この記事ではFFTリメイク(イヴァリース クロニクルズ)のファンの間で話題となっているのが「暗黒騎士」と「たまねぎ剣士」という“PSP版限定ジョブ”の有無です。結論から言うと、本作には両ジョブは登場しません。その背景や仕様の違いを詳しく解説していきます。
FFTにおける暗黒騎士とたまねぎ戦士について
FFTリメイクには2つのモードが収録されています。FFTリメイクは「クラシックモード」と「エンハンスドモード」の2種を収録。前者はPS版を忠実に再現し、後者ではUI刷新やボイス追加、シナリオ加筆といった改善が施されている。しかし、追加ジョブやゲストキャラクター(バルフレア、ルッソ)、ムービー演出など、PSP版以降の要素は排除。ジョブ数はオリジナル準拠の約20種で、やり込み専用の上位ジョブは姿を消した。
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クラシックモード
PS版(1997年)を忠実に再現。UI・テンポ感・ジョブ数も当時のまま。 -
エンハンスドモード
UI刷新、フルボイス、シナリオ加筆などQoLを強化。だが追加ジョブやキャラは排除。
つまり、PSP版『獅子戦争』で追加された以下の要素は未収録です。
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暗黒騎士、たまねぎ剣士
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バルフレア、ルッソなどゲストキャラ
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サイドストーリー、フルムービー
ジョブ数はオリジナル基準の20種前後。ものまね士(Mime)は健在ですが、「やり込み専用ジョブ」は全てカットされています。
2. 暗黒騎士(Dark Knight)の仕様
暗黒騎士はPSP版で追加された高火力の剣士ジョブで、HPを消費して強力な範囲攻撃を繰り出すのが特徴。複数のジョブをマスターし、敵を20体以上撃破するなど厳しい条件を満たすことで解放できた職業でした。
PSP版での特徴
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攻撃スタイル:HPを消費して大ダメージを与える「闇の剣技」。
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習得条件:
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ナイトと黒魔道士をマスター(Lv.8以上)
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ユニットごとに敵を20体以上撃破
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条件達成後、酒場でジョブ解放(JP 6,900必要)
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強み:範囲殲滅力、サポート「ソードスピリット」による超火力。
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弱点:HP消費のリスク管理必須。
FFTリメイクでの扱い
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一般ユニットには存在せず
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ガフガリオンの固有ジョブ「Fell Knight」のみ残存
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「DLC追加を望む声」がXで多数(例:「2,000円で買う」など)
3. たまねぎ剣士(Onion Knight)の仕様
たまねぎ剣士は、マスターしたジョブ数に応じて能力が強化され、全ての武具を装備可能になる究極のやり込みジョブとして人気を博した。いずれもFFTリメイクではプレイアブル化されておらず、暗黒騎士に関しては固有キャラのガフガリオン専用ジョブとしてのみ登場する。
PSP版での特徴
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究極のやり込みジョブ
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ステータスは他ジョブのマスター数に応じて強化
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全装備を自由に扱える「万能性」
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習得条件:
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見習い戦士&アイテム士Lv.6以上
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さらに14ジョブマスター(ただしSquire・Chemist・Mime・Dark Knightは除外)
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強み:最終的には最強クラス。装備自由でロマン性大。
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弱み:アビリティがなく、成長には膨大な時間が必要。
FFTリメイクでの扱い
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完全未収録
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X上では「源氏シリーズをたまねぎ剣士に着せられない」といった嘆きが目立つ。
今後の展望
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DLCや大型アップデートでの追加余地は十分。
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FF14コラボのように「外部要素を逆輸入」する可能性も。
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現時点で公式発表はなし。ファンの要望次第で動くか?
総括
FFTリメイクは「名作ストーリー重視・オリジナル再現」を前面に押し出した作品。暗黒騎士やたまねぎ剣士のような“PSP版のやり込み要素”は削られていますが、そのぶん当時の難易度やバランスを懐かしめる内容です。
FFTリメイクは“ストーリー重視の名作再現”を前面に押し出し、PSP版でのやり込み要素は一部削ぎ落とされた形となった。暗黒騎士やたまねぎ剣士を期待していたプレイヤーには物足りないかもしれないが、その一方で「原点回帰」として評価する声もある。今後の追加要素やアップデートが注目されるのですが、2ジョブを使いたい人は獅子戦争を遊ぶのがおすすめかもしれませんね。