《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》優勝デッキは、伝統的なボルメテウス・ドラゴンシリーズに新たな力を加え、4色文明で登場しました。このカードは、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》に似た強力なシールド焼却効果に加え、ハイパーエナジーやCIP能力を持つことで、デッキ構築やプレイスタイルに多彩な可能性を提供します。
評価: ★★★★★
作成コスト: 2万~(相場は普通)
扱いやすさ: ★★★☆☆
回し方・戦術ガイド
基本戦術:多文明対応のボルメテウス、新たなフィニッシャー候補!
《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》デッキは、伝統的なボルメテウス・ドラゴンシリーズに新たな力を加え、4色文明で登場しました。このカードは、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》に似た強力なシールド焼却効果に加え、ハイパーエナジーやCIP能力を持つことで、デッキ構築やプレイスタイルに多彩な可能性を提供します。
優れたアドバンテージ獲得性能 登場時に相手の手札を1枚ランダムで破壊し、自分は1枚ドローする効果は、《ブレイン・タッチ》と同様の効果を発揮します。召喚の際に即座にアドバンテージを得られるこの能力は、特に長期戦において大きな役割を果たすでしょう。また、攻撃時のシールド焼却効果は相手の戦略を崩しながらも、自分の攻勢を加速させます。
フィニッシャーとしての可能性 コスト10のハイパーエナジー持ちであり、《チャラ・ルピア》や《希望と勝利の伝説》などのサポートを利用すれば、早期にフィールドに出すことも不可能ではありません。ただし、4色の文明を満たす必要があるため、序盤からの展開はやや難易度が高く、コントロールデッキにおける後半戦でのフィニッシャーとしての使用が最も現実的です。
高い汎用性とコンボ性能 《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》のようなドラゴンサポートとも相性が良く、踏み倒しの候補としても優秀です。さらに、攻撃時に相手のクリーチャーをシールド化できるため、邪魔なブロッカーを除去しつつ、シールド焼却を狙える点も魅力的です。
弱点克服と夢の能力 これまでのボルメテウスシリーズは、「コストが高く、召喚ターンの動きが乏しい」という弱点がありました。しかし、この《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は登場時の手札破壊効果や、攻撃時のクリーチャー除去能力により、これまでの弱点を補完し、まさに「夢のような」能力を持っています。
結論として、 《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》は、コントロールデッキにおける終盤の強力なフィニッシャーとして、非常に優れたクリーチャーです。高いアドバンテージ獲得力や多彩なサポートカードとの連携により、ボルメテウスシリーズの中でも特に強力な存在となっています。
相性の良いカード
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1. 《チャラ・ルピア》
- 効果: ドラゴンの召喚コストを軽減する。
- 理由: 《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》はコスト10と重いため、チャラ・ルピアのコスト軽減能力で早期召喚が狙えます。ハイパーエナジーを活かすためにも、召喚コストのサポートは非常に重要です。
2. 《希望と勝利の伝説》
- 効果: 「ボルメテウス」クリーチャーを手札や墓地から踏み倒す。
- 理由: このカードで《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を直接場に出すことができるため、通常の4色文明を揃える手間を省けます。これにより、デッキを無理に多色構築にする必要がなくなる点が非常に強力です。
3. 《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》
- 効果: ドラゴンを踏み倒す効果を持つ。
- 理由: ボルシャック系のカードはドラゴンサポートとして優秀です。このクリーチャーの効果で《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を直接出すことができるため、デッキの動きを加速させます。特にドラゴンを軸とした【連ドラ】デッキなどでは相性抜群です。
4. 《流星のガイアッシュ・カイザー》
- 効果: ハイパーエナジーを持つクリーチャーのコストを最大6軽減する。
- 理由: 《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の召喚コストを大幅に軽減できるため、実質4コストで出せるようになります。ハイパーエナジーを持つクリーチャー同士のコンボにより、デッキのパワーを最大限に引き出すことが可能です。
5. 《禁断機関 VV-8》
- 効果: ドラゴンのサポートと禁断の発動をサポートする。
- 理由: 《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の強力な攻撃力を補強し、試合を終盤に持っていくデッキ構築において、禁断カードを含めることで強力なエンドゲームを作り出せます。禁断クリーチャーを使った攻撃とシールド焼却のシナジーは非常に高いです。
6. 《永遠のリュウセイ・カイザー》
- 効果: 自身と同時に多くのドラゴンを展開する。
- 理由: ドラゴンを軸にした【連ドラ】デッキにおいて、強力なドラゴンを並べることで盤面を支配しやすくなります。《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》を早めに引き込んで盤面を固め、相手のリソースを削る戦術に貢献します。
7. 《Dの牢閣 メメント守神宮》
- 効果: ドラゴンの攻撃時にカードを引く能力や防御の補助。
- 理由: ドラゴンの攻撃時に発動する効果があるため、手札補充を行いながら攻撃力を高めることが可能です。《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の攻撃をサポートしつつ、デッキの防御力も高められる点が優秀です。
優勝デッキでの役割
大会優勝レベルのデッキ構築では、ザゼ・ゼーンは序盤から中盤にかけての盤面制圧力と、耐久力を活かした持久戦が評価されています。特に耐性付与が強力で、除去に対する耐久性を高めつつ、シールド操作を行い、連続的にカードアドバンテージを得るプレイスタイルが主流です。
対策と弱点
対策:
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シールド操作メタカード:
シールド追加に対するメタカードや、シールドを破壊する効果を持つカードで、ザゼ・ゼーンの効果を無効化するのが有効です。 -
速度の速いデッキ:
効果が発動する前に、速攻デッキや高火力デッキでゲームを決めるのも対策の一つです。相手の戦略が整う前に勝負を仕掛けることで、ザゼ・ゼーンの強みを発揮させないようにすることが可能です。
まとめ
これらのカードは、《ドリーム・ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》をデッキの中心に据えた場合に、その強力な効果を最大限に引き出すためのサポート役として非常に優れています。特にコスト軽減や踏み倒しのカードと組み合わせることで、重い召喚コストを無視して早期に盤面を制圧する戦術が可能となり、相手に対して圧倒的なアドバンテージを取ることができるでしょう。巧みに戦況を制圧していくことが勝利の鍵となります。