己破壊によるリソース循環です。自身のフィールドのカードを破壊することをトリガーに、サーチ、特殊召喚、セットといった様々な効果を発動します。

  • 『終刻撃針』は、自身のカードを破壊することで「ドゥームズ」モンスターの特殊召喚やサーチを可能にする、まさに初動の要となる永続魔法です。

  • 下級モンスターの『アマルテ』『エララ』は、効果で破壊された場合にデッキから「ドゥームズ」カードを補充する効果を持っており、事故率を大幅に低減します。

  • 『終刻起動』は、装備モンスターに直接攻撃や打点アップといった強力な効果を付与するだけでなく、戦闘後の自壊効果で後続の「ドゥームズ」効果を誘発させることができます。

  • 『終刻決壊』は、手札追加を封じるロック効果を提供し、相手の展開を阻害します。

  • エースモンスターの『壊獄神ユピテル』は、エクシーズ召喚時に墓地の装備魔法を再利用でき、最大6500という驚異的な打点を叩き出すフィニッシャーとなり得ます。

 

エクシーズ召喚の柔軟性

 

「ドゥームズ」テーマはエクシーズ召喚を主軸としており、その柔軟性も特筆すべき点です。

  • 『ドラスティア』『獄神機Doom-Z』は、レベルとランクを一致させることで「重ねてエクシーズ召喚」を可能にし、スムーズな展開をサポートします。

  • 『終獄龍機XII-ドラストリウス』は、相手の効果無効化とモンスター吸収という強力な制圧効果を発揮します。

  • 『終刻獄徒 ディアクトロス』は、手軽な除去とリソース回収を担い、盤面を有利に進めることができます。


 

デッキ解説:展開ルートと優勝デッキレシピ(想定)

 

「ドゥームズ」の展開は、自己破壊によるリソース獲得と装備魔法を活用したエクシーズ召喚が鍵を握ります。以下に代表的な展開ルートと、現時点での優勝デッキレシピ(想定)を紹介します。

 

展開ルート

 

「ドゥームズ」の展開は、特に初動の安定性と制圧盤面の構築に焦点を当てています。

  • 基本展開: 『アマルテ』と『終刻撃針』の組み合わせが強力な初動となります。これによりランク4の『ディアクトロス』を呼び出し、そこからランク8の『ドラストリウス』へと繋ぎ、最終的には『終刻決壊』を装備して強力な制圧盤面を構築します。

  • フィニッシュ: 『壊獄神ユピテル』に『終刻起動』を装備させることで、6500もの高打点を持ち、直接攻撃が可能なフィニッシャーとしてゲームエンドを狙えます。

  • 混合構築: 『無垢なる者 メディウス』や『破滅なる予幻視』を組み合わせることで、モンスターのレベルを操作し、ランクの柔軟性をさらに高めることができます。また、『竹光』や『聖騎士』といった既存の装備魔法サポートカードとのシナジーも検討の余地があるでしょう。

 

先行展開ルート(『無垢なる者 メディウス』始動)

 

手札に『無垢なる者 メディウス』と任意のカードがある場合の展開例です。

  1. 『メディウス』の効果を発動し、デッキから『獄神機Doom-Z』をサーチします。

  2. 『Doom-Z』を召喚し、その効果で『メディウス』(レベル4)の上に『終刻獄徒 ディアクトロス』(ランク4)をエクシーズ召喚します。この時、『Doom-Z』は装備魔法として『ディアクトロス』に装備されます。

  3. 『ディアクトロス』の効果を発動し、装備中の『Doom-Z』を破壊することで、フィールドのモンスター1体を破壊します。破壊された『Doom-Z』の効果により、デッキから『終刻撃針』をサーチします。

  4. さらに『ディアクトロス』の効果で、デッキから『終刻起動』をサーチします。

この展開により、手軽に強力なエクシーズモンスターを展開し、後続の展開や妨害に繋げることができます。

 

優勝デッキレシピ(想定)

 

「ドゥームズ」の大会実績はまだ確認されていませんが、公開情報とSNSでのプレイヤーの意見を基に、現在の環境に適応したデッキレシピを想定してみました。2025年5月時点の環境(Tier1:未確認、Tier2:『ヤミー』『ドラゴンテイル』『M∀LICE』、Tier3:『ライゼオル』『K9』)を考慮しています。

現在編集中ですが、核となるカード構成は以下の通りです。

 

メインデッキ(40枚)

 

モンスター(20枚):

  • 3 × 『無垢なる者 メディウス』 (初動、レベル操作の要)

  • 3 × 『終刻竜機V-アマルテ』 (サーチ効果で展開の起点に)

  • 3 × 『終刻竜機VII-エララ』 (魔法・罠カードをセットし後続を確保)

  • 2 × 『終刻竜機XII-ドラスティア』 (ランク8エクシーズへのアクセスを容易に)

  • 2 × 『獄神機Doom-Z』 (重ねてエクシーズ、自己破壊からのサーチ)

  • 3 × 『増殖するG』 (環境に刺さる強力な手札誘発)

  • 3 × 『灰流うらら』 (相手のサーチ・展開を妨害する定番カード)

  • 1 × 『幽鬼うさぎ』 (フィールドの除去対策として)


 

プレイヤーの反応:賛否両論を呼ぶ新テーマ

 

「ドゥームズ」の発表は、遊戯王コミュニティに大きな反響を呼びました。そのビジュアルやギミック、ストーリー性に関して、様々な意見が飛び交っています。

 

ポジティブな声

 

  • ビジュアルとギミック: 「男の子が好きそうなやつ」「イラストかっけーな」と、時計モチーフと装備魔法を組み合わせた斬新なデザインが高く評価されています。「毎度よくギミック思いつくわ」と、コナミのデザインチームの創意工夫に感嘆の声も上がっています。

  • ゲーム性能: 「ランク8が異様に強い」「制圧力も安定性も凄そう」と、『ドラストリウス』の無効化効果やテーマ全体のリソース循環能力に期待が寄せられています。「メディウス初動でドラストリウス+装備魔法」という展開は、構築の可能性を大きく広げると評価されています。

  • ストーリー性: 「グラフレアの兄弟っぽい」「メディウス君大変だな」と、登場人物たちの関係性やアルトメギアとの対立、血統の謎といったストーリー展開に興奮する声が多数見られました。「ヴァンガのリンクジョーカーっぽい」といった他作品との比較も、物語への没入感を示しています。

 

ネガティブな声

 

  • デザイン批判: 一方で、「絵がダサい」「顔だけ出してるのダサくない?」「ソシャゲみたい」といった、キャラクターデザインや世界観の統一感のなさ、ごちゃつき感に対する不満も指摘されています。「ハリー・ポッターかと思ったらロボットが生えてきて草」という揶揄も聞かれました。

  • ストーリー不満: 「ワンパターン」「ストーリーとして惹かれない」「3年続くのキツい」と、これまでの遊戯王のストーリー展開のパターン化や、特定のキャラクターに頼り切った展開への失望の声も上がっています。「烙印の焼き増し」といった過去の人気テーマとの比較も、厳しい評価の一因となっています。

  • ゲーム性の懸念: 「初動が弱い」「ドラゴンばっかり」「重ねてエクシーズやめて」と、環境での競争力やテーマ独自の強みに対する疑問も呈されています。「エクシーズは不人気ポジション」といった、エクシーズ召喚そのものへのネガティブなイメージも影響しているようです。


 

注目のポイントと今後の展望:時報兵器の未来は?

 

賛否両論あるものの、「ドゥームズ」テーマは遊戯王OCGの新たな可能性を秘めていることは間違いありません。特に以下の点に注目が集まっています。

  • 『ドラストリウス』の制圧力: モンスター効果無効化に加えて相手モンスターを吸収する効果は、現在のモンスター効果依存の環境(例:『スネークアイ』など)に非常に有効に機能する可能性があります。

  • 装備魔法の柔軟性: 『終刻起動』による直接攻撃や『終刻決壊』によるロック効果など、状況に応じて戦略を柔軟に変化させられる点は大きな強みです。

  • ストーリー展開: グラフレアとの血縁関係や、メディウスの自己犠牲が、アルトメギアとの対立軸をどのように進化させるのか、今後の物語の展開に注目です。『Doom-Z』の寝返りを匂わせるテキストも、物語の大きな転換点となるかもしれません。

  • 時計モチーフのデザイン: 長針(モンスター)と短針(装備魔法)を表現したデザインは、視覚的な統一感とテーマ性を強く感じさせます。

 

今後の展望

 

  • 追加カード: コメントで予想されている「ディアクトロスのシンクロorリンク」といった新たな召喚法に対応したカードが登場すれば、初動の弱さや展開力の不足を補強できる可能性があります。また、『トーナメントパック』での「竹光」新規など、既存の装備魔法サポートとのシナジー強化も期待されます。

  • 環境ポジション: 現状ではTier2~3のミッドレンジデッキとして、コントロール寄りの環境で活躍する可能性を秘めています。初動を強化する新規カード次第では、Tier1に食い込むことも視野に入ってくるでしょう。

  • ストーリー進展: 2026年以降、アルトメギアとの和解や新たな敵の登場が予想されます。遊戯王の「破滅と再生」というおなじみのパターンに基づき、メディウスの進化が物語の鍵を握ることになりそうです。

  • コミュニティ動向: デザイン面で賛否両論はありますが、「スケアクロー」ファン層を中心に支持を拡大していく可能性も考えられます。デザインに対する批判は、今後のイラスト調整や新規カードの発表によって緩和されるかどうかが注目されます。


「ドゥームズ」は、装備魔法と自己破壊というユニークなシナジーによって、戦略的な奥深さと重厚なストーリー性を両立したテーマと言えるでしょう。環境での成功は、今後の初動強化カードや混合構築の研究にかかっています。そして、物語の進展がプレイヤーたちにどのような感動を与えるのか、これからも目が離せません!

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