最近は手軽に出来るソシャゲの方が面白いという人も増えてきました。ですが、ここでいつも問題提起されるのはソシャゲのゲーム性についての討論です。
ソーシャルゲームは主に課金させることを目的としていて、それを課金して初めて経営が成り立つシステム。故にいかにゲームをプレイさせて煽れるかがポイントになっています。バブル時代の
「金でなんでも買える」
というのを体現したゲームとも言えるでしょう。なので、ゲームの市場だけはバブル時代を謳歌していると思ってます。それがちょっと悪い商売だという人もいますが私は当時よりカードゲームなどをやっていて射幸心を煽るというというものは大体見てきたので資産ゲーというシステムに対しては結構耐性がありました。
ただ、数万円使った!という子供の声は聞いてて怖いものがあるんですけどね。
煽り耐性が無い人はこれからは搾取され続けるだけのゲームになると思いますから皆さんもSNSや2CHで慣れておくことを本気でおすすめしたいと思ってます。一時の感情でぶん回すのは自由ですけど、そこを自己責任とざまぁwなんかで見捨ててそのままなんてのは何故かおかしい社会が見え隠れしていると思うんですよね。
話はそれましたが、ソシャゲのゲーム性ってそこまで言えるほどコンシューマーもゲーム性を追求したものがあるのかという話です。
■ 普通のゲームは買わないと本当に面白いか分からない。
スーパーファミコンの時代では、いわば攻略とかそういうのも無いので、クソゲーかどうかも分からない時代がありました。
本当にクソゲーというのはこの時代では量産されていて、パッケージから判断するという商売としては最悪の方法を取っていたわけです。なんせゲームというのは反応や店舗のよさを追求するものなので、何が一番いいのかなんて分かりもしないのです。
星をみるひとはそういう意味で印象的でしたよね。
で、そんな買ってみないと分からない!という概念を覆したのが昨今のニコニコ動画などの動画たち。
収益投稿者に入るものの、どんなゲームなのかを分かる事が出来るので結構優秀な情報源に。
一方では、クソゲーオブザイヤーなどのゲームのクソさを競うゲームも登場し、駄目なゲームというのを判別できるようになりました。
逆にステマというくらいに同じゲームが登場したりという弊害もありましたが、慎重に購入するという事を覚え始めた一方で名前やブランド名だけで後悔する人も多いようです。私のところではガンダムの最新ゲームがその例で、炎上し尚且つクソゲーという汚名をかぶることになりました。投売りというのは未だに行われているというのを実感したこのごろです。
なので、そういう意味ではゲーム性を確かめられるという体験版の窓口はソーシャルには一生勝てないのでしょう。ライトユーザーには、ずっと無課金でも遊べるゲームのほうが楽しめますからね。
コンシューマーも体験版などで結構遊べることを表現したいのは分かりますが、いまや無課金という流れはニコニコ動画などの閲覧程度にとどまっているからこそクリエーター奨励で人を集め宣伝をしているという風潮があるんだと思います。一方でランキングを独占してるマリオメーカーが未だミリオンを達成していないのだとしたら・・・笑えますけどね(笑)パズドラZくらいは抜かしましょうよとw
というわけで、万人がとりあえず遊べるという部分ではスマホゲーのほうに優秀さがあるんですよ。じゃあコンシューマ系は一体なにで優劣があるのかと。
■ ソシャゲは永遠に取られ続けるという依存性にデメリットがある。
ソーシャルゲームでは、勿論無料の慈善事業ではないので課金でその問題を解決することになります。
それが一番まずいと思える人はたぶん正解です。要するにそういうシステムであることを理解している人がいるなら良いんですが依存性がちゃんと潜まれています。私も遊戯王のタッグフォースで良いやと思ってたのに、いまや実物で遊んでいる方がいいと思える人です。完全に洗脳しちゃってます。
そうなった理由は簡単。
価値をお金というリアルで提供しているから。
昔カードでお金で買えない価値があるというキャッチコピーがありました。
ですが、このソシャゲはお金で買えない価値が運という部分だけですべてのシステムがお金で買えるので、じっさいお金が正義の資産げーをどのジャンルよりも追求しているのです。
戦略性がないんだよ!!というソシャゲのデメリットが逆にお金を払っている人にはメリットな訳で、そうしないと課金する意味が無くなるからでしょうね。
でもその価値ってのに日本人は一番つられやすいのです。
それは期間限定などの言葉に弱い人種だからこそですよね。
■ コンシューマーは新しいゲーム性を提供できる?
昨今時間が無いと叫ぶ若者が増えているのがわかる気がします。だからゲームする気なんてなれないわけです。という様な中で
ムービーだけをひたすら見せられる。
厳選をひたすら繰り返す
なんてゲームよりもソシャゲやってるくらいのほうがマシという意見は正解です。というかそれしかない。何が正解なのか分からない感じが最近のゲームでは溢れているかんじがします。
プレイしているという実感はやっぱりコンシューマーの方が大きいんですが、楽しさという部分はお金を大量に突っ込んだソシャゲとどっちが楽しいんでしょう。
スマホゲーでよくね?というゲームが多いのも事実です。
数百時間遊べるゲームという提供は最近ではクリエーター系のゲームに特化している印象があります。今後は自分たちが何でも出来るというゲーム性に特化していくゲームが増えてくるのかもしれません。まだ分かりませんが、昔のラキガキ王国?のような自分で作り上げた・・・とかそういうジャンルは未だに出てこないままです。
一方で、グラフィックの向上に伴ったゲームは未だ洋ゲーが強い傾向にあります。
ソシャゲはちゃんとお金を払えば強さを実感出来て楽しみがあるという意味では投げ売りとかが未だに大手でやっているので、コンシューマーゲーム業界よりもマシだと思っています。
ただ、永遠にゲームが存続する間どれくらいのお金が必要なのか。そこまでの価値をちゃんと考えると理解できないものが多いというのも事実。一枚の絵に数十万つぎ込むならデザイナーに依頼して自分の思い通りのものを書いて欲しいと頼むほうが堅実なのでは?とも感じていました。それくらい他人に自慢する為の媒体が欲しいだけならね。
でも私は、コンシューマーの方が好きですし定価という範囲内で楽しむものとしてならこっちに分があると思ってます。
ただ、力の入れ具合がどこの娯楽業界はなんか間違ってるというか、グラフィックの強化とか意味不明な競争に足を踏み入れてるせいで予算がかかってるという泥沼化した社会なんじゃないかと思うんですけどね。
それよりもテンポや、倍速などユーザーが気楽に出来るシステムの提供とかもそういうのは欲しいです。せっかく高性能なハードだから改造や隠し要素みたいなのも欲しいですよね。
それではノシ
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