デュエル・マスターズの闇/火文明における注目株、『鬼ヶ伝双 VSジャオウガ』。コスト3でパワー7000、W・ブレイカーを持つ軽量ドリーム・クリーチャーながら、シールド操作や墓地回収、全体強化など多彩な役割をこなす万能カードです。序盤から中盤にかけてテンポを加速させ、鬼タイムや鬼エンドの効果で奇襲性の高い攻撃を展開可能。特に闇・火のスーサイド戦術やテンポ重視のデッキで真価を発揮し、プレイヤーの戦略に柔軟な選択肢を提供します。この記事では、《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》を軸にした優勝デッキレシピを徹底解説。
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鬼ヶ伝双 VSジャオウガとは
《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》は、「DM25-EX2」で登場した闇/火文明のドリーム・クリーチャー(デモニオ/鬼札王国)。コスト3でパワー7000・Wブレイカーを持ち、これまでのジャオウガ系統の中でも最軽量の一体として注目されています。
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シールド回収と手札補充によるテンポ調整
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鬼タイムによる全体強化と奇襲性能の向上
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墓地回収+踏み倒しによるリソース再利用
軽量かつ多機能という点で、序盤~中盤のテンポを作り出すカードとして非常に優秀です。闇・火文明特有のスーサイド戦術を支えながら、攻守両面で戦局を動かせる柔軟性を持ちますが、鬼タイムや鬼エンドの条件が実戦で機能するかという点では非常に疑問。
低コストの魅力がある反面、鬼札王国・デモニオという種族ラインの弱さ、そしてDMRゆえの採用制限が痛手となっています。
効果の詳細と実戦での使い方
自分のシールドを1つ手札に加えることができる効果で一見リスクのある行動ですが、「鬼タイム」発動のためにシールドを意図的に減らせる重要な手段。ただ特に【赤黒ジャオウガ】では、早期から鬼タイム条件(シールド合計6枚以下)を満たすことで、一気に攻撃態勢へ移行できますが能力はcipとして《福腹人形コダマンマ》のようなドロー兼アド回収にも似ており、ターン開始時の効果では《白鬼ギャラガ》のように継続的なリソース獲得を狙える点で補完はあり、火力は仕留めにかかるという点では少し弱めに感じます。
<鬼タイム>:全体強化とスピードアタッカー付与
鬼タイム中は、自分の闇・火クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を付与。つまり、盤面展開=即攻撃が可能となり、スレイヤーによる相手の除去圧も兼ね備えます。
この常在効果が強力で、相手の大型ブロッカーをスレイヤーで相打ちに持ち込めるなど、攻撃と除去を両立できる点が非常に優秀です。
実際のプレイでは、鬼タイムを発動させたタイミングで《百鬼の邪王門》や《鬼火と魍魎の決断》などの打点補助を絡め、短期決戦型のフィニッシュルートを狙うのが定番ムーブとなります。活かすのであれば実戦では、スーサイド戦術(自分のシールドを0にして逆転)を採用することで発動機会を意図的に作り、鬼エンドからの連続展開 → フィニッシュブローを狙うしかありません。
相性の良いカードとコンボ考察
| カード名 | 相性・シナジー解説 |
|---|---|
| 《福腹人形コダマンマ》 | シールド回収役として鬼タイム発動の補助に最適。低コスト展開と組み合わせて序盤から攻勢に。 |
| 《白鬼ギャラガ》 | ターン開始時のリソース補填役。鬼ヶ伝双の効果と噛み合い、手札を切らさず展開可能。 |
| 《百鬼の邪王門》 | 鬼エンドの墓地回収対象として最高クラス。攻防一体のスーサイド戦術を支える要。 |
| 《鬼火と魍魎の決断》 | シールド調整を能動的に行い、鬼タイム・鬼エンド発動を早める。Wブレイクの圧も強力。 |
| 《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》 | シールド0戦術のフィニッシャー。鬼ヶ伝双が墓地回収役としてサポート。連携で爆発力を発揮。 |
これらのカードを組み合わせることで、「自らシールドを削り、強化条件を整え、再展開で畳み掛ける」という闇・火デッキの王道展開が完成します。
特に《百鬼の邪王門》との組み合わせは安定性が高く、鬼ヶ伝双の存在が実質的な“リソース循環装置”となる点が評価されています。
まとめ
《鬼ヶ伝双 VSジャオウガ》は、単体でも十分に機能しながら、鬼タイム・鬼エンドの発動を自然にサポートできるデッキの潤滑油的存在ですが弱いかも。あえて使うなら、《百鬼の邪王門》や《一王二命三眼槍》といったスーサイド補助カードとの組み合わせです。
また、墓地からの回収を活かして《鬼寄せの術》や《ボルシャック・モモキングNEX》へと繋ぐ動きも可能。ただし、どのコンボも“このカードじゃなくていい”で終わってしまうのが正直なところで強いて言えば、闇/火デッキの「ジャオウガ名義サポート」枠としてのコレクション価値がメイン。
実用性ではなく、テーマ性とロマンを楽しむ方向での採用が現実的です。
特に【赤黒ジャオウガ】や【邪王門】デッキでは、
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シールド操作で条件を整え、
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鬼タイムで全体を即攻撃化、
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鬼エンドで墓地再利用&踏み倒し
という流れが非常にスムーズで、まさに「攻めの連鎖」を体現した1枚として活用して上げてほしいですね!